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YASUKE
皆さん、こんにちは。昔からやたらと色白な木賃ふくよし(芸名)です。
日光を浴びねえからなぁ、、、。
ええ。ワタクシ、アウトドアは全然嫌いじゃないんですが、
(´・Д・)」インドアが
好きすぎましてね?
読書、映画、漫画、ゲーム大好きで、趣味としてやってたビリヤードもインドアだし、格闘技も基本はインドアなのよね。
酒も飯も基本的にインドアだし。うん。別にアウトドアが嫌いな訳じゃないんスよ。むしろ好き。
インドアが好きすぎるだけで。
しかも20年以上バーを経営してて、夜しか動かねえし、しかも屋内。そんな生活してたから、
(´・Д・)」色白ですねん。
洗剤のCMに起用されない、驚きの不健康な白さ。
とにかく白い。日焼けしたら黒くならずに赤くなるタイプ。とにかく白いのよ。
(´・∀・)」 腹ン中は
真っ黒なのになァ!
Hahahahaァァァァ !!
と言う訳で、本日はワタクシとは逆。肌は黒いが、心はサムライだったかも知れねえ、
(´・Д・)」ヤスケの話。
光あるところに影がある。
まこと栄光の陰に数知れぬ黒人の姿があった。
命を賭けて歴史を作った影の男たち。
だが人よ、名を問うなかれ。
闇に生まれ闇に消える、それが黒人のさだめなのだ。
(´°Д°)」ヤスケ、
お前を斬らない!
※コレは「サスケ」(白土三平)のオープニング口上のパロディです。
はい。そんな訳で今、話題になってる「弥助」についてお話ししましょう。
弥助(弥介、彌助、彌介とも)とは、戦国時代、織田信長に仕えたという家臣の1人で、どうやらイエズス会が、当時の日本では非常に稀有だと言える黒人の奴隷を信長に見せた際、大変興味を示し、譲り渡されたと言う人物。
体格的に恵まれており(戦国時代で180cm越えの長身)、腕力も並ならぬものだったと言う。
なぜ、この弥助が話題になっているかと言うと、「アサシンクリード」というゲームの新作が「戦国時代の日本」を舞台に、主人公を「弥助」にしたからである。
ここで、弥助が主役なだけならば、さほど問題にはならなかったが、妙な流れから事件は始まってしまった。
(´・∀・)」黒人のサムライwww
ポリコレもいい加減しろよwwww
(´・Д・)」実在の人物やで?
(´°Д°)」ファッ!?
から注目を浴びたのはいいが、歴史考証をかなり緻密にしてきた「アサシンクリード」であるにも関わらず、
(´・Д・)」割と設定が
トンチキ日本だったの。
まぁ、トンチキ日本なだけならイイが、「アサシンクリード」でソレをやられたのが問題だった。
しかも、時代考証にはイギリス人学者が関わったと言う。
学者が関わったのに、アサシンクリードでトンチキ日本をやらかすんじゃねーよ!と炎上。
しかも、学者の著書に「日本では黒人奴隷が流行してた」みたいな話があった(この部分は学説ではなく、著者の空想部分であるらしい。ワタクシは未読なので詳しくは知らん)から、これが火に油を注ぐ形に。
ぶっちゃけ、この著作は学術書でも論文でもないので、ワタクシゃコレに関してはあんまり興味がない。
少なくとも、アーサー王だの三国志の武将だのを萌え美少女化してる日本人が、とやかく言えた立場ではないと思うし、トンデモ歴史本なんて掃いて捨てるほどある。
で。急に脚光を浴びた「弥助」だが、この弥助なる人物そのものが色々と物議を醸している訳だ。
そのうちの1つが、
弥助は「サムライ」だったのか?
という問題である。
戦国時代に「黒人のサムライがいた」なんて、超Coolじゃないですか。
ワタクシが弥助の存在を知ったのは夢枕獏の小説が最初だったように記憶している。ちなみに「大帝の剣」ではなかったと思う。(大帝の剣の主人公は弥助の子孫という設定だが、それ以外の小説で弥助に触れていた話があったと思う)
で、弥助が「侍」だったか否か、というハナシだが、素人の立場から個人的見解を言うと、「違うんじゃねーの?」である。
何でかってーと、今現在の日本でさえ、外国人の着物の着方が…レベルの話で物議を醸す訳ですよ。
って考えればわかりやすいと思うのよ。
アメリカ生まれ、アメリカ育ち、両親もアメリカ人、国籍もアメリカ人を日本の国会議員にするって言ったら流石に全員「ハァ?」ってなるやん。
イギリスなんか今でもミュージシャンなんかにナイトの称号与えんな、とか揉める訳だしな。
外国人が家名や石を与えられた「侍」だったかと言われると、
(´・Д・)」無理があるんじゃねーの?
