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【シェフィ】目指せ7000匹

『シェフィ』を皆様ご存知ですか?
「産めよ、増やせよ、地に満ちよ」をキャッチフレーズに、羊を増やす1人用カードゲームでございます。

愛嬌のある羊たちが様々な出来事イベントを経て、増えたり減ったりし、最終的には巨きな群れになる。そんな世界観です。

今回はそんな『シェフィ』のご紹介。私が好きなボードアナログゲーム。


◆ルール

・準備

アプリ版のゲーム開始画像

まず盤面はこんな様子。
イベントカードは22枚。手札は5枚で他は山札にします。
ひつじ山控えには「1」「3」「10」「30」「100」「300」「1000」匹単位ランクの羊カードが7枚ずつ。
最初はフィールドには「1」匹の羊が1枚だけ場札に出ていて、これを増やしていきます。
フィールドには最大で7枚まで並べられます。

・進行

手札のイベントカードを使って羊を増やしたり減らしたりします。
使った手札は一度 捨て札になります。手札は常に5枚ですが、山札がなくなると引けなくなります。山札も手札も全て使い切ったら、捨て札を切って再び山札にします。
これで1ラウンドです。
3ラウンドを経て可能な限り羊を増やすことを目指します。最大7000匹です。

ただし、毎ラウンド年末エンドまでに課題ノルマがあり、1年目には「10」、2年目には「100」、3年目には「1000」匹単位ランクの羊カードがフィールドにいないと翌年を迎えられずに敗けてしまいます。(ゲーム画面の右上にいる黒い羊が仮想敵として用意されています)
又、フィールドの羊カードが0枚になると即 敗けてしまいます。

ここまでがゲームの軽い紹介です。では次に登場するイベントカードの評価を並べていきます。ここからはシェフィを知っている人向けです。

出来事イベント

カードは全てで19種22枚。
恩恵メリット脅威デメリットで分類こそできますが、ゲーム上では全て「出来事イベント」で一括りしてあり、良し悪しを明確に寄り分けることはされていません。

ですので、評価をS+~E-の18段階で表していますが、「羊を増やすのに役立つ」ものを恩恵 「羊を増やす妨げになる」ものを脅威 とし、S~Bは恩恵寄り、C~Eは脅威寄りの評価をしています。
S優 A秀 B良 C悪 D凶悪 E極悪 が目安です。
※年ごとの評価は「対策ひつじ」で除いたり「牧羊犬」で流さずに使い、羊に与える評価です

・万能ひつじ S+

年次評価:1年目S+ / 2年目S+ / 3年目D-
通称「万能」

最高の支援役サポートで何でもできる。
以降に挙げる恩恵イベントの上位互換です。手札に相方が ありさえすれば何でもコピーできます。
同席する恩恵に依存こそしますが汎用性に長け、「対策」の相方にすれば1~2年目は ほぼ全ての脅威に対抗(※)できるイベントです。
それ以外にも本体でなく「万能」を身代わりに切ることで凌げたり、あと1枚足りない「出産」の嵩増しに充てたりと使い勝手は抜群。
ただし使い道が多いだけに「万能」を何に充てるかで戦略が変わってくるため、「万能」の扱いがこのゲームの鍵になることもしばしばある。お手軽に強いが最大能率フルポテンシャルを引き出せるかは確約されていない。
又、7000匹道程チャートでは最終3年目の必ず最後の3枚で使うため、他に一切 使い回せず、むしろ手札圧迫になるため邪魔です。3年目はできるだけ終盤に引きたい1枚。
※対抗:脅威に対して切るための方法論。1枚で成り立つ場合もあれば、複数枚で連携コンボして成り立つものがある

・対策ひつじ S+

年次評価:1年目S+ / 2年目S+ / 3年目A
通称「対策」

最強の防衛役ディフェンダーで対脅威の約半分はこの1枚で賄える このゲームのチートカード。
これの効果で全ての脅威を永続無効化し、「万能」と併せて3年間で最大5枚を取り除くことができます。
最大稼動で2年間で4枚を取り除いた場合、3年目は仕事がなくなるので前年よりも価値が相対的に低くなるが それで構いません。

