≪イベントレポート≫3/28 SUN. 公開対話 Vol.3
We are Buddies代表の加藤愛梨です。なんだか、春ですねえ。春は、出会いと別れの時期。いつもならウジウジしてしまうところでも、春はなぜだか「えいっ!」と、変化に飛び込んでいく勇気が湧き出る人が多いような気がします。そんな流れなのか、うれしいことに、We are Buddiesへの問い合わせも増えてきているような気がします。
ではでは、第3回目のイベントの簡易レポートを書いていきます!今回は、このおふたりにご登壇いただきました!
ゲストご紹介
まずは、保護者代表の、古川はる香さん。フリーランスでライターとして働きながら、小2のひとり娘の子育てに奮闘中。子どもにさまざまな大人の価値観と接する機会を作りたいという思いから、地域活動にも参加。
続いては、バディ代表の、新居芹奈さん。国際基督教大学卒。 現在は、洋酒を取り扱う外資系メーカにてマーケティング/PR業務を担う。仕事柄、国籍や業種など、バックグラウンドの異なる人と関わることが多く、オープンな性格。2020年11月より小学2年生の女の子とBuddies実施中。
第1回目、第2回目のゲストは、We are Buddies立ち上げ初期のメンバーたちにお話を伺う時間でした。でも、初めてまだ日が浅いバディズにも話を聞いてみたい!という思いから、今回はスタートしてまだ半年以内の芹奈さんとレイちゃんについてのお話を伺うことにしました!
出会いは、化学反応?
芹奈さんとレイちゃんの共通項は、一人っ子であるところ。マッチングの際に、性格の相性などはそこまで考慮しないことも多いですが、このお二人に関しては、「あ、なんか合いそうな気がする…」という私の直感が働き、おつなぎしました。ありきたりな言葉ですが、自分の世界を持っていてマイペースなところが、なんだか似てるなぁ、と思った記憶があります。
はる香さんは、子育てをはじめてから、子どもに対する保護者からの影響力が大きいんだな…親が赤と言えば、赤!と思い込んでしまうような。なので、いろんな大人に触れてもらう機会を作ってこられたそうです。一方で、レイちゃんは少し慎重で、いきなり新しい環境にバーンと踏み込まないタイプなので、We are Buddiesは果たして合うのだろうか?という気持ちもあったけど、芹奈さんと最初に会ったときに、親でもちょっとびっくりするくらいのノリを見せていて、びっくりしたとか。(笑)化学反応って、ありますよね。
遠足前のワクワク感?!
こんな雰囲気ではじまった二人の関係性。どんな風に遊んでいるんでしょうか。
月に1度オフライン、その間にオンラインを挟むというテンプレートがベースになっているそう。普段の芹奈さんは、遊びに行く予定があっても、何して遊ぶかを直前に決めることが多いそうなのですが、レイちゃんは、事前に準備をしたいタイプらしい。先日一緒にクッキーをつくったそうなのですが、レイちゃんの希望で2回ほど事前にオンラインで打ち合わせをし、準備物を確認し、いざ当日を迎えたそうです。芹奈さんは、そんなレイちゃんの様子を見ていて、遠足や旅行の前日にとってもワクワクしながら準備をしていた昔の自分を思い出させてもらった感覚になったとか。大人になると忘れちゃう何かって、あるよなぁ。
母の知らない娘の一面
そんな芹奈とレイちゃんですが、お母さんの目にはどんな風に見えているのでしょうか。娘にこんな一面があったんだ、と感じることがすごくたくさんあるんです、と、はる香さん。レイちゃんは、時間が決まっている予定に関しては元々とてもゆっくりな性格だと思っていたけど、芹奈さんとの予定があるときは、「せりなさんと会うのが〇時だから、〇時には家をでなきゃいけなくて…」というように、自分の中で一生懸命時間を計算して、間に合うように準備をするそう。
他にも、色々な変化が。コロナが始まってから、あまり電車に乗りたがらなかったレイちゃんでしたが、芹奈と会うためには何も言わずに電車に乗ったり。彼女にとってのブレイクスルーのきっかけを芹奈さんが与えてくださっているんだな、と感じるそうです。
芹奈さんは、私(レイちゃん)の友達
We are Buddiesは、お子さんご本人が「参加したい!」といって参加するケースはまだほとんどなく、保護者の方から問い合わせをいただくことが大半です。お子さんに、We are Buddiesの説明をどこまでするかは難しいところでいつも臨機応変に説明の仕方を変えていますが、今日のお話を伺って、レイちゃんの場合は、「私は、芹奈さんという人に心を開くんだ。バディなんだ。」という意志を感じるように思いました。
はる香さんからみても、近いことを感じるそうで、普段レイちゃんが大人と接するときは「お母さんの友達」という認識をしている様子らしい。そんな中、芹奈さんのことは、「私の友達」と認識をしているらしいのです。
いつか、芹奈さんはあなたにとってどんな存在の人なの?という質問を投げかけてみたいなぁ。
力を抜いて関係性を築けるようになった
すごく楽しそうにレイちゃんとのことを語る芹奈さんですが、芹奈さんはご自身としてはどんなことを感じながらバディをやっているのでしょうか。
芹奈さんは、レイちゃんと関わるようになって、子ども大人関係なく、力を抜いて人との関係性を築けるようになったそう。全然バックグラウンドが違う人と話すときは少し構えてしまうことがあって歩み寄りを頑張りすぎてしまったりするけど、レイちゃんの前での自分のように自然体で関わった方が逆に仲良くなれるということに気づいたとか。この活動を通じて得させてもらっていることだなぁと感じるそうです。
次回予告・ご協力のお願い
今回もあっという間の1時間半でしたが、改めて、それぞれのバディズに、それぞれのストーリーがあり、そして掘れば掘るほど気づきや学びがでてくることに驚きでした。芹奈さん、はる香さん、ありがとうございました!
次回は、4/18(日)10時半~開催です!お見逃しなく。お申し込みはこちらからお願いします~!
また、活動に共感いただいた方、バディになる、子ども側として参加する、寄付をする という形で応援いただけましたら幸いです。個人の寄付は、キャンプライヤーというクラウドファンディングサービス経由で応援する、もしくはスポット寄付としてWe are Buddiesに振り込む の2つの方法があります。ご検討ください!
<お振込先>
三井住友銀行
渋谷駅前支店
普通 5226828
一般社団法人We are Buddies
長くなりましたが、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
We are Buddies 代表理事 加藤愛梨