日記17 ビジネス本ってジャンルが嫌いだ
皆さんはビジネス本とか読みますか?
僕はたまに読みます。
皆さんはビジネス本は好きですか?
僕は嫌いです!
でもここでブラウザバックしないでほしい。なぜなら僕が書いているのだから……。
なんかビジネス本とかのジャンルって、分かりやすい利益を餌に売上伸ばそうとしてて気持ち悪い。ゴテゴテの下品な表紙だし。
徹底的に売上を伸ばしたいから遠目からでもわかるデカデカ文字表紙だし、『〜〜するだけで云々』『○○が9割』って感じの、それだけやれば成功できますよ〜みたいなキャッチフレーズだ。
さすがにビジネスだけあってマーケティングには拘ってる。
ひろゆきとかに赤スパ投げて解答もらったり、切り抜き見たりしてウンウン頷く人とか最近めっちゃ見る。たぶんそういう人は自分で頭使いたくないから、自分より頭いい人に指示をもらってそれに納得するんだろう。
なんか成功した人たちが書いた本をありがたがって読んで、「俺もビジネス本読んで成功者になるぞ!」って思って何冊も買っている人は、その時点で成功者たちの手の上で踊り狂ってるんじゃないか。
ビジネス本や自己啓発本とかのジャンルって、うまくやれば多くても4,5冊読めば十分だと思ってる。何冊も何冊も同じ分野の本を読む必要があるのは専門知識を付けるために、同じ事柄を違う視点から読んで理解する場合だけで、ビジネス本や自己啓発本といった、問題への向き合い方や志について書かれた本はそんなに読む必要ないだろう。
あまりうまいたとえが思いつかないけど、僕はビジネス本とかで得られるもの(知見と呼ぶことにする)と、専門的な知識や深い教養(知識と呼ぶ)ってのは、こんな感じの関係だと思ってる。
矢印はできることのすごさで、面積が大きいほどすごいことができる。
知見があると物事に対してすごいやる気とかはあるんだけど、知識が伴ってないから壁に当たりやすい。
知識があるといろんな事ができるんだけど、それをうまく生かす方法がわからない。
どっちも持ってたらめちゃめちゃすごいことができる!
知見は主人公のレベル、知識は武器や技の強さと言った感じかな。
で、ビジネス本とかで得られる知見って言うのは、自分の強さが変わらないうちはいくら本読んでも生かせないだろうし、やっぱいろんなことを知らないと駄目な感じがする。
こういう考えのもとで僕は教養ってのは大事だと思っているし、『一日一ページで身に着く~』とか、中田敦彦の動画のようなものは表面上の教養をなぞっているだけだとも思う。
だって、世界というのはそこまで解像度の低いものじゃない。僕らがどんより曇った空よりも、雨上がりの、割れた雲から差し込んでくる日射しの方が好きなのと同じ理由だ……。
でも残念ながら、役に立たない知識は全部無駄だ! なんて考えの人が結構いる。僕はそう思わない。目先の利益よりも自分が納得することを求める。
ビジネスってタグ付けたから多分この記事に目を通してくるビジネス好きの人は多いと思う。でもここまで読む人は少ないだろう。
でも、それでもいい。なぜなら、これは僕のカタルシスだから。
Dear my friends...
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?