・霊感 S-

年次評価:1年目S / 2年目S- / 3年目A+
最速の探索役サーチで、恩恵を最も強く使うための安定保障のイベント。
このカード自体の評価は実はそこまで高くないが、シェフィ界には「万能」「対策」の最高最強が在るため、伴ってこのカードも強いです。
「万能」「対策」と大きな脅威の内2枚が手札にあったら即「霊感」で3枚揃えるのが1~2年目のお手軽で強い盤石な手。「霊感」はこの2枚のために存在していると言ってもいいでしょう。
「霊感」が山札が枯れた際に出ると物悲しくなりますが、確率を倍にしてくれることが このカードの存在意義なので、山札デッキに在る時点で安全保障の仕事をしていると言えます。
「暴落」の羊と画が似ている。同個体か?

・増やせよ S

年次評価:1年目S+ / 2年目S- / 3年目A+
通称「増殖」

3頭立て(※)の起点で1年目の要。統率を除き、現状よりも格上ハイランクの羊を場に出せる唯一のイベント。
1年目に「30」匹を生むためには必須で、7000匹道程チャート上では ほぼ活用必須。特に1年目の序盤に欲しいです。
2年目以降は始動役スターターではなく対脅威の守備役タンクとして「疫病」受け「落石」受けに1枚差しで活きるので腐ることも少なく、痒いところに手が届く1枚。
※3頭立て:その場の最大単位ランクの羊が「3」「30」「300」の状態

・黄金の蹄 A-

年次評価:1年目A / 2年目A / 3年目D-
通称「黄金」

1年目には「繁栄」か「地満」と連携コンボ運用することが強く、どちらを相方に選ぶかで手が変わるため対抗する脅威によって使い分ける必要があります。
基本的には「繁栄」と組んで使うことになるイベント。格上げランクアップの手段の片割れの1枚。
3年目は「万能」「繁栄」と同様の理由で邪魔になります。

・産めよx3 A+

年次評価:1年目A+ / 2年目A+ / 3年目A+
通称「出産」

格上げランクアップの手段の片割れ。
毎年2枚は攻略に回すことになるので対抗手に割けるのは1枚。この1枚で「雷」を羊肉マトン(※)受けするのが主な仕事。3頭立ての場合は「狼」を これで受けることもできます。(これは「繁栄」「黄金」と同じ要領)
苦しい使い方ですが「万能」と併せると その場を凌ぐこともできるので、枚数に任せた継戦手段にもなります。
羊肉マトン:その場の最大単位ランクの羊。羊肉マトン受け はいわゆる体力ライフ受け

・地に満ちよ A

年次評価:1年目S+ / 2年目S / 3年目B
通称「地満チミチ

基本的に守備役タンク仔羊肉ラム受け(※)製造機として3年間 働きます。
隕石メテオ」「嵐」「石」等の枚数破壊に強く、「疫病」に滅法 弱い。
あくまで仔羊肉ラム受けが仕事なので、羊肉マトンが要る「雷」「狼」の相手はできません。又、「暴落」「過密」が現れる前は切るか一旦 悩みましょう。
切る時機によって仕事の成果が大きくかわるイベントです。活かせるように立ち回りましょう。活かせない場合はC級性能に落ちます。
攻略用の進化羊として1年目に「増殖」が機能しなくなった代わりに使うことも一応あります。
仔羊肉ラム:現状の最大単位ランクでない羊。仔羊肉ラムは いわゆるデコイ受け。
画は7枚どころじゃない。

