恐カツ事件!
皆さん、こんにちは。あだち充の「タッチ」って、弟が主役なら「カッチ」だったのかな? 木賃ふくよし(芸名)です。
えー。飲食関係でネタにできる事が何かあったっけな? と昔話を掘り起こしても、やはりトリガーとなる出来事がないと思い出せないものですね。
なので、飲食関係の話は少し離れようかと思っていた矢先、一昨日の放送の流れで思い出した出来事がありました。
ええ。皆さんが紅茶にどの程度興味があるのかわかりませんが、流石にリプトンの名前を知らない人は少ないのではないでしょうか。
リプトンと言えば紅茶で有名ですが、実はもう1つの顔を持っています。
(´°Д°)」 とんかつ屋。
そう。リプトンと言えば世界的な企業ユニリーバの参加ですが、「リプトン本社直轄喫茶部極東支店」を日本でオープンさせたのは京都のフクナガ・グループである。
このフクナガが所有するレストラン部門こそがリプトン喫茶店と、豚カツの「かつくら」だったりするのだ。
他の土地は知らんけど、京都ではリプトンとかつくらが隣り合わせていたりするのは、そーゆー理由である。
で。本日の話は、このかつくらには、
全然関係ない。
関係あるのは、かつくらの、
ニセモノの話である。
そう。かつくらのニセモノの話。
かつて、京都にはこのかつくらのニセモノが存在した。もう閉店したようなのでぶっちゃけてしまうが、
(´°Д°)」 かつむら
って言う店である。
名前も似てるが、すりごまとかお代わりのシステムまで「かつくら」と一緒で、近年で言うなら、「いきなりステーキ」に寄せてきた「かみなりステーキ」「やっぱりステーキ」「あっぱれステーキ」みたいなモンであろう。便乗商法もインスパイアとか言えば許される気がしなくもない。
実際、ワタクシはこの「かつむら」を他に知らないので、歴史があるのか、似せたのか、創業者が勝村さんなのか、昔からすりごまスタイルだったのか、偶然似たのか、はたまた「かつくら」が似せたという可能性も微レ存。その辺の事情は知らない。特に調べてもいないし。
事件はこの「かつむら」で起きた。
時は遡って15年ほど前、用事があって北大路まで出かけた際、時間の都合もあり、他の選択肢があまりなかったので、たった一度だけ、ここで昼食を取っただけの縁である。
かつくらに似せた便乗商売? とは思ったが、まあ、そこは本題ではないのでスルーしよう。
何を食べたのかもあんまり覚えていないが、豚カツ定食的な何かを注文した事は確かで、メインの豚カツ以外に、オニオンフライが載っていた。
事件は、そのオニオンフライ、つまりは玉ねぎカツを食べた時に起きた。
変な歯ざわりがある。
しかし、確実に記憶にある歯ごたえ。
確実に硬いが、頑張れば、噛み切ってしまえなくはない程度の硬さ。
玉ねぎのどの部分を食べてもこんな歯ごたえにはならないだろう。無論、パン粉の衣も同様だ。
ワタクシはオニオンフライを噛むのを止め、口の中から違和感の元を取り出した。
(´・Д・)」 つまようじ。
そう。折れた短い爪楊枝が出てきたのである。うむ。間違いない。オニオンフライがばらけない為に刺してあった爪楊枝が、なんらかの理由で折れ、オニオンフライの中に取り残されていたのであろう。
まあ、口に怪我をした訳でもないし、同じ飲食業界としては目くじらを立てて怒るほどの事でもない。ありがちなミスだ。
とは言え、何も言わないと再発防止にはならないだろうから、念のためと思い、傍を通りかかった店員さんに声を掛けた。40代ぐらいのパートの女性である。
体裁も悪かろうと思われるので、他の客に聞こえないように、小声で話しかける。
(´・Д・)」 すみません。オニオンフライの中に、
爪楊枝が入ってましたんで、、、。
すると、店員さんはキョトンとした顔で、何かよくわからないけど、とりあえず、
(╹◡╹;) 厨房に聞いてきます。
と、その場を去った。
現物の爪楊枝は手元にあるままだ。いや、ワタクシの口の中に入ったものだし、別に持って行けとは思わないけど、今ひとつ理解してない感じだったな。大丈夫だろうか?
5分足らずほどで、店員さんが戻ってきて、ワタクシに報告した。
(╹◡╹;) 玉ねぎがバラけないように
止めている爪楊枝ですね。
(´°Д°)」 知 っ て る 。
ワタクシが聞きたいのはそーゆー事じゃなくてね? ワタクシはこの店に来たのが初めてだから知らんけど、オニオンフライの中に折れた爪楊枝が入ってたワケよ?
もし、爪楊枝を抜いて提供するスタイルなら、折れて内部に残ってたら危険よね?
逆に、爪楊枝を刺したまま提供するスタイルなら、折れて持ち手が見えてないと危険よね?
って事を言ってる訳で、
(´°Д°)」 ファッキンジャップとオニオンフライがバラけないように刺したことぐらいはわかるよバカヤロー!
しかし店員さん、報告した事で仕事を終えた気分なのか、阿呆なクレーム客に絡まれたとでも思ったのか、
(╹◡╹;) ← 微妙な顔でワタクシの反応を待ってる。
内心、ものすごく腑に落ちないけど、
(;´・∀・)」 あー、そうでしたかー。
って返事して、ここで事件は何も起きなかった事にした。内心、
(´・Д・)」 ワタクシ、
ちりめんじゃこの中にタコが入ってた!ってキレてる阿呆な客扱いされたんですかね?
爪楊枝が入ってた!ってクレーム付けた客扱いされたんですかね?
(´・Д・)」 15年も前の事で、忘れてたしどうでもいい話だったのに、書き起こしてたらビミョーに腹が立って来たわ。
しかし、今回この記事を書くにあたって調べてみたら閉店してるし、怒っても仕方ない。
って心を落ち着けようとしたら、これを書いてる今、突然、
カツ牛から
メッセージが
届いて、
字面から
(´°Д°)」 かつむらに監視されてた!?
何の呪い!?
って思って滅茶苦茶びびった。
カツ牛はこちらのお店で、「かつくら」とも「かつむら」とも関係ありません。
※ この店。
(´・Д・)」 マジでびびった。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。