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歓待これくしょん-歓これ-



 皆さん、こんにちは。接待は受けたいと思ってるけど、いざ受けると向いてないな、と感じる木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 まあ、何と言いますか、基本的に誰だって、




 (´・∀・)」ちやほや

 されたいじゃないの。



 そーゆーモンです。その場の誰よりも偉い立場になって、周囲が気を遣ってくれて、チヤホヤされて、ワーワー騒がれて、キャーキャー言われたい。人間ってそーゆーモンじゃないですか。

 しかし、いざ接待を受ける身になってみると、案外、面白くない。これは人に依るのだとは思いますが、ワタクシは正直、




 (´・Д・)」接待を

 受けるのが苦手。




 ぶっちゃけ、面白くない。そもそもワタクシ、キャバクラとかも苦手で、




 (´・Д・)」手の内が透けて見える

 常套句の接待なんか楽しくない。



 食いたい物を食い、飲みたいモノを飲み、面白い事を言われて笑い、面白い事を言って笑ってもらう。そーゆー方が楽しい。
 つまり、ワタクシが話した内容がつまんなかったら、「つまんねえ」って言われる方が、ワタクシは楽しいのである。

 で。接待される立場に立たされるとわかるが、接待してくれてる人の話がつまらない場合、立場的には「つまらない」と言えるかも知れないが、




 (´・Д・)」意外と言えない。



 だって、一応こっちを喜ばせようとしてくれてる訳ですよ。それを「つまらない」って一蹴する訳にもいかないから、愛想笑いを浮かべるしかなくなる。

 キャバクラなんかでも、「客はこう言っておけば喜ぶ」という常套句が並べられているだけで、ワタクシ個人が楽しめる会話なんか出て来やしねえのだ。

 そう。歓待ってのは、相手が考える「楽しいこと」と、こっちの思う「楽しいこと」が一致しないとキツいのである。


 例えば、良かれと思って高級店に連れて来てもらったはいいけど、値段が高いばかりで味がイマイチ。こーゆー時に、「この店は失敗だったね」とお互いに思って、ちゃんと言える方が楽しいのである。

 つまり、歓待ってのは「気兼ね」って部分で引っ掛かると、まるで歓びを感じられない。

 少なくともワタクシみたいな庶民は、相手の奢りであっても値段は気にしてしまうし、美辞麗句で褒め称えられても、ワタクシ自身の自己肯定感が低いので、




 (´・Д・)」そんな
 思ってもいない事を
 並べ立てられても、
 嘘くせえとしか
 思えんのですわ。



 って、スンッと冷めてしまうのである。

 そもそも関西人なので、相手を褒める時は、上げて上げて上げて上げて、




 (´・Д・)」最後に落とす。



 ってのが基本になっているので、上げて上げて上げて、褒めたまま終わられると、むず痒くて気色悪いのである。

 むしろ、「コイツはダメな奴で〜」と下げに下げられた後、「でも、こーゆー良い所もあるんスよ」って最後に持ち上げられる方が気分も楽だ。

 更にワタクシの場合、接客業が長いので、立場的には、



 (´・Д・)」接待する側なのよ。


 だからどうにも、歓待を受ける側に立ってしまうと、素直に楽しめないのである。

 別に食いたい物に飢えてる訳でもないし、気を遣われると気を遣って気疲れするし、立場を気にすると会話も楽しめないし、もう帰りたいとか思っても帰れないし。

 そりゃワタクシだって、人並にはチヤホヤもされたいし、接待は受けたい。しかし、それは世間一般の漠然とした「モテたい!」と同じく、




 (´・Д・)」好きでもない
 相手ばかりから、沢山、
 しつこく言い寄られても

 迷惑なだけでしょ?



 って事なのである。つまり、ワタクシはチヤホヤされたいが、ワタクシが思ってる形でチヤホヤされたいのであり、いかにも接待ですよって歓待を受けても、むしろ楽しくないと言いたい訳だ。

 なお、接待と言うべきかどうかは難しい所だが、年始にツテで歓待を受けた訳である。いわゆる「お呼ばれ」とでも言えば良いのだろうか。

 タダ酒タダ飯で飯も酒も美味しく、会話も面白く、楽しい時間を過ごした訳だが、




 (´・Д・)」気が休まらない。


 と言うのも、ホスト(主人の意味で、ウェイウェイ言ってる方のホストではない)の方とは、ほぼ初対面なのである。なので、どんな会話を好むか、どんな話題がNGなのかを探りながらになってしまうのだ。

 わかりやすい話、どの野球チームのファンなのかで、地雷を踏む訳にはいかない。
 まあ、ワタクシは接客業が長いので、この辺はそこそこ出来る。



 最も困ったのは、素直に、

 歓待を受けて良いのか
 どうかがわからなかった


 って事である。


 接客業が長く、接待をする側の人間なので、接待されるのに慣れていない。落ち着かない。なおかつホストの方が年長だし、立場も上だし、呼ばれた身としても細々と動き回る方が気が楽なのである。



 (´・Д・)」かと言って、
 目上の人を前にして、
 目上の人に接待するのは、
 失礼に値するかも知れない。



 ここで、営業職などを多く経験していれば、どんな立ち回りをするのが正しいのかわかるのかも知れないが、ワタクシの知見のなさが露呈してしまう訳だ。
 酒は注いだ方がいいのだろうか。自分で自分の酒を注ぐのは良くないにしても、ホストの盃は注ぐべきか?いや、その状況にならないよう、飲むペースをホストより遅くすべきなのか?

 むむむ。



 (´・Д・)」目上の人から接待を受ける時って、どーゆー立ち回りをするのが正解なの?


 こっちが動き回るべき?それとも素直に接待を受けるべき?あるいは、6:4とか5:5みたいな黄金比率があったりするの?



 (´°Д°)」わからん。


 しかも、先方に手土産として、ワタクシが作った料理を持参した訳だが、

 この料理がギリギリ、先方の用意した料理と被りかけたから、なおのことヒヤヒヤものである。


 先方が用意していたもの→鶏胸肉のハム
 ワタクシが用意したもの→鶏腿肉の煮込


 先方が用意していたもの→じゃが芋のポテサラ
 ワタクシが用意したもの→里芋のポテトサラダ



 更には、用意しようかと迷ったけど、時間経過で味が落ちるから断念した料理に、じゃが麺のガレットもあったのだが、こちらはきんぴら風じゃが麺が用意されていて肝を冷やした。

 気心が知れた相手なら「被りまくりですねー!」って笑って誤魔化せるが、ほぼ初対面では気まずくもなろう。

 間違いなく楽しい時間ではあったのだが、酔い方も変だったし、色々と気疲れした事は否めない。


 さて。

 そんな訳だが、そろそろ本日の話のオチに行こうではないか。



 (´・Д・)」ワタクシに対する
 最高の接待はコレである。



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 なお、この先にはキャバクラに対する文句しか書かれてません。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。