・牧羊犬 A

年次評価:1年目A / 2年目A / 3年目A
通称「犬」「牧羊」

防衛ディフェンスの副官。このイベント自体は決して弱くはないですが最強の「対策」がいるので劣化になってしまいました。
最終年度だけは「対策」と全く同じ立場で働けますが、1~2年目にちゃんと「対策」が仕事をしていると そもそも働き口が少ないこともあります。
劣化ではあるものの、「対策」も「霊感」も手元にない時には立派な強い受け手なので侮ってはいけません。
対抗する脅威に選択肢がある場合は(大きい脅威は「対策」の仕事なので)中程度の脅威…「疫病」や「狼」を相手にできると良でしょう。「毎年 狼を犬で追い返してる」なんてことも ざらにあります。

・繁栄 B

年次評価:1年目B / 2年目B / 3年目D-
ほぼ「黄金」と一緒に使うことになるイベント。格上げランクアップの手段の片割れの1枚。
対抗手としては1年目は「地満」の劣化になりがちで、3年目は「万能」「黄金」と同様の理由で邪魔になります。輝けるとしたら「地満」不在の1年目の「隕石メテオ」受けか、2年目に「万能」と併せて脅威を2枚以上 受ける際に用います。あとは1頭立て(※)の際には「雷」を、3頭立ての際には「狼」を羊肉マトン受けできる場合があります。
対抗としての汎用性は低いですが、羊の単位ランク上げには必要になってくるため、仕事がおよそ決まっているイベント。
※1頭立て:その場の最大単位ランクの羊が「1」「10」「100」の状態
画の右上の黒い塊はもしかして黒い羊の軍…?

・統率x2 B-

年次評価:1年目B- / 2年目B- / 3年目B-
このゲームの関門になるイベント。攻略のためには格上げランクアップが必須だが、その格上げランクアップには「統率」が要るため、このイベントは「必ず通らないと達成クリアができない」必需品となっています。(例外として「1」→「3」は「増殖」で跳ばせるため、最初だけは役目を代わることもできる)
が、効果が どの脅威にも対応できないため、対抗札としての性能は全くありません。強いて挙げるなら格上げランクアップついでに「暴落」「過密」を空かすことはできます。
準備ができていない時に手札に舞い込むと手札圧迫のお荷物になりますが、攻略必須なのでこのカードを抱えたまま走ることになり苦しい局面を作ってくれます。いっそ邪魔。捨てられるなら捨てたい。
シェフィ界のお姫様。

・落石 C+

年次評価:1年目C+ / 2年目C+ / 3年目C+
通称「石」

常にちょっと邪魔な脅威。脅威度そのものが小さく、軽視しても然程 問題になりません。対抗手が決まっておらず、何かのついでに受けれることが殆どなので、ちゃんと見ていれば特に脅威にはなりません。
ただし、捌いた脅威を数えておらず完全に忘れて年度の最後を羊肉マトン1枚で迎えると「石」を受けれずに詰むこともあります。視野には必ず入れておくこと。
局面によっては「あ、1スロット空けたい」時に使えたりして、なんなら恩恵寄り。
おまえ石と一緒に落ちてないか?

・メテオ C

年次評価:1年目E / 2年目X / 3年目X
通称「隕石メテオ

受ければ勝手に消える珍しい脅威。脅威度そのものは大きいですが、この自動消滅のおかげで総合評価では然程の脅威になりません。
が、この自動消滅のせいで「破滅シェフィオン」と違い「対策」で札受けする正当性がないため、「対策」を切るべきでない脅威でもあります。
そのため受け手が狭く、基本は1年目の「地満」で受けるのが正攻法。仕方なく「霊感」で「地満」を呼ぶこともあり●●です。最悪「繁栄」で受ける破目になりますが これは後に響きます。
「地満」の評価が1年目に高い理由はほぼ「隕石メテオ」(と「嵐」)の存在に由来します。
この隕石の当たり方からして星が砕けると思うが、羊だけで済んでいる不思議。

・過密 D+

年次評価:1年目D+ / 2年目D+ / 3年目D+
「統率」直後に現れると楽に受けられる1枚。受ける というより羊1枚の状況だと実質 効果なしで流せる が正しい。
1年目の初期手札に「過密」がいたらまず無手で切ります。
未出現では羊展開を躊躇わせる効果があるので、少し邪魔。対抗手段を残しつつ立ち回りましょう。
無手で流せる以上は「犬」を使うのも勿体ないので、可能な限り羊が少ない状況で捌くことを心掛けてください。

