見出し画像

【ゆるやかな往復書簡】「言葉は身体は心は世界」2版増刷に寄せて

2ヶ月前、1年ぶりに帰省していた島根で、瀧瀬さんから連絡を受け取った。
昨年出版された瀧瀬さんの著作「言葉は身体は心は世界」の初版が完売間近で、2版には昨年対談させていただいた内容を追加収録するとのことだった。

瀧瀬さんと電話しながら見ていた実家のある小さな谷の風景

連絡から間もなく、対談の書き起こしテキストが受信ボックスに届き、思いがけず1年前の自分の言葉や、Chai Apothecaryを繊細な感性で紐解いてくださった瀧瀬さんの言葉にたくさんの気づきをいただいた。

私は当時(今も)色々な変化の中でChai Apothecaryのブランドをこれからどうすべきなのか、考えを巡らせていたのだが、はじまりと成り立ちを思い出すと、今まで頭でっかちに考えていた"こうすべき"と他者を羨んでつくられた"理想像"が打ち消されていった。

少しずつだけど、ね

フラジャイルな部分はあれど、有機的に構成されていったChai Apothecaryというブランドの、その輪郭をなぞる言葉が残されていることの尊さを思うと、瀧瀬さんの言葉の仕事への凄みと感謝が湧いてくる。

その言葉の数々…..私自身とChai Apothecaryの等身大の今までそこにあり、そして2年続いてきてこれからもしなやかな成長を遂げる生命力を携えた種と芽のような確かさ。もちろん、理想や努力をしていくことはたくさんあるけれど、それを思い出せたことはとても大きなことだった。

そんな2版目に収録される対談内容が、7/23(日)まで公開されているのでよかったらこちらからどうぞ!(瀧瀬さん、素敵な軌跡をありがとう!)

そして8月から出雲にある"本と珈琲のあるところ あわい堂"にて「言葉は身体は心は世界」2版の取り扱いが始まり、それを記念して秋に催しを。
詳細が決まりましたら、お知らせさせてください!


いいなと思ったら応援しよう!