やる気スイッチはそんな所にない


 皆さん、こんにちは。やる気はあっても、やるとは限らない木賃ふくよし(芸名)です。
 はい。

 皆さん、やる気はありますかー!?

 出ない時はどうしてますかー!?


 ハッキリ言いますが、個人的な問題の1/3ぐらいは、やる気さえ起こせば解決します。
 仕事? 勉強? そんなモン、やる気さえ出れば、ほとんど片付くんです。
 大抵の物事は、着手した時点で30%まで進捗したようなモンです。
 そう。始める事が最初で最大の難関。
 わかりますか。物質の移動と同じで、初動が最も重い。電力の消費も起動が最も大きいのです。
 問題に対しての最大の問題は、着手する気力を湧かせるコト。

 ありませんか? 学校や職場に行くまでがツラい。行きたくない。やりたくない。働きたくない。
 しかし、いざ重い腰を上げて始めてさえしまえば、別に対して苦痛じゃない。そんなコトありませんか? そーゆーモンです。
 だから、物事は開始した時点で30%は終わったようなモンなんですよ。

 千里の道も一歩からなんて言いますが、一歩進めた時点で、三百里進んだようなモンです。残すは七百里ですが、テンションとモチベーションの維持さえ出来れば、六百里まではあっという間です。
 いいですか。このテンションとモチベーションの維持ってのが問題です。このテンションやモチベーションってのは、初動の際の気力の維持に過ぎません。
 要は、気の持ちようだけで六百里までは簡単に進めるのです。

 六百里から九百里までは、運だと言える。
 物事を進める上で、トラブルやアクシデントが発生する事はあるだろう。これが起きるか起きないかは運なのだ。
 この問題を解決できるか否かは、個人の能力や環境、時の運、時間、そして問題に立ち向かうやる気などが影響する。だから、達成し得るかどうかの25%ぐらいは、どうしても運に左右されるのだ。5%ぐらいの確率で、問題は一切起きない。
 最初から何をやっても、25%ぐらいはどうにもならない、という前提が必要なのである。


 ※ ちなみに残り百里は「仕上げ」であり、基本的にはブラッシュアップやチェックという単純作業になりがち。ここも「やる気」で補える。


 つまり、トータルの75%はやる気で解決しちゃう。


 そう。逆に言えば、どれだけ頑張っても25%は失敗する訳だ。これを念頭においてなけりゃ、失敗した時のダメージがデカい。しかし、25%も失敗するとわかった上で挑戦するってのは「やる気を出す」のが困難になる。

 1/4の確率で失敗する前提で、

 やる気を出すのは困難だ。


 そして、75%ってのは成功と失敗だけの話じゃない。成功の度合いにも関わる。
 25%の確率で失敗するだけじゃない。簡単な話、目標成績の75%って可能性もあるのだ。

 しかしそれでも、75%の成功や達成ってのは魅力だ。ギャンブルで言えば、賭け続けりゃ絶対に勝てる勝負なのだから。だからこそ、やる気を出せ、努力せよ、と人は宣うのだ。


 一か八かの賭けじゃない。

 七割五分の勝率を誇る
 努力という賭けなのである。


 つまり、やる気を制するものは、世界を制するとまでは言わんが、


 やる気を制すれば、75%は制覇できるのだ。



 だからこそ、世の中にはクソしょーもない自己啓発本が溢れている。このnoteにしたってそうだ。クソくだらない、当たり前のことしか書かれていない「成功の秘訣」みたいなフワッとした記事が高額で売られている。


 フワッとしてんのはお前らの脳ミソだけで充分だ。


 だがしかし、ワタクシは違う。簡潔にわかりやすく、無料でみんなのやる気をアップする方法を教えてしまうのである。太っ腹なのはリアルのウエストだけじゃない!
 どこかの塾だか何だかか、「やる気スイッチ」なんて言葉を使っているが、


 そんなモンを探すから
 やる気が出ないのである。


 やる気スイッチ? そんなモンがあるなら誰しも入れまくるわ。
 努力に対して、褒美という成果を用意する? 阿呆か。
 努力に対しての成果は成功だ。自分でご褒美を用意しなきゃならん時点でナンセンス。努力さえ報われたなら、それが褒美だ。他の褒美などいらぬ。

 やる気スイッチなどない。


 そんな万能なやる気スイッチなどないのだ。
 だが、ワタクシは教えよう。
 ほぼ万能に近いやる気スイッチの入れ方を、だ。


 今から、当たり前のことを言う。これを心して読み取れ。


 腹が減ったから食う。

 眠いから寝る。


 これがヒントだ。
 腹が減った。だから食事をすると言うスイッチを入れるのだ。
 眠いから寝る。これなんかもっと顕著だ。眠気が極度になれば、自動的に「寝るスイッチが入る」 あるいは「起きているスイッチが切れる」

 何を言ってるんだ? と、お思いの方も多いだろう。
 しかし、鬱だの何だのになったら、それさえも満足に出来ないんだぞ?
 「当たり前のこと」が出来ているのはスイッチのオン/オフが出来ているからだ。

 考えてもみろ。
 仕事をするにしても、机に向かう時の気持ち、上司と話す時の気持ち、客先と話す時の気持ちはすべて違う。
 授業を受けるにしても、好きな授業、嫌いな授業、テストの時も課題の時も同じ気持ちか?

 違う筈だ。そう。違うのだ。
 デスクワークスイッチと、営業スイッチは別だ。
 嫌いな授業スイッチとテストを受けるスイッチは違うのだ。


 これらをすべて
 「やる気スイッチ」
 なんて主電源で
 やろうとするから
 ブレーカーが落ちる。


 もうこれでわかっただろう。
 主電源による「やる気スイッチ」を入れようとするな。
 より小さく細かく「〇〇をやる気スイッチ」を入れるんだ。

 終わったら、ちゃんと切れ。お前の電力も電圧もはそんなに強くない。
 いいか。「朝起きるスイッチ」を入れるんだ。それが出来なきゃ、まず「布団から出るスイッチ」を入れてもいい。それも無理なら「とりあえず目を開けるスイッチ」を入れる。
 レポートを書く気が起きない? それなら「レポートを開くスイッチ」を入れろ。レポートを開く気も起きない? じゃ「PCの電源を入れるスイッチ」を入れろ。
 簡単だ。走れ。走れなきゃ歩け。歩けなきゃ這え。這えなきゃ助けを乞え。助けを乞えなきゃ声を上げろ。声を上げられなきゃ泣け。泣けないなら呻け。

 人間のエンジンはいきなりトップにゃ入らねえ。

 ギア以前に、暖機運転が必要かも知れない。エンジンがかかりにくい、寒い日もある。
 バッテリーは上がってないか?
 何なら、キックスターターで蹴り上げるか? キックがないなら、バイクみたいに押しがけしなきゃならない事だってある。


 やる気スイッチなんて入れようとするな。

 そんなモンはない。


 あるとすれば、「やる気スイッチ」を入れるための「やる気スイッチ」を入れるための「やる気スイッチ」を入れるための「やる気スイッチ」を入れるための、、、という積み重ねだ。

 どうか、これを読んだ皆さんの小さなやる気スイッチと、この記事に投げ銭したくなるスイッチが入りますように。



 ※ この記事は無料でここまで読めますが、皆さんが投げ銭したくなるスイッチを入れたので、どうか投げ銭(¥500)をお願いします。
 なお、この先には禁断の「強制的なやる気スイッチの入れ方」が書かれています。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。