・暴落 D+

年次評価:1年目D+ / 2年目D+ / 3年目D+
「統率」直後に現れると楽に受けられる1枚。捌き方は「過密」と全く同じ。
全く同じ……ですが、「過密」は羊2枚までは無害なのに比べ「暴落」を無害で流すには羊1枚でないとなりません。この1枚の差があるのでほんの少しだけ「暴落」の方が脅威度が高いです。
逆に、無理矢理「地満」の大量仔羊肉ラム受けができるのは「過密」よりも緩い点です。安い仔羊肉ラムの叩き売り。もしかして画に呆然と映ってる羊は株で失敗したのかもしれない。

・狼 D

年次評価:1年目D / 2年目D / 3年目D
対抗手を用意しておかないと中々に邪魔なイベント。
ただし対抗する方法論は多いので「狼」捌きは このゲームの醍醐味と私は思います(私見)
大きな脅威は「対策」で消してしまい、小さい脅威は ついでで受けられるか無手で流されますが、狼は必ず対抗する必要がありつつ「対策」を割くほどの脅威度ではないからです。
丁度「犬」で相手にすると良い力関係です。「犬」以外で対抗する方法も いくつかあります。対抗アンチで紹介します。
画では1頭ですが、どうやら群れらしい。

・疫病 D-

年次評価:1年目D- / 2年目D- / 3年目D-
対抗手を用意しておかないと「狼」以上に邪魔なイベント。
羊で受けることはできますが、1種類では受けが成立しないので仔羊肉ラム1枚で受けるのが最良です。そのため「増殖」の2年目以降の相手は これになるのが専らです。
「狼」による格下げランクダウンで生まれた仔羊肉ラムで「疫病」を受ける といった「脅威同士で相殺」する対抗することもできます。脅威で脅威を受けられる珍しい手です。
技巧テクニカルな対抗手段こそありますが、基本的には無害で済ませることが難しい大きな脅威なので「対策」で優先的に消しても構いません。
このシェフィ界において嫌に画が惨い。

・嵐 E+

年次評価:1年目E+ / 2年目E+ / 3年目E+
純粋に脅威度が大きいイベント。
「対策」しない場合、3年間で羊6枚を飛ばされるため「隕石メテオ」よりも脅威になります。
幸い「地満」を全力投下できれば「隕石メテオ」と「嵐」を完封できるので、最大活用をするなら これがおすすめ。
ただ世界にいるだけでも とても大きな不安を生む脅威なので、優先的に「対策」した方が良いでしょう。

・落雷 E

年次評価:1年目E / 2年目E / 3年目E
通称「雷」

解りやすく大きな脅威。羊肉マトンを直に狙ってくるため、羊で受ける場合は対抗枠に割いた「出産」を切ることになる。
1頭立ての場合に限り「繁栄」「黄金」で揃った4枚中1枚を「雷」に捧げるのも可。
これらが最小の被害の抑え方。
大きい実害を生む可能性が高いだけに「破滅シェフィオン」と同等の対処を心掛けて差し支えありません。「対策」する最優先イベントの1枚。
雷かと思いきや、雲がないので羊が放電している気がする。

・シェフィオン E-(C-)

年次評価:1年目E- / 2年目E- / 3年目E-
通称「破滅シェフィオン

正体不明の怪物。よくわからんが死ぬ。
「対策」「犬」での札受けのみが対抗手段になります。羊で受けられないので「破滅シェフィオン」の脅威を実感できる場面は まぁありません。
受ける破目になれば即死なので当然 脅威度は最悪(E-)ですが、戦略上は「破滅シェフィオンは受けない」前提で組みますので実質の評価はC-程度です。
どうせ羊で受けないのですから、札の巡り方次第では「対策」を1年目に他の大きな脅威を先に潰し、「破滅シェフィオン」は「犬」で流して2年目に「対策」するでも良いと思います。この様に、他の大きな脅威にも「対策」を切ることを考えると実質 効果なしのイベントとも言えます。
効果そのものより対抗手段(「対策」「霊感」「犬」)が舞い込むまで手札圧迫することの方が脅威と言えるでしょう。
悪魔の壁デモンズウォール

