Day89_海外に拠点を作る
どうも!180日後に起業する人です。
現在出張で1週間ほどシンガポールにいます。別件と絡めてですが、事業検討を進める中で、海外拠点を作ることが有効な打ち手となり得ると考えています。海外拠点の立ち上げについて考えたことが無かったので、シンガポールが候補の1つとして、つらつらと書きながら考えていきます。
海外拠点をなぜ立ち上げるのか
事業展開上、海外との取引が多くなることから、多通貨取引や税制面といった点で、優位な国を軸に取引スキームを検討する必要があるため。また、英語を軸としたコミュニケーションをスムースに進められる体制の構築のためです・・・
というのは、頭で考えた答えで、単純にチームが
海外展開に心躍る!!!
という理由が強いです。世界展開する前提の方が燃えるよねって話です。
シンガポール拠点立ち上げのメリット
日本と比較して、どういった面でメリットがあるかを探ってみました。
幾分かAIに力を借りています。
地理的差異
日本は東アジアに位置し、主にアジア太平洋地域との取引が中心。
シンガポールは東南アジアの中心に位置し、アジア全域へのアクセスが容易。
シンガポールの優位性
東南アジア、南アジア、中東へのアクセスが良好。
国際的な物流ハブとしての機能が充実。
言語環境の差異
日本では日本語が主要言語。
シンガポールでは英語が公用語の一つ。
シンガポールの優位性
英語を使用したグローバルビジネスがしやすい。
多言語環境(英語、中国語、マレー語、タミル語)により、多様な市場とのコミュニケーションが容易。
税制の差異
日本の法人税率は約30%(地方税含む)。
シンガポールの法人税率は17%。
シンガポールの優位性
低い法人税率。
多くの国との租税条約により、二重課税のリスクが低い。
自由貿易協定(FTA)の差異
日本もシンガポールも多くのFTAを締結しているが、シンガポールの方がより広範囲。
シンガポールの優位性
より多くの国・地域とのFTAネットワーク。
ASEANの一員として、ASEAN自由貿易地域(AFTA)の恩恵を受けられる。
金融システムの差異
日本は円建て取引が中心。
シンガポールは多通貨取引が一般的。
シンガポールの優位性
国際金融センターとしての地位。
多様な金融商品と為替取引の容易さ。
ビジネス文化の差異
日本は独自のビジネス慣習が強い。
シンガポールは国際的なビジネス慣行に近い。
シンガポールの優位性
グローバルスタンダードに近いビジネス文化。
多文化環境による柔軟性。
人材の差異
日本は同質なバックグラウンドで、察する能力の高い人材。
シンガポールは多様な国際人材。
シンガポールの優位性
高度なスキルを持つ国際的な人材プール。
多言語対応可能な人材の豊富さ。
これらの点から、シンガポールは特にグローバルビジネスの展開、アジア市場へのアクセス、国際的な人材の活用、そして効率的な税務戦略の面で優位性を持っていると言えます。ただし、高い人件費やシンガポール自体のマーケットの小ささを始め、ビジネスモデルや業界によっては、日本の方が適している場合もあるため、個別の状況に応じた詳細な分析が必要だと考えています。
とにかく今シンガポールにいる間に、不動産情報調査なども含め、現地の人や海外の仲間と話して、見識を深めていければと思います。
180日後に起業する人