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謝罪できるうちが華

人間に向いてないと指摘されるほど
人と向き合うことが下手くそなので
今まで数え切れない失敗をしてきた。

言葉遣いが荒かったり配慮に欠けて
無意識に大切な人を傷つけてしまう。
大切であればあるほど乱雑になって
優しさのつもりが切りつけてしまう。

病的、というよりは、病気なのだが
それは言い訳にしかならないと思う。
例え治療法のない遺伝子の問題でも
人を傷つけていい理由にはならない。

それでも幼少期の頃はまだ良かった。
傷つけてしまったら傷つきましたと
しっかり吊るし上げられていたので
ごめんねを踏み外すことはなかった。

許されようと許されまいと謝れれば
少しはうまく生きられるのだけれど
大人の世界では誰も教えてくれない。
傷つけて、傷つけて、傷つけてから
最後にさよならが告げられたりする。

残念な事に関係が深ければ深いほど
相手の我慢も繰り返されてしまって
もっとも良くない状況に陥りやすい。

過去一人一人の思い出が強力なので
ふとした瞬間に鮮明に蘇ったりする。

まだまだ悔しいくらいに愛している。
みっともない生きかたしかできない。
ごめんね。ごめんね。本当にごめん。

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