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本棚を本気で作る その①

部長の小笠原は大の木材好き、木工好きです。
今回は自宅オフィスのデスク周りの本棚作りを紹介します。

1年ほど前から、贅沢にピーラー(米松の大径木)とスプルースを使った棚を自作して使っておりますが、なにせ素人仕事なので大分ガタがきているのと、デザインや使い勝手がとっても悪い。

そこで今回は、今持てる技術を注ぎ込んで渾身の本棚を作っていきます。

なんでも木質化クラブの活動報告とは少し脱線するのですが、温かい目で見守ってください。。。

当方、材木の流通業ですが、ホームセンターで材料買います。
本当は自社の商材とかお客さんからもらったりした材を使ったりしたいのですが、なんか悪いなというのと、3M/4Mをもらっても車に積めないので我慢しています。
ホームセンターで買うと原価知ってるので高いなーと思いながらも、そういった理由もあり致し方無し。おとなしく2Mの材を買い集めています。

今回の本気の本棚は赤松30x40とSPF1x4で作ります。
デザイン→材料調達→木取→加工→組み立て→塗装→納品まで全部自前でやります。
これが醍醐味ですよね。

デザインはこちら H1200xW830XT330の超大作

木工をすると幸福度が上がるという研究結果があるらしいですよ。
木工は場所、道具、時間が必要ですので、誰でも簡単には出来ないかもしれませんが、個人的にはめちゃんこおすすめです。

トリマーで溝加工完了、写真映りは良いですが精度や細部はいまいち。。。

今日はここまで終わりました。
次は裏面の溝加工と面取りですね。

しかし赤松というのはヤニが多く目細のとてもいい木ですね。
ねばりと加工性が優れています。
お気に入り材の一つです。
ちなみに今回の赤松はロシア産です。
色々と国として問題がありますが、ロシア産の赤松は素晴らしい良材です。
この材を取り扱う際にいつも、平和と国としての木材資源の在り方を思います。その話はまた、別の機会に。

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