dartのバージョンをasdfでプロジェクトごとに管理
プロジェクト単位でflutterのバージョンはfvmで管理しているが、dartのバージョンが管理できていなかったので試してみたかったasdfで管理を進めてみる。環境はMacBookです。
asdfとは
asdfは、多くのプログラミング言語やツールのバージョンを一元管理できるバージョンマネージャー。異なる言語やツールのバージョンをプロジェクトごとに設定・管理できるため、環境の整備が容易になります。また、複数の言語やツールをサポートしており、プラグインを追加することで様々な開発環境に対応可能ということでした。
実際の手順
まずはHomebrewでasdfをinstall。
$ brew install asdf
installしたら以下コマンドでバージョンを確認できます。
$ asdf --version
asdfにプラグインを追加。
$ asdf plugin add dart https://github.com/PatOConnor43/asdf-dart.git
以下コマンドで利用可能なdartのversionが閲覧できます。
$ asdf list all dart
利用したいdartのバージョンをinstall。
$ asdf install dart 2.19.6
installしたdartのバージョンは以下で確認できる。
$ asdf list dart
対象となるプロジェクトディレクトリに移動してローカルバージョンを以下コマンドで設定する。コマンドを実行すると、プロジェクトディレクトリに .tool-versions ファイルが作成され、指定したバージョンが記録される。
$ asdf local dart 2.19.6
![](https://assets.st-note.com/img/1724342060857-biKzPRLkwR.png)
正しく設定できていれば、以下のコマンドで設定したバージョンが表示される。
$ dart --version
まとめ
この手順に従えば、MacBook上でプロジェクトごとに異なるDartのバージョンを効率的に管理できます。asdfは、他のプログラミング言語やツールのバージョン管理にも対応しているため、さまざまなプロジェクトで活用できる便利なツールです。