攻略チャート

では次に7000匹攻略の道程チャートを説いていきます。
とは言っても、これにおいて必要なことは3つしかありません。

・増えよ

このゲームは羊の格上げランクアップ手段が2つしかありません。
「増殖」と「統率」です。
上の羊肉マトンを得る方法が この2つしかなく、片方の「増殖」は1年目の始動役スターター機能しかありません。
ですので このゲームは必ず「統率」を使わねばなりません。これは仕方のないことです。
毎年2格上げランクアップ課題ノルマに強いられるゲームですので、統率2枚は無駄にできず、そんな無駄を解消できる「増殖」は1年目の要と言えます。
1年目には「増殖」で出した「3」羊で始める。これを大事にしてください。ゲームテンポが楽になり、余裕が違います。(地道に「1」からはじめても7000匹達成クリアは可能ですが、安定感が違います)
1年目の早期に「増殖」が出なければ「霊感」を切って構いません。それもなければ「犬」や「対策」で脅威を除きつつ手札を回して とにかく引いてください。
「増殖」を引くまでは耐久戦です。「増殖」にはそれくらいの価値があります。

・栄えよ

7000匹達成クリアのためには3年目に「1000」羊と「万能バン」「繁栄エイ」「黄金ゴン」が必達になります。
「繁栄」化「万能」と「繁栄」本体で「300」匹を6枚にし、「黄金」で一斉に格上げランクアップして7000匹にします。
7000匹を揃える方法が唯一これしかありません。
「1000」羊が生まれる前に この3枚が手札に揃ってしまうと、事実上 手札が2枚しかない状況で回さなければなりません。逆に「1000」羊がいるのに「万能+繁栄+黄金バンエイゴン」が揃ってない場合は耐久戦に入ります。
早く出ても邪魔、遅く出ても困る、ということです。
ですので3年目の これら3枚は正直 下手な脅威より邪悪ですが、受け容れてください。

・抗えよ

羊を増やすゲームですので、減らす存在――脅威には気を付けねばなりません。(脅威への対抗手段はいくつかありますが、具体的な方法論は後述する対抗アンチで紹介します)
先ず、脅威9枚のどれを捌いたか は常に記憶してください。
捌き忘れがあると、最悪 羊肉マトン1枚と「石」が最後に対面して敗けます。
脅威を捌く上で重要なのが「対策」で、このイベントの良いところは「以降その脅威は考えなくて良い」点にあります。
「万能」と併せて1年目から2枚を消せるので、「破滅シェフィオン」を筆頭に大きな脅威である「雷」「嵐」を優先的に取り除くのがいいでしょう。
これらの大きな脅威と鉢合わせたら一網打尽にするのが望ましいので、「霊感」を使っても「万能」「対策」を呼び出し消しましょう。
隕石メテオ」の自動消滅と「犬」と合わせて4枚が流せれば厄介な脅威は「狼」「疫病」だけになります。「狼」以下の脅威度のイベントは被害なしに抑え込むことができるので、盤状況で捌くようにします。
どの対抗手段で どの脅威を捌くか、を身に着けてください。
そのために連携コンボは憶えておくと良いでしょう。知識は武器です。

対抗アンチ

「脅威を受けるため」の対抗手段は大別すると、「対策」「犬」の札受けと場の羊で凌ぐ羊受けと無手受け に分かれます。
更に羊受けは複数枚から成る防御連携ブロックコンボと1枚のイベントで解決できる対抗札があります。
札受けでも羊受けでもないのが無手受け で「暴落」「過密」のみこれが可能です。
それぞれ脅威ごとに羊受けを紹介します。

