冬用手袋再考会議。
帰ってきたのか、またすぐにやめるのか分らないというのが正直なところだが、何度目かのブログスタイルでの長文作成を再開しようと思い、つらつらと書き連ねて参ろうという次第である。
庭仕事や農作業など鋭利な道具を扱ったり草木や樹木や害虫などが相手になったりする作業でもない限りは、夏場は無頓着でもなんてことはなく、発汗があって多少滑りやベタつきが気になるとか、または素手では万が一の事故で怪我をする可能性があるけれども起こらないことのほうが多い、といった、もしかすると手袋を着用したほうが好ましいかもしれないと感じられる場面は多々あるものの、着用せずともやっていけることのほうが圧倒的に多い。ただ、冬場はそうも言っていられない。最悪の場合、指先がかじかんで思ったように動かせなくなるだけでなく、思いの外気温が下がってしまい手が全く動かなくなるということも想定され、それに起因した大怪我、または死亡事故が起こり得る。
昨冬はウォーキングやジョギングといった道具を使わない運動に留まっていたこともあってか、何とかかんとかユニクロやワークマンで売られている物の中から、厚すぎるもの、薄すぎるもの、様々試したり、またはホームセンターで売られている軍手を下履きにするなど、試行錯誤をする内に越せたが、手先が冷たくなりすぎて調子が悪くなることが多かったので来年(2024年)は最早ある程度割高でも登山用のガチの手袋を買うしかないという結論に至り、そして、遂に今年も冬用として設計された手袋でないとやっていけないと感じられる時期が訪れた。
検索すると、吟味するまでもなくモンベルが目につく。私はまだモンベルの有料会員ではないが、かまいたちさんの損をしたことを認めたくないから意地でもポイントカードを作らない人の漫才よろしく後悔しているくらいモンベル製品をそこそこ買っており、各々期待を裏切らなかったので、今回もモンベルの製品の中から選ぶことにした。ぶっちゃけ、数多あるメーカーの中からこれというのを選び出すのが面倒だという側面もあるが、モンベル決め打ちで選んでも考え抜かれたデザインに舌を巻くことが多いのは掛け値なしの事実である。
順に項目を見ていくと、なんと自転車用にデザインされたものがいくつかラインナップされており、近頃は自転車に乗ることがかなり増えてきたのでその中から選ぶことにした。ウインターとついている2種は厳冬期用とみて間違いなく、インシュレーテッドのほうは単語の意味としては『隔離された』だから外気を入れないみたいなイメージだろうということで、絶対的な防寒性能を重視し、アウターとしてはウインターインシュレーテッドサイクルグローブを選択。
これだけで足りるはずではあるが、洗い替え用途などでこれまでに購入した手袋を活用する為のインナーとして、また、昼間には日差しで暖かいような日の為に薄いものも検討した結果、吸汗拡散層としてはメリノウールグローブタッチとシャミースグローブを選択、その上の防風層としてウィンドストッパーライトトレッキンググローブを選択した。
更に、飛び道具的な斜め上の発想に思わず膝を打ったサイクルハンドウォーマーもおまけで購入。さて、どうなることやら。
つづく?