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改善! オタク話術!!


 皆さん、こんにちは。吃るからオタクなのか、オタクだから吃るのか、どっちなんだろう? 木賃ふくよし(芸名)です。

 さて、早速ですが、


 以前こうすればモテるよ、的な話を書いたら割と好評だったので、それに近しい感じの記事を書いてしまおう、という助平根性で本日はお茶を濁したいと思います。はい。

 名付けて、


 改善! オタク話術!


 基本的に、オタクの持ってる話ってのは、だいたい面白いんですよ。

 鉄オタ、城オタ、アニオタ、声オタ、ミリオタ、ドルオタ、、、

 どんなジャンルでも、だいたい面白いのに、宝の持ち腐れと言うか、もったいない使い方をしてる人が多いんですね。もったいないオバケが出そうです。

 基本的に、笑いってのはピンポイントであればあるほど面白い。内輪ネタが面白いのがその証拠です。
 しかし、ピンポイントになればなるほど、わからない人には面白くも何ともない。

 要するに、オタクの会話はピンポイントなのである。

 通じる人には面白いけど、そうじゃない人には、そもそも何の話かわからない。だから、オタクの話はつまらないのである。

 はい。ここで「わかるように説明をすればいい」と思った人、だいたい間違えてます。

 オタクは必要な情報と、不必要な情報の区別がつかない。つかないからこそオタクなので、説明不足だったり、前置きが長すぎてつまらなかったりします。

 例を出しましょう。


 「あの『スペランカー』が、
 ハリウッドで映画化されるぞ。
 監督はジョン・ウーが抜擢された」


 はい。ここで「スペランカー」と「ジョン・ウー」の2つのキーワードが理解できてれば、この話は面白くなります。

 しかし、相手が「スペランカー」か「ジョン・ウー」のどちらか、あるいは両方を知らないと、何も面白くないのである。
 では、これに説明を入れましょう。


 「何をやってもすぐ死ぬ
 スペランカーってゲームがあって、
 満身創痍でも、
 撃たれまくっても
 中々死なない映画を撮る
 ジョン・ウー監督が
 ハリウッドで
 映画化するらしい」



 はい。テンポが悪くてつまんないですね。



 スペランカー=すぐ死ぬ

 ジョン・ウー=なかなか死なない



 この前提知識があってこそ成り立つんです。100歩譲って、この話題をする時に、相手がどちらかを知っているなら、まだ救いはあります。


 「ジョン・ウーって監督がいて、
 この人の撮る映画って、
 撃たれまくっても、
 なかなか死なないのよね。

 それが今度、
 スペランカーを
 監督するらしいんだよね、、、」


 って言うと、それなりに笑える。無論、「何やってもすぐ死ぬスペランカーってゲームが映画化されるんだけど、監督がジョン・ウーなんだよね、、、」という逆パターンでもいい。
 おわかりいただけただろうか。
 オタク特有の話のつまらなさは、前提条件の間違いから来てる部分が20%ぐらいあると思っている。

 と、先に解説を入れた上で、オタクの話がつまらない理由を、簡潔に説明する。



 なんでオタクは、
 この話は相手も
 絶対知ってるって
 前提で話し始めるの?

 全員がガンダム観てる訳じゃないのよ?



 あと、もう一つ。
 すごい得意げな顔して、


 お前はこの話、
 知らないだろうけどサ


 みたいに話しはじめんの?

 ここにいる全員、お前より詳しいってば。



 いいか。読むのは空気じゃない。アトモスフィアじゃないんだ。
 相手の知識量や話題の好み、そして表情を読め。それが空気と呼ばれるものの正体だ。
 オタクの持つ知識や話題自体は面白いんだから、それを活かさない手はないぞ。

 あと、スペランカー映画化も、ジョン・ウー監督も嘘だ。



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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。