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アントニオ猪木はAI


 皆さん、こんにちは。AIが足りないぜ。木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 さて。まず最初にお断りしておきますと、本記事には一切、アントニオ猪木は出てきません。単にイニシャルがAIだな、と思っただけで、カケラも関係ありません。

 ワタクシはプロレス大好きなのですが、本項ではアーティフィシャル・インテリジェンス。すなわちAIこと、人工知能についてのお話をさせていただきます。

 近頃、AIにイラストを描かせる、というソフトが大量に出回っている模様。
 コレについては以前、色々と語ったので繰り返して言うほどの事じゃない。

 ※ AIイラストに関する記事。


 じゃあ、何故AIイラストのソフトは雨後の筍のように現れるのか。


 (´・Д・)」 簡単だ。

 望む声があるから。


 そう。実に簡単。絵が描きたくても描けない奴は山ほどいる。
 方向性や程度はともかく、自分の妄想を具現化したくない奴なんかいないのだ。
 それを自分で努力して成し遂げるからいい! なんてのは結論から言えば嘘である。


 (´・Д・)」 お前さん、
 金を払って外食した事あるだろ?


 美味いものが食いたきゃ自分で作れ。腕前が伴うならな。それを他人に任せて来ただけの事。
 自分で料理を作るのが趣味でも仕事でも構わないが、自力でゼロから作るなんて無理だ。食材も自分で採取すんのか? って話で、そーゆー人達の仕事によって作られて来た。AIイラストも、その一部に過ぎない。
 道具は施設や外注は人が楽するためのもの。
 努力して達成する楽しさは、努力して達成する面白さであり、苦労を肯定するものではない。

 じゃ、AIイラストはどう使うモノなのか。と言う愚かな質問があったりするが、道具は所詮、道具。どう使うかは人間が決めるべきなのだ。特に規約やモラルに関するケースでね。

 ちなみに、ワタクシは自分でも絵を描くが、下手だし、文章と違って効率が悪い。
 そこで、こーゆー使い方をしてみた。(使用ソフトはMeitu)


 要するに、構図を考えて、チャチャっとAIにイラスト化してもらう。その上で、もう一度それを参考にして自分で描く、なんて事も出来る訳だ。
 要は、ネームを描いたら漫画化してくれるようなものである。道具なんて使い方次第ってこった。

 まあ、この件は別人が出来上がってしまったので失敗に終わったが、こーゆー使い方も出来る。

 ワタクシの放送用のアバター(自作)をスクリーンショットし、再描画させるなんて事も可能な訳だ。
 うむ。こちらは手直しを含めれば85点をあげたい。

 そこで、ふと思ったのだが、AIは何処までヘタクソな絵や無茶苦茶な絵を美少女化出来るのだろう?
 以前、サザエさんやちびまる子ちゃんを萌えキャラにしようとした猛者がいたのだが、これをAIにやらせてみたら、、、?

 それでもAIなら、、、!
 AIなら何とか美少女にしてくれるはず、、、!!


 やれるもんならやってみろ! そこでワタクシは、みさえ、美心、まるこ、サザエという最高級の食材を用意した!


 ※ 以下はツイッターを読んだ方が早いかも知れない。


 


 みさえ〜!


 右下がメガネと誤認しているのは笑えるが、まあ、それはよし。
 ハッキリ言って、もはや別人なれど美少女化している事は間違いない。ここは敗北を認めよう。
 さすがだAI! だが! みさえは四天王の中でも最弱! 最も人の顔をしているからな。
 次は福本伸行だ!


 ざわ…ざわ…!


 右上と左下が怪物化…! 悪魔的…! だが…右下は希望(エスポワール)…!!
 またしても、次は唇を眼鏡のフレームと勘違いしてるが、美少女化した事は事実。圧倒的事実…! 悔しい…! だが、これでいい!

 四天王の2人が倒されるとは…! だが、残る2人の戦闘力は桁違いだぞ…!



 すごいと言っても所詮は機械さね。


 まる子という美少女は、もうこれ以上可愛くにできないなんて、あたしゃ悲しいよ…

 だがコレで1勝2敗。次に勝っても引き分けと言う厳しい現実を突きつけられた。
 しかし、まる子の後といえばサザエ。AIと並べるかどうか、後半に続く。



 (´・Д・)」 CM。


 (´・Д・)」 世紀の対決スタート。



 (´°Д°)」 さ、サザエ!?


 一瞬理解出来なかったが、まさかの右下で掟破りの美少女化!?!?!?
 髪の毛を無理矢理影に見立てて、頭身を合わせて来やがった。
 
 てな訳で、この戦いはAIの勝利。
 来週もまた見てくださいねー! ふんがっきゅっきゅ。




 (´・Д・)」 と、言う訳で、団吉なおみのおまけコーナー。




 蛇足である事は承知だが、生成された絵を、再度AIに食わせる事で、普通に萌え絵になる。ただ、みさえ成分がゼロになっててつまらん。
 美少女、萌え絵にはなるかも知れんが、欲しい絵が手に入る訳ではない、という事だ。


 同じく美心も再度食わせたが、福本成分が強過ぎるのか、完全に別人である。
 そしつ、右下は前述のサザエさんメソッドにより、口を無理矢理スマホ(?)に見立てた模様。


 ふと思ったが、感染症対策が過敏なまま、あと20年ぐらいしたら、スマホはマスクと融合するんじゃないだろうか。


 そんな気付きがあっただけでも、AIにアイデアをもらう価値はあるな。



 そして、本家サザエさんメソッド。予想外な方法論で攻めて来たAIだが、興味深かったので、2枚を再度食わせてみた。
 しかしと言うか、やっぱりと言うか、サザエを美人化するのはAIにも難しいようだ。
 サザエやまる子という個性を失わずに、と言うのは人間にも難しいのだから。
 言われてみれば、AIは手指の描写が苦手って説がある。人間も手指の描写は困難なのだから、似て当然なのかも知れない。

 そして、AIが完全敗北を喫した女帝まる子の登場である。



 2度目を食わせると、サザエさんメソッドでサメの被り物みたいに変換。やるねベイビー。更に、3度目の錬成で身体を作り始めた。

 そう。人間もあだち充を見てればわかるが、結局同じような絵に帰着する。
 そーゆー意味では、人工知能はまさに人工知能。人の似姿だと言えるだろう。

  そして4度目の再錬成で、サメ被り美少女の萌え絵が吐き出された。
  この野郎、無茶な錬成しやがって、とは思ったけど、よくよく考えたら、


 人間、壁のシミが人の顔に見えるし、


 何でもない写真を無理矢理
 心霊写真だと言い張るし、


 ●が3個くっついたら
 ディズニーが
 訴えてくる訳だから、
 そう不思議な事では
 ないかも知れない。


 ●● ハハッ
  ●


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 なお、この先には、ようやくわかった既視感の正体について書かれています。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。