・「対策」の使い方

個々の対抗手段に前に覚えてほしいのが「対策」の使い方です。これは汎用的に使える手なので、切れる状況であれば常に成立します。問題は切る対象を選ぶことが重要です。間違った対象に切ると、残った大きな脅威を受けられなくなります。
「対策」は基本は「破滅シェフィオン」「雷」「嵐」を2年間で取り除くのに使います。「万能」と合わせて4回の「対策」機会があるので、上記3つの大きな脅威と対峙した際には4回の機会を使うと良いでしょう。
対峙場面を作るために「霊感」を使うつもりで構えておけば機会が増えます。
4回で3枚を取り除ければいいので、1回は「万能」が余ります。その「万能」は他に充てるか、余裕があれば「疫病」まで取り除いてください。
「狼」以下の脅威は無害で受けられる脅威なので、「疫病」まで消せればあとは羊の天下です。
まぁ「犬」もいますし3年目も「対策」が余ります。「疫病」にはそこまで固執しなくてもいいでしょう。

・対 雷

「雷」は羊での受け方が2つしかありません。
①出産
羊肉マトンを1枚 捧げて凌ぎます。「出産」が1枚も無駄にできない時には「出産」化「万能」も覚悟しましょう。
②繁栄+黄金
1頭立ての場合にのみ受けが成立します。
「繁栄+黄金」で「10」「10」「10」「10」が生まれた際、1枚は「統率」しなくても「30」に格上げランクアップができます。この余っている1枚を「雷」に捧げます。
これらの受け方はどちらも「統率」の準備に要る「出産」か「繁栄+黄金」を一部 削られます。「雷」が大きな脅威である理由です。

・対 嵐
「嵐」は対抗手段が力技です。毎年「地満」で受けるのが基本となります。これだけです。
(「出産」や「繁栄」では基本は受かりません。これで受けると「統率」準備ができなくなります)
しかし「地満」自体は優秀ですが、その運用にはフィールドの問題が付き纏います。スロットは7つしかないため、仔羊肉ラムを用意したあとに「嵐」より先に「統率」の機運が高まってしまうと、用意した仔羊肉ラムが邪魔になり兼ねません。
ですので7枚で満たさず「1」「1」「1」+空枠4つ が汎用的なと「地満」展開しては良いのですが、これでは脅威の巡り方次第では足りません。
捌いた脅威は何か、残ってる脅威は何か、次第で呼び出す仔羊肉ラムの枚数を選んでください。

・対 疫病

一番 楽な受け方は①「増殖」で受けることですが、この受け方は2~3年目にしか使えません。1年目の「増殖」は防御役ブロッカーでなく始動役スターターですので、それしか手段がない という限りでなければ1年目は別の受け方をします。
②地満+嵐
手札に嵐と疫病が両方 見えている際に有効です。「1」を3枚 呼び出してどちらもを受けてしまえます。
他に受けたい脅威が手札に同席しているならその枚数と合わせてついでに受けてしまいましょう。空枠との相談にはなりますが。
③狼
脅威で脅威の対抗ができる珍しい連携コンボです。
「狼」により格下げランクダウンした羊は仔羊肉ラムとして「疫病」に捧げることができます。

・対 狼

「狼」以下は無害で受けることが可能な脅威です。
①3頭立て羊肉マトンで受け
「3」「3」「3」「3」を揃えてから「狼」を羊肉マトンで受け、「3」「3」「3」「1」を「統率」します。余った端肉で受ける一番 綺麗な受け方です。
②黄金
羊肉マトン2枚以上を用意し、「狼」を受けてから「黄金」でなかったことにできます。

以上が紹介できる対抗手段の色々です。
「暴落」「過密」は無害で流せる場面が結構あるので割愛、「石」は数え忘れさえしなければいくらでも受け様があるので割愛します。

これらの羊受けを駆使し、最期に「万能+繁栄+黄金バンエイゴン」を決めて7000匹達成クリアを目指してください。

◆紹介

カード版もありますがアプリもあります。
当記事で使った画像はアプリで撮ったものを使っています。


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