絶対に下げてはいけないもの、それは給与

給与は下げると、なかなか上げにくい。しかし、一度あげると下がりにくい。これが日本における一般的な給与の特徴である。

ボーナス等は変動するが、日本において基本給を下げるのは結構大変である。個人の同意が必要だったり、人事制度の改定などが必要であり、会社は勝手に給与を下げることはできない。日本は本当に労働者に優しい国で、とても保護的だ。

一方、年間の平均昇給率は2%くらいと、昇進でもしない限り、じわじわとしか上がらない。つまり、上げるためにも努力が結構必要だ。

給与は下げにくく、上げにくいものなのだ。だからこそ、よほど理由がない限り、給与は絶対に下げていけない!と強くいいたい。

かくいう私も、昔、転職時に給与を下げて転職したことがあった。社内のバランスとやらで、既存社員とのバランスを考慮しての低い給与を提示せざるを得なかった会社事情があったようだ。

その後、ずっと給与を下げてしまったことを、ひどく後悔していた。その既存社員が、結構ぐうたら系で、こんな人とのバランスのために給与下げられたの?みたいな気持ちになった。

結局、下げられたアピールを上司にし、かつ仕事の成果もガンガンだして、一年もたたないうちに昇進させてもらったので、すぐに溜飲は下がったが…

そう、どんな理由があろうと、給与引き下げに同意してはいけない!

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