料理人の腕次第
久しぶりの投稿。
書かない間に会った人に
最近なんで書かないんですかー!
と怒られたり、
ボタンホール屋のおっちゃんの回で
泣いた言われたり、
まぁ何はともあれ
見ていただいている事は嬉しい事で。
ありがとうございます。
気まぐれなので。
温かく見守りください。
近況について。
大変&ピンチな状況に変わりは
ないのだけれど、それでもどこか吹っ切れて
前に進んでみるか、えいやーと色々と
新しいことを仕込んでいる。
きっかけとなったのは、
最近よく営業に来てくれる
とある生地屋さん。
この人の提案してくれる
生地がなかなかに面白く、
この生地だったら、こう料理してみたいなー
ていう意欲と想像が湧いてきたのが
きっかけ。
この人は一言でセンスがいいんだろうな、
と思う。
営業のセンスとかではなく、
おもろいものをつくるセンス。
かれこれ20年近く
良いとされる生地を
使ってもきたし触ってもきたけれど、
でも気付いたのは
それがいいのかどうか最終的に
決めるのは使い手である。
人それぞれである。ということ。
肉嫌いの人に神戸牛食わせても
不快でしかない。
本当に面白いと思えるものを作るためには、
名前や産地、種類に囚われた素材選びをすると
可能性を狭めるとある日気付いた。
だから今は色々な実験をしてみたいと思う。
先述したセンスのいい営業マンのもってくる
生地は正に今の僕のツボをついてくる、
というわけである。
よく
素材を活かすも殺すも料理人の腕次第と
言われるが、服作りも一緒。
無限大の可能性を秘めている。
だからかー、
服作りは面白くて
やめられない。
杵築