投資を始めた日を振り返る
投資を始めて数年が経ちました。未だに退場せずに、なんとか投資を続けています。そんな私が、今まで、どのように投資と向き合ってきたのか、記しておこうと思います。きっと、振り返った時に、笑い話の一つにはなるかと思います。
2018年3月、妻に勧められて株式投資を始めることにしました。この時、ウルフ村田という人と、トンピンという人が、twitterを利用して、ニチダイという銘柄を話題にしていました。妻はその話題をキャッチし、ニチダイを買えば儲かるから買おうよ、と私に勧めてきたのです。当時の私は、正直なところ株についての知識が全くなく、妻の言葉を信じて、儲かるなら買おうか、程度に考えていました。そして、ニチダイの株価がかなり高騰している時に買い、その数日後には急落して約20万円程度の被害を被ったことを覚えています。その頃の私は、40万円から投資を始めることにしていたので、見事に資産が半額になってしまいました。
それから、株を買う事が非常に怖くなりました。わずか数日で40万→20万へと資産が減ったことのダメージが大きかったです。一ヵ月の給与を半分に減額されたようなイメージでした。
私は、負けないように、コツコツ20万から40万に戻すことを考えました。そのために、投資の足しになれば良いと、『株初心者』的な書籍をかなり読みました。そして、株をいつ買うのが良いのか、どの会社が今後伸びていくのか、といったことを学びました。理解を深めるために、その後も書籍を何冊も読みました。お金が勿体ないので、基本的には図書館で借りてきた本を読んでいましたが、図書館に無い本だったり、予約待ちで中々借りられない場合は購入しました。決算書の読み方であったり、経済のこと、人の心理的なこと、色々な書籍に目を通しました。
しかし、今になって覚えていることは何か、と問われると答えが難しいです。あまり覚えていないためです。感覚的な理解になってしまっていて、このここがポイントなんだよ、ということが言えないことに気がつきました。思えば、それが今も勝率が高くない理由なのかもしれません。
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