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井の中の蛙、いずれ大海を知る者よ


 皆さん、こんにちは。空の青さを知る者、木賃ふくよし(芸名)です。
 はい。いきなりですが、諺にこんなのがあります。

 井の中の蛙、
 大海を知らず


 狭い自分の周囲だけ見て、自分が大物であると勘違いした馬鹿を、井戸の中しか知らないカエル、世間を大海に例えた秀逸な言葉ですね。
 これに、

 続きがあることを
 知っていますか?


 そう。コレです。


 井の中の蛙大海を知らず、
 されど、空の青さを知る。


 という素敵な続きがーーー、



 ねぇから。   (´・Д・)」、ペッ  そんなモン。



 これは近年になってから付け足された創作で、本来、そんな続きはありません。てか、井の中の蛙大海を知らず、という言葉が浸透している前提で、「でも、井戸から上を見上げて、空の青さや高さは知ってるんだよ…」という頭ン中が膿んでる女子とかが好きそうなポエムに仕上がってて吃驚です。
 現代語訳するとこんな感じです。


 あいつ、ヒョロガリしかいない、このクラスじゃ喧嘩自慢を謳ってるけど、体育会系の隣のクラスで喧嘩売ったらワンパンで倒されるレベルだよ。

 でもアイツ、、、

 喧嘩する事の虚しさを知ってるんだぜ、、、?




 (´・∀・)」 ぷふっ



 前後の話が繋がってなくて不自然に思わないのか? キミは? ン? とネチネチ問い詰めたいぐらいです。
 喧嘩の虚しさを知ってるなら、喧嘩自慢を謳ってんじゃねえ、って話で。ええ。


 逆に、漫画家の島本和彦先生は、この「井の中の蛙大海を知らず」に対し、



 「だが! 大海で通用しなかったとは

 一言も言っていない!!」



 確かに蛙は大海を知らなかったかも知れない、、、
 だが、通用しなかったとは言ってない!!
 大海を知らなかった蛙の中にも十分に大海に通用したやつはいたはずだ!
 それがそんな言葉のトリックにひっかかって どれだけの才能が潰されてきたことか!! 
 歴史の白いページを俺たちが切り開いて来ているのだ!!
 先人の腰の抜けた言動に惑わされるな!!!


 とド正論を突き返し、我々のハートを射抜きました。
 まあ、これに対し、



 残念ながらカエルは海水に入ると体から水分が出て死にます。



 という更なるド正論が来て死ぬほど笑いましたが。

 と。前振りが長くなってしまいましたが、今回の話題は、井の中の蛙大海を知らず、ではなく、「空の青さを知る」の方です。いや、マジで。ええ。はい。

 ワタクシ、コ ロナ騒ぎで24年ほど経営していたバーを廃業し、無職となりました。
 色々、思う所があったりなかったりで、無職のまま、約半年が過ぎました。

 ツイッターとか、このnoteにありがちな、




 「脱サラして、本当の自由を知った。

 敷かれたレールの上を歩くのは、もう嫌なんだ。

 FXと株で今では年収700万を超えました。興味ある人はDMください」



 っていう、ヘッダが青空と道の写真とか、


 クソみたいな
 プロフィールを
 書きそうなぐらいの
 身分になりました。



 なりましたが、そもそも独立起業からの廃業なので、元々好きに生きてきてたし、投資に走れるような資金があったら店を続けてるし、


 「敷かれたレールの上を歩くのは、もう嫌なんだ」


 なんてテンプレみたいな言葉を使ってる時点で、


 哀れなぐらい
 不自由よね。


 って思っちゃうんですが。ええ。
 まあ、かく言うワタクシも、生活費を弾き出すため、このnoteの記事(記事自体は毎日更新してるのでよろしくお願い致します)や、サポート


 Tシャツ販売、


 ネット・バーを毎日やってたりと、



 ちっとも自由にはなってないし、更に、貯金も売上もなくてジリ貧になっててフォロワーの皆様からの救援物資で食い繋いでいる状態な訳なんですが。ええ。


 しかし、そんなワタクシでも、廃業から半年。無職になって半年。家賃に追われる日々から解放されて半年。



 空の青さを
 知った気が
 するんです。


 星空の美しさを

 太陽のまばゆさを

 知った気がするのです。




 と言うのも、


 夕方17:00~翌5:00ぐらいまで、1日に12時間ぐらい店に拘束され、10年ぐらいまともに休みも取らず、年中無休で営業してた訳だから、


 青空も星空も
 まともに
 見たこと無かったわ。


 空ってホントに綺麗でびっくりする。


 (´・Д・)」 そんな訳で、店に縛られ、家賃の奴隷だった状態から解放されたので、もう少しだけ無職でいさせてください。お願いします。



 ※ この記事はすべて無料で読めますが、マジで生活費がヤバいので、投げ銭(¥100)とかサポートをお願いします。
 四月中には仕事を見つけるつもり(見つかれば)なので、給料が入る五月までの生活費を何とか、、、。

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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。