DJ配信最適環境の考察(2/2)

続きになります。

webカメラの代わりに中華アクションカムを使う選択肢


以前ここでも紹介しましたが、webカメラを何年も使用していくとレンズ(CMOS?)周りがヤレてボヤける現象が発生するようで、HDR機能が搭載されているモデルならほとんど気にならないかとは思いますが、非搭載モデルは注意が必要です。
そこで広角かつ激しい動きにも対応できるアクションカムをwebカメラとして流用する方法です。若干投資額は高めになりますが、キャプチャーボードとセットで購入で2万円以内で長期に渡って使うことを考えたらまあ妥当な投資かと。

キャプチャーボードとセットで使用する場合の注意点として、アクションカムがHDMI出力にしているかどうかになりますが、似非画質(HD解像度アプコン)のアクションカムを掴んだことがないので画質の変化はわかりませんが、出力は基本的に1920x1080/60fpsの出力となります。また中華製で揃えた場合、画質無調整で使用の際はやや黒みがかった色調になるため、使用前に調整が必要になることがあります。

音割れ対策としてフリーソフトの活用を

といっても割れ音源の話ではなく、OBSにDJの音を入れるときの音量対策の話になります。
稀にTRIM等の音量設定ミスで過大に音が出力が出てしまうことがあります。
その対策で「ある程度」音を軽減する対策としてOBS側でリミッターを設定しておきましょう。OBSは標準でリミッター機能は搭載されていますが、あまり賢くない上に細かい設定ができないので、外部のプラグインを活用します。
かがみん自体は普段有料プラグインを使用しているので、ここではClipShifterを取り上げます。
まず公式サイトに行って各OSに合わせたものをダウンロードしてインストール。前準備はたったこれだけです。
注意点は今どき32bit版Windowsは使ってる人はまずいないと思いますが、インストールの際x86版とx64版の選択間違いのみ気をつけてください。
やり方ですが、まず音声入力(マイク)項目を右クリックしてフィルターを選択。


+ボタンを押して「VST 2xプラグイン」を選択したらプルダウンメニュー内にClipShifter_() (内はx86かx64)と表示されるのでそちらを選択。

下に表示されてるのは普段かがみんが使ってるプラグインになります


以上で使えるようになります。
使い方ですが、基本的にいじらなくてもそのまま使用可なのですが、スレッショルド(Threshold)のEndの値だけ0dBではなく少しマイマス値に設定しておくのが良いかと思います。


In Gainは読んで字のごとく入力時のゲインです。
アウトゲイン(Out Gain)でOBS出力時の音量と音圧補正が可能です。ただし、上げすぎるとそこで割れてしまうので注意。

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