G…ごっつ T…つまらん

　皆さん、こんにちは。オッス！ オラ、木賃もくちんふくよし(芸名)です。
　さて。まさか、2日続けて、

　ドラゴンボールGT
　の話をするとは、
　夢にも思ってませんでしたが。

　本日は、ブッ通しで18話まで観たドラゴンボールGTの感想を綴りたいと思います。

　まあ、一言で言うと、

　GTって、
　ごっつ つまらん
　の略ですか！？

　ってぐらいつまらなくてビックリしたんですけどね？ ええ。
　無論、このGTが好きだって人もいるでしょうから、あくまでワタクシ個人の意見でしかない、、、とは言えんな。人気コンテンツを１年半で終わらせた訳だから、世間的にもハズレだった訳だし。うん。

　いや、擁護する訳じゃないけど、素材はいいのよね。作画はいいし、デザインは超一級だし、声優陣は素晴らしいし、コンセプトは面白いし、フツーに考えて、つまらなくする方が難しい。しかし面白くないのだ。何故か？ 簡単だ。

　悟空の舐めプが
　酷すぎるからだ。

　何しろ、魔人ブウとの激戦を終えて、おめえ、戦闘力いくつだよ？ ってぐらいに強くなった悟空。大概の敵が出てきても、秒殺どころか瞬殺で終わる筈だ。しかし、話を盛り上げるために、悟空が苦戦する。
　大して強くもない敵相手に苦戦して、結局は舐めプしてて、瞬殺するのだ。

　(´°Д°)」 だったら
　最初から全力出せよ。

　18話まで観たが、超サイヤ人化が3~4回で、超サイヤ人2は一度もなかった気がする。
　そして、敵の強敵感を演出するためだけに、毎度かませ犬としてやられるトランクス。最後にはチョットだけ本気の悟空が出てきて瞬殺。

　(´°Д°)」 緊張感ゼロ。

　脚本上、毎度毎度ブウより強い敵を出す訳には行かない事も理解できる。しかし、魔人ブウ編だって、戦闘力自体はセル編より低い設定なのだ。魔法を使われると厄介なだけで。
　つまり、戦闘力をインフレさせなくても悟空を苦戦させる手は幾らもあったはず。しかし、緊張感もなく、表面上のピンチ。そして最後には舐めプ発覚。

　(´°Д°)」 なんだこの茶番。

　そして、登場人物が、

　(´°皿°)」 だいたいウザい。

　メインキャラクタは、悟空、その孫娘パン、そしてトランクスなのだが、悟空とパンの２人がウザい。
　物語を進める上での進行役がトランクスなのはわかる。いいチョイスだ。
　そして、主役であり、暴力解決役担当が悟空。これもわかる。
　しかし、この悟空が、とてつもなくウザいのだ。

　上がってしまった視聴者年齢を下げるべく、また、主人公を変えずにリニューアルするため、姿形が少年に戻ってしまった悟空。
　別に性格は大人のままのはずだが、何故か、変なところで少年悟空みたいな行動を取るのである。
　いや、大人悟空も大概なサイコパスっぷりを見せてくれるが、GTの悟空は輪をかけて酷い。サイコパスっぷりに磨きがかかってしまったと言うより、

　(´°Д°)」 悟空は
　そんなこと言わない

　ってどっかの腐女子みたいなセリフを吐きたくなるぐらい、悟空の性格の解釈が違うのである。物語上そうなったのか、スタッフの悟空への解釈違いかはわからないが、悟空はそこでそんな行動取らんだろ、って感じなのである。それだけでなく、今更キャラクタを印象付けようとしてるのか、ずっと腹ぺこキャラになってるし、ぜんぜん強敵でもピンチでもないのに、

　(´･∀･)」 オラ、
　ワクワクしてきたぞ

　とか言っちゃう。もう見てらんない。そんなザコ狩りでワクワクとか言っちゃう悟空、そして、そんなザコ相手に噛ませ犬化してるトランクス。ツラい。これはツラい。

　そしてヒロインであるパンがウザい。

　(´°Д°)」 マジでウザい。

　ヒロイン枠が必要なのもわかるが、マジで要らない子なのだ。ファンの人には申し訳ないが、ホントにウザい。確かにデザインはいい。必要枠なのもわかる。だが、

　トラブルメーカーは、
　悟空で間に合ってるのだ。

　物語上、余計な事をしてピンチを引き寄せる役は少年姿の悟空で事足りている。しかも、悟空ならまだ自分で招いたトラブルも、自分の力で解決するパワーを持ってる訳だ。
　だが、パンは違う。
　ただ、面倒事を起こすだけなのである。

　ファンの人には悪いが、声優の皆口裕子さんの声と演技が、

　(´°皿°)」 もう辛抱
　たまらんのですよ。

　役立たずのトラブルメーカーが、甘ったるい甘え声で、ワガママを言ったり偉そうに常識を語り、説教をする。それどころか八つ当たりで暴力を繰り返す。もうたまらん。まぁ、そんな彼女の成長譚でもあるので理解はするが、

　とっととパンを
　降板させて、
　サタン爺ちゃんを
　連れて来いよ！！

　と思ってしまう。ぶっちゃけ、物語の進行役としては、弱いけど常識人・・・枠のミスター・サタンと、常識・・枠だけど少しズレてるトランクス、全部ズレてる悟空って３人ぐらいの方がバランスは良かったのである。いや、この際言うが、悟天でもウーブでも、何ならヤムチャでも良かったが、

　(´°皿°)」 パンがウゼえ。

　他にも、物語に緊張感がないのも問題だ。
　せっかく初期ドラゴンボールのような冒険モノをやろうとしてるのに、全然ワクワクしない。敵がショボいから。別に、戦闘力があってもなくても冒険はさせられる。強かったら物語が作れないなんて事はない。それはスーパーマンが示してる。

　ぶっちゃけレジックとかは強キャラ感ハンパなかったし、物語設定としてはズーナマも面白かった。しかし、何かが不足している。
　ズーナマはデザインがザコい。レジックは完璧なのに戦闘力が足りない。ルードとか全部足りてない。

　物語の見せ方もイマイチで、何でこんな順番に？ とか、とにかく勿体ない。

　また、ドラゴンボールZからの悪しき風習が引き継がれており、

　(´°Д°)」 前回までの
　あらすじ説明が無駄に長い。

　もう、原作に追いつく心配は要らんのだから、テキパキやれよ。
　そんな訳で、一気見したドラゴンボールGT。ごっつ、つまらん。

　ちなみに、ゆずさんと２人で、つまらなさや眠気と戦いながら観てた訳ですが、たった一箇所だけ、死ぬほど笑ったシーンがある。

　ズーナマ編で、否応無しに女装させられてしまうトランクスなのだが、その時に着せられる花嫁衣装が、

　ヘソ出しルック
　なのである。

　そんなヘソ出し女装トランクスを見たゆずさんが、

　(´･Д･)」 腹筋
　バッキバキやな。

　と感想を洩らしたのが、一番面白かった。

　※ この記事はすべて無料で読めますが、450分も耐えたんだから投げ銭(¥100)ぐらいもらってもバチは当たらないと思う。
　なお、この先にはどれぐらい大変だったかが書かれている。

　(´･Д･)」 あまりのつまらなさで眠ってしまわないよう、妙なポーズ(逆プランク？)で観てたのに寝た。それぐらいつまらん。