ってのが本音である。
実際、外国人で「武士」になれた人物もいるにはいる。いるが、李氏朝鮮出身者がほとんどで、明確な記録がある人物は20名にも満たない。広義で言っても50人に満たないだろう。
フランスやイギリス、オランダ、中国出身者もいるが、その数は極めて、実に極めて少ないのである。
だから、侍、つまり現在の国家資格「士」ではなかったと考えるのが妥当ではなかろうか。
ただ、実態はどうかと言うと、ほんの少し昔、昭和の日本でも「公的な場に愛人を連れて回る社長」なんてザラにいてな?
下手すると、愛人が経営にさえ口出ししてくる。しかし社長の愛人だから何も言えない。
同じく、弥助が信長のお気に入りだから、誰も文句は言えないってな感じだったんじゃないかと推測する。
実際、信長の身内贔屓は有名だし、弥助が扶持を与えられていたのは事実だろうけど、公的な「士」にはしていなかったと考えるのが筋ではなかろうか。何しろ、公的な記録が皆無なので。
無論、歴史好きとしては「本能寺で、主君の為に戦った弥助の魂は侍だった!」(実際に明智と戦ったらしいし)とか言うロマンは持ち続けたい。
そして一方で、衆道的に、BL的に、信長が
(*´O`*) 弥助のちんこに
突かれるの大しゅきィ♡ んほォ♡
ってなロマンがあってもいい。
ワタクシゃ、歴史ってのはそれでいいと思う。
ただし、いずれ覆されるとしても、現在判明している「史実」「歴史的事実」は全面的に肯定したい。
念の為にもう少し詳しく書くと、サムライにも色々あってな?
今の話で言うと「国家公務員」「地方公務員」「臨時的任用職員」の差みたいなもんで、弥助は「臨時的任用職員」ではあったろうし、ともすりゃ「地方公務員」もワンチャンあるかも知れんが、「国家公務員」は無理だろ、と。
で。前述の記録にある「外国出身の武士」にも色々あって、明確に士分だった記録がある人物もいれば、知行地や扶持を与えられはしたものの、士分ではなかった、士分ではあっても帯刀を許されなかった、など様々なケースが存在する。
それが、どーゆー意味でのサムライかは知らん。ただの農民が戦で武功を挙げて「サムライだ!」って可能性もゼロではない。まぁ、秀吉がそれだからな。
なので、ワタクシは資格としての「士分」ではなかったと言う話のみに絞って話す。
高校生が年賀状配りのバイトをして、公務を果たした要員になったから「公務員」とは言わんだろ、って話だ。
で。先ほどの「愛人を連れて回る社長」の話だが、この中には「株まで与えちゃって、愛人を役員にしちゃった♡」なんてケースもあるので、信長が弥助に対して絶対そうしなかったとは言えない。
ただ、そうまでしていたなら、記録が残っていて然るべきだと考えられる。
例えば、分限帳のような記録が残ってるならその真偽はハッキリするんだろうけど、弥助ってとにかく記録が少ないのよね。
言っちゃ悪いが、オランダやポルトガルのように金や武力や権力を持っていても、侍にはなれなかった。なりたかったとも思えんが。
そして、金や権力があっても武士にはなれない外国人で、なおかつ黒人奴隷として貰い受けた弥助を武士にするのは流石に無理筋ではなかろうか。
んで、弥助が信長に出会った頃には、もう大きな合戦はなく、武功を立てるチャンスもなかった。
そして何より、これを話題にしてる人は少ないが、
(´・Д・)」弥助が信長の下にいたのは、
1年ちょいなのよ。
(´・Д・)」ん? 時間は問題じゃない?
せやな。時間自体は問題じゃない。しかし、この1年ちょいで、
(´・Д・)」弥助が日本語を
まともに話せたと思う?
まともに話せない人間を士分にすると思う?
(ヾノ・∀・`)ナイナイ
だがそれでも信長がゾッコンだったとすると、やはりそれは「弥助のちんこしゅごいのォォ♡」ぐらいしか考えられないのも事実。
まあ、だからこそロマンが介在する余地があって「ノブ×弥助」とか言えるのが楽しい訳で、、、いや、腐女子は事実や公式をひん曲げてでもロマンティックしちゃうか、、、。
ってな話をツイッターに書いたら、
(・ω・) その場合、
順番は「弥助×ノブ」では?
ってツッコミが入ったんだけど、
(´・Д・)」えっ?
屈強な方が「受け」で、
細身の方が「攻め」が
セオリーなんじゃないの?
エロマンガのメスガキみたいに、ヤスケを攻めるノブ。
(´・Д・)」ってな酷い話を平気で出来る日本人が、イギリス人学者の妄想をとやかく言えないと思うの。
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なお、この先には「サスケ」の話しか書かれてません。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。