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バーニラ・バニラ・バニラ


 皆さん、こんにちは。ワタクシが先に知ったのは、甘い香りのバニラではなく、ウルトラマンに登場する赤色火焔怪獣バニラでした。木賃もくちんふくよし(芸名)です。

 (´・Д・)」 あの怪獣の味がするのか、、、? 怪獣って甘いの、、、?


 って思ってました。しかも、懐かしの「怪獣消しゴム」の中に「ニオイ消しゴム」ってバニラ? プリン? の甘い香りがするヤツがあったから余計に混乱した。
 ちなみに怪獣じゃなくてウルトラマンレオだったけど。
 ちなみに「ニオイ・消しゴム」であって、「ニオイ消し・ゴム」ではないのでご注意されたし。

 さて。そんな訳で、本日の本題。
 このnoteでも何度か言ってる気がするので、ご存知の方もいるかと思いますが、ワタクシは、あんまりハンバーガーが好きじゃないのである。いや、好きは好きなんだけど、他の好きな食べ物に比べると、あまり上位にはランキングされないってだけの話だ。

 ホットドッグやサンドイッチ、ホットサンドの方が好きだし、ハンバーガーを食べて、

 (´°Д°)」 何コレ美味い!!


 って感動した経験が少ない。
 また、高校生の頃、□ッテリアでバイトしてたのだが、時給が安い代わりにハンバーガーのタダ券を貰える為、毎日のように食って、食い過ぎてイヤになったって経緯もある。

 ちなみに、今となっては信じられないかも知れないが、かつてマクドナルドは、舶来のブランドで、オシャレで、若者のデートスポットになるような空間だった。

 田舎にはマクドナルドなんかなかったし、ワタクシが初めてマクドナルドに行ったのは、国内では二店舗目、そして関西一号店であり、京都一号店の藤井大丸店だったのだ。
 それまでにもハンバーガーなる食べ物は口にしていたが、どれもマクドナルドの本物ではなかった。
 だから、初めてマクドナルドに行った時はドキドキしたし、とうとう本物のハンバーガーを食えると期待に胸を躍らせていたのである。

 しかし、なんかこう、期待外れだった。

 (´・Д・)」 パンにハンバーガーを
 挟んだ以上の味がしなかったのだ。

 それまでに食った「食パンにハンバーグを挟んだ自作ハンバーガー」や、スーパーでラップでグルグル巻きにされたハンバーガーパン屋に売ってるハンバーガー状の惣菜パンなどのニセモノと大きく違いはしなかったのである。

 CMに出てくるような、ふかふかのバンズに、新鮮なレタス、肉厚でジューシーなパティのハンバーガーと違い、包装紙に圧迫されたバンズ、熱でくたくたになったレタス、薄っぺらくてパサパサのパティ。子供心に騙された気がしていた。マクドナルドに本物は存在していなかったのである。

 ワタクシがマイケル・ダグラスなら「一体こりゃ何だ!?」とマシンガンをブッ放していた事だろう。(フォーリングダウン参照)

 そんな思い出があるからだろうか。ワタクシはイマイチながら、ハンバーガーにそそられないし、ハンバーガーショップにも惹きつけられないのである。

 しかし、そんなワタクシでも、マクドナルドで好きな商品がある。
 チキンナゲット、ハッシュドポテト。次点でマフィン系だ。この3つは実によく出来た素晴らしい料理だと思う。
 そして、別格とも言えるほど大好きな商品がある。

 (´・Д・)」 シェイクだ。



 ↑  コレとか読んで頂ければ、ワタクシがいかにシェイクを愛しているかがご理解いただけると思う。
 単純に美味いってだけではない。
 ワタクシ自身に大食いの早食いの自覚はないが、500mlぐらいのドリンクなど秒で飲み干せるし、熱々でさえなければ、牛丼(並)を食うのに1分も要らないのである。←しかし、意識してないので、早食いしようとすると余計に時間が掛かる。
 コンビニのちっせえデザートなんて一口で食っちまう勢いなので、もっと食事を、料理を、味わいを楽しみたい。
 そうすると、単純に量を増やすしかないのだが、シェイクだけは特別だ。

 ストローで頑張って吸っても、簡単には減ってくれない。


 そして暴力的な甘さを緩和する冷たさ。
 頑張ってもなかなか吸えないまどろっこしさと、次第に溶けて飲みやすくなるインターフェイスがたまらない。
 そんな訳でワタクシはシェイク愛好家なのだが、先日、マイドナルドでシェイクを注文したら、妙な事が起きた。

 バニラシェイクを注文したはずなのに、



 (´°Д°)」 ほんのりと
 コーヒーの味がする。


 そして、なんだコレ?

