Day84_消費のプロで販売の素人、そして作り手として・・・
どうも!180日後に起業する人です。
昨今の消費者が、消費・販売・制作においてどのように変化してきているかを少し考えたいと思います。
私たちは日々、様々な商品やサービスを消費しています。スマートフォンを片手に、電車の中でニュースをチェックし、お気に入りのコーヒーショップでラテを注文し、オンラインショッピングで新しい服を購入する。こうした日常的な消費行動を通じて、私たちは知らず知らずのうちに「消費のプロ」になっているのです。単純に消費機会が多いため、自然と磨かれているのだと思います(1個人の買い物に限り)。
消費者としてのプロフェッショナリズム
現代社会において、私たちは膨大な選択肢の中から最適な商品やサービスを選び取る能力を磨いてきました。口コミサイトやSNSでの評価を参考に、価格比較サイトで最安値を探し、さらにはポイント還元やクーポンを駆使して、より賢い買い物を心がけています。この消費者としての洗練された目利き力は、まさにプロフェッショナルと呼ぶにふさわしいものです。
販売の素人としての現実
しかし、いざ自分が何かを売ろうとすると、多くの人は戸惑いを感じます。例えば、メルカリのような個人間取引プラットフォームを利用する際、適切な価格設定や商品説明の書き方、魅力的な写真の撮り方など、販売のノウハウに乏しいことに気づくでしょう。
「使わなくなったものを少しでも高く売りたい」という気持ちと「安くて良いものを買いたい」という消費者心理のギャップに直面し、多くの人は販売において素人であることを痛感します。商品の価値を客観的に判断し、適切なマーケティングを実施していくことは、想像以上に難しいのです。
デジタルツールとAIがもたらす作り手としての可能性
一方で、近年のデジタルツールやAI技術の発展により、一般の人々が「作り手」として活動する機会が増えています。例えば・・・
動画制作:スマートフォンの高性能カメラとユーザーフレンドリーな編集アプリにより、プロ顔負けの動画コンテンツを作成できるようになりました。
音楽制作:DAWソフトウェアやAI作曲ツールの進化により、専門的な知識がなくても質の高い楽曲を生み出せるようになっています。
グラフィックデザイン:Canvaのようなツールを使えば、素人でもプロ並みのデザインを簡単に作成できます。
執筆:AIによる文章生成や校正支援により、より洗練された文章を書くことが可能になりました。
これらのツールやAI技術は、私たち一般人のクリエイティブな表現の質を飛躍的に向上させています。その結果、個人でも高品質なコンテンツを生み出し、発信することができるようになりました。
モノ消費からコト消費の先に
前から純粋にモノを買う消費ではなく、体験を買うコト消費が増えるというトレンドがあります。色んな体験の消費行動の先に何があるのでしょう。私自身は上記のテクノロジーの発展により、モノの制作・コトの制作がより市民権を得る世の中になるのではないかと考えています(というより、そうなった方が楽しく、発展していくのではないかという発想)。
そういったムーブメントを支える事業を作れればと考えております。
180日後に起業する人