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平成初期の職場の話

こんにちは。
今回は少し、昔話しをさせて頂きます。
私が20代の頃勤めていたある会社のお話しです。

暇つぶし程度に読んで頂ければと思います

では、身バレしない程度に書かせて頂きます。
まず、私がこの会社に勤めていたのは平成の初期頃です。
事業所の人数は300人ほど、全国各地に支店、工場も数カ所あるような、そこそこの規模の企業でした。
私はここで約9年、正社員として働いていました。この会社で印象深かったことを書いていこうと思います

◎朝、ラジオ体操と変な冊子を読んでいた。
ラジオ体操をしたあと、各部署で冊子を当番制で読んでいました。なぜ変な冊子と言っているかと言いますと、自分の中になんの印象も残っていないから。今だに無駄な時間だったなと思います。今で言う自己啓発?のような文章だった気がします。

◎お茶くみと掃除当番があった
この習慣は、今の企業には無い気がしますが、いかがですか?
お昼にお茶を沸かし、事務所の人全員分のお茶を当番制で女性が入れます。
お掃除は朝30分早く出勤し、床掃除と、皆さんのデスクを拭きます、
そして夕方は皆さんのゴミ箱のゴミ集め。
もちろん無給です。

◎細かいことで注意を受ける
まず、少し髪を明るく染めると上司から呼び出され黒く戻すよう言われます。営業職などではなく、内勤です。他に私が注意されたことがあるのは、靴の音です。女性がはくパンプス、ありますよね?コツコツいうもの。
あれを履いたらうるさいと注意を受け、ヒールの無い靴を買うよう言われました。

◎お前馬鹿かと言われる
これは私にも責任があることなのですが、ミスをすると汚い言葉で罵られました。これは今の会社でもありそうですね。

◎結婚すると辞めないといけない
女性社員は結婚すると辞めないといけないという暗黙のルールがあり、女性は早い人で就職して3年くらいで辞めていってしまいます。これは今の企業ではあまり無い習慣かと思います。

記憶にある限り上記のことが印象に残っていますが
当時と今とで一番異なると感じる部分があります。

それは、メンタルに対する問題に関してです。
今の職場だと精神的に悩みがある場合、相談室や専門の部署がある会社も多いと思いますが当時はそもそもパワハラという言葉自体が存在せず、
上記に書いたような上司からのきつい言葉に傷ついても、職場内で相談できるような部署はなく、信頼できるリアルの友達に愚痴を聞いてもらうぐらいしかできなかったので、今は一応は相談できるところが会社内にあるのはうらやましいなと感じます

この会社に勤務し、私は結構メンタルが鍛えられたなと感じます。
どんな経験も自分自身を作り上げてくれるものと感じています

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。









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たまき@アラフィフ
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