 (´°∀°)」 めちゃくちゃウマい。


 何故そうなったかは不明だが、恐ろしく美味い。ワタクシが至上のデザートに挙げる1つはアフォガード(バニラアイスの上から熱々のエスプレッソ・コーヒーを掛けたもの)だが、かなりその味に近いのである。

 (´°Д°)」 アフォが!!



 (´・Д・)」 コレ商品化しろよ。

 一瞬でそう思ってしまったほどに美味い。
 ちなみに、モスバーガーには「コーヒーシェイク」があるが、こちらはコーヒー牛乳味。コレはコレで美味いが、アフォガード味ではない。

 なお、何故アフォガード味になったかは謎である。

 1.シェイクの注ぎ口が一箇所であるため、前のシェイクの味が混じった。
 2.何らかの手違いでコーヒーが混じった。

 考えられるのはこの2つが妥当だろう。
 しかし、1はマクドナルドにコーヒーシェイクはない。近いのはチョコレートシェイクになるだろうが、正直、全然違う味なので可能性は低い。
 もう一方の2の可能性はあるが、ワタクシがシェイクを買った店では、シェイクのサーバーとドリンクのサーバーが、まるで別の場所にあるため、オペレーションミスの可能性は極めて低いのである。

 そこに、興味深いリプライが届いた。
 マクドナルド店員さんから、時折、シェイクの原料が変質する事があり、購入者から「コーヒーのような味がする」という声をいただく事があるらしいのだ。

 なるほど。偶然の産物という可能性はある。確かに、傷んだ牛肉と熟成肉は似ているようで別物だ。一見安定したクォリティに見えても、搬送中の事故や保管上のトラブル、機械の不調がないとは言えない。
 偶然が重なって、たまたまコーヒー風味が出てしまった、という可能性だろう。
 それが正解なのかはわからないが、同じ店の同じ時間帯で、もう一度シェイクを注文したが、やはりコーヒーの味はしなかったのである。
 ちなみにワタクシは、ポットに入ったホットコーヒーの残りが、何かの間違いで混入した説を推したい。だって、味と香りがそれっぽかったんだもん。

 まあ、いずれにせよ偶然の産物だ。
 うむ。だが、もう一度あの味を飲みたい。そして、ただ偶然を待ち続けるのは性に合わないのだ。

 そしてワタクシは実行した。
 マクドナルドで、アイスコーヒーとバニラシェイクを注文し、混ぜたのである。

 (´・Д・)」 こ、これは、、、!?




 (´°∀°)」 激ウマ!!



 完璧な再現とは言えないが、かなり近い。そして美味い。
 手順は簡単。バニラシェイク(Mサイズ/¥200)に、アイスコーヒー(¥100)を30mlほど混ぜるだけ
である。

 (´°Д°)」 マジで美味い。


 コーヒー牛乳ではなく、アフォガードに近い。
 強いて言うなら、アイスコーヒーの氷が溶けると水っぽくなり、シェイクの理想的な硬さにならない。なので、次回はアイスコーヒーも氷抜きを注文したいところだ。また、アイスコーヒーには焦げた香りが足りないので、可能ならば、ホットコーヒーの底の方を冷まして混ぜたい。

 まあ、そこまでしなくとも、バニラシェイクにアイスコーヒーをちょいと混ぜるだけで激ウマなのである。(店内でやるのはちょっと恥ずかしいかも知れないが)
 しかも、シェイクだから5分ぐらいは楽しめて、計¥300という破格。

 それだけではない。

 なんと、


 シェイクを飲み干した後、甘ったるくなってしまった口内を、残ったアイスコーヒーでスッキリ出来るというアフターサービスまで付いているのだ!!

 (´・Д・)」 たった¥300で究極のシェイクを味わえるので、ぜひ皆さんもお試し頂きたい。

 ※ この記事はすべて無料で読めますが、皆さんからの投げ銭(¥100)が1つあると、1/3アフォガードシェイクに変わります。よろしくお願いします。
 なお、この先には、更なる進化を遂げたアフォガード味シェイクの可能性を追求している。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。