やりがいの正体
〜何がしたいかわからない人へ〜
(Apple booksでも販売中)
今回筆をとったのは、私のこれまでの経験を通して、同じような人の役に立てば良いなと思ったからだ。
この世の中の状況は今こんな感じで、自分はこんな立ち位置にいる。
世間ではいろいろ言われているが、では今自分はいったい何をすべきなのか。
そういった哲学的思考に立ってみると、客観的に自分を見ることができるし、何か人生に問題が生じても冷静な視点で見ることができる。
現代は様々な情報が溢れ、いったい何が正解なのかわからなくなってしまっている。そんな中で「自分らしい生き方とは何か」「やりがいを感じたいが、どうすれば良いかわからない。」
自分もそうだ。そんな中で自分の信頼できる情報を得て、「やりがいとは何か」「どうすれば人生豊かになるか」そんなことのヒントを見つけてきた。
何かつらいことがあっても誰かのストーリーを聞くと参考になることもあるし、ネガティブになりがちな思考も、ネタとして物事をとらえることができたりする。
私は子育てに奮闘中の一児の父である。嫁とはまあ仲の良い方だと思うが正直出会えて良かったと思っている笑 子ども時代から今までのつらい経験を経て、「どうすればこの漠然とした不安はなくなるか」「どうすれば人生もっといきいきとたできるか。」こんなことを考えてきた。そして色んな情報を得たり、考えたり、行動する中でわかってきたことが多くある。否定され続けた子ども時代。
同じように漠然と人生に不安を抱いている方の一助になれば幸いだ。
ブラック企業
静岡から神奈川の大学に進学した。
正直、しがない大学生活を送っていたが、何を血迷ったか、家が近いという理由から実家に帰って地元の中小企業に入社してしまった。結構な人数受けていて、それで受かったのもすごいが、その会社がいわゆるブラック企業だった。
ロングのトラックで配管設備や住宅設備の業者(工事現場の人たち、職人さん等)に材料を配達するのであるが、これがかなりの力仕事のうえ人員が全然足りなくて一人でやらなければならないし、現場からの注文も何度も何度も同じ人からくるし、催促なんて日常茶飯事で本当にストレスがすごかった。
ぶっとい鉄管を肩に担いで持つし、時にはエアコンの室外機十数台を新築のアパートの入り口それぞれに設置するというのを一人でやって腰が砕けそうになった。その他、エコキュートのバカでかいのやパッケージエアコンといって業務用のエアコンの室外機も運んでいたし、水道継手は種類が多いが一人で点検しなければならず時間があるわけがない。疲れすぎて事故りそうになったことも何度かあるし、ケガもしそうになった。もちろんご飯を食う時間なんてないので走りながらおにぎりを食べるしかない。
要するに、仕事に対して人員も足りていないし設備も不十分だし、それらを会社側も整える気がない。やめると言ったら風当たりが強くなる。典型的なブラック企業だ。もちろん労働組合すらなかった。
いわゆるセールスドライバーという職種だが、配達するものがものだけに身体へのダメージは半端ではない。辞めていく人、社員の出入りが激しかったと後から知った。
そんなこともあり私は他の道を模索しはじめた。
ネットでいろいろ検索する日々で、
・不労所得!
・自動化!
・ネットで仕事場所を自由に!
そんなうたい文句にいろいろと惹かれて、ネットビジネスの世界に興味を持っていった。
しかし深入りすればするほどうさんくさいし、「この人すごいな」と思ってもどこかおかしい人ばかりだった。
そんな中でも信頼できる情報源を見つけられたことは、無駄ではなかったと思う。
そしてよくよく考えてみたんだけど、
別に俺って金をたくさん稼ぎたいわけじゃないし、ネットビジネスだってやりたいわけじゃないんだよなあ。そもそもパソコン全くわからんし。
「人生のやりがい」
だったり、ただ幸せになりたいだけなんだよなあ、と思った時に「これだこれ」
と思った。
全てを鵜呑みにするわけではないが、参考に情報を得ているし、それが今回のコロナの時も助かったというわけ。
現在は転職して、サラリーマンとして普通に働いているが、以前と比べればホワイト企業なので続けている。
その中で自分のやりがい、人生をもっと豊かにする方法を試行錯誤しながら暮らしているわけである。
別にこの人から情報を得ろ、ということではないがマスメディアに左右されないよう、自分なりに信頼できる情報源を見つけておくことは必要なのである。
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