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謝意なあんちくしょう


 皆さん、こんにちは。とりあえず頭を下げる木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 さて。こーゆー事を言うと反感を買いそうなのですが、それは承知の上で、まず最初に言っておきます。


 (´・Д・)」なんか知らんし、
 何が悪いのか知らんけど、
 相手の怒りに触れたら、
 取るものもとりあえず、

 (´°皿°)」まず謝れ。


 これがワタクシのスタイルです。
 はい。はいはい。わかってる、わかってるさ。わかってるとも。
 自分が悪くないのに謝ったらダメだろ、とか、そーゆーご意見があるのはわかってます。そして、それが特に間違ってるとも思ってない。

 ただ、ワタクシも50年ほど生きてて、これはあくまで確率の問題ですけれども、


 (´・Д・)」まず頭を
 下げておけば、
 軟着陸しやすい。


 という事なのである。
 自分が悪くない、と思ってたけど、経緯や事情が見えてきたら、


 (;´・Д・)」 あ。
 こりゃー自分も
 少なからず選択を
 ミスってるわな…


 ってな事はある。その際の責任度合いが何パーセントかは知らん。しかし、責任度合が低ければ低いほど、「頭を下げておいたこと」がプラスに働く。
 また、責任度合が高ければ高いほど、頭を下げていたことが正解(マイナスに働かない)になる。
 逆に、自分が何も悪くなかった場合ですが、


 (´・Д・)」そんな
 ケースは稀有なのよ。


 確かに「直接の原因は自分じゃなかった」なんて事は幾らでもある。しかし、遠因や間接的な要因として、1%も悪くなかったなんて事は、なかなかあるモノではない。
 例えば、交通事故での「貰い事故」なんかがそうで、それが1:99(責任ではなく原因)かも知れないが、1%の非もないなんてケースは稀。
 貰い事故とは言え、もう少し注意して見ていれば、スピードを抑えていれば、「かも知れない」を想定していれば、少なくとも被害を小さくは出来た、ってのが大半なのである。

 突然、空から隕石が降ってきました、なんてのを除けば、揉め事の遠因ってのは少なからず自分の中に見つけられる。
 つまり、「とりあえず頭を下げておく」事で予防壁を作れるのだ。
 ん? 100%悪くなかった場合?


 (´・Д・)」あまりにも
 稀なケースだから、
 無視していいんじゃね?


 実際、トラブルってのは「予測が甘い」とか「根回しが足りてない」とか些細な事が具現化し、肥大化したものである。そーゆー事態を避ける選択肢は幾らでも自分にあった、と思った方がいい。思えない人は、それこそトラブルを起こしやすいし。
 そして、100%悪くなかった場合も、とにかく頭を下げておく事で、


 (´・Д・)」周囲からの
 評価も上がるのよね。


 「悪くないのに謝れて偉い!」とか「今回は災難だったね」って同情とか。
 だから、ワタクシは、とりあえず頭を下げる事を推奨する。

 責任度合が低ければ低いほど、似たような評価になるし、高ければ高いほど謝っておいて正解となる。そして何と言っても、


 なんか知らんけど、
 とにかく謝っておいて、
 何が悪かったのかを
 調べる時間を稼ぐ。


 これは、かなり重要。
 だから、よくわかっていない状態でも、相手が怒っているなら、とにかく

 「申し訳ありません。
 経緯を調査して報告し、
 改めてお詫びに伺います」


 って言っておけば時間を稼いで事態を把握する事ができる。コレ大事。
 ここで最初に「何言ってんですか。ウチは悪くないです」って言っちゃうと火に油を注ぐため、得な事があんまりない。
 100%悪くなくても、真っ向と反論して得する事と言えば、



 SNSの
 「胸がスッキリした話」で、
 沢山の「いいね!」が貰える




 って事ぐらいだろう。
 他にも、まあ「その対応は正しい」って評価も貰えるけど、それなら「悪くないのに謝って偉い!」と大差はない。
 で。中には「そーゆー態度だから相手がつけあがるんだ!」なんて意見もありますが、



 (´・Д・)」ワタクシはあくまで、
 勝率の高い方に賭けてるだけ。



 自分が悪かった可能性が圧倒的に低いなら、謝る必要はないでしょ。ワタクシは自分が悪かった可能性を高さを考慮して、勝率が高い方を選んでいるだけ。
 相手がつけあがるかどうかは別の話。
 だいたい、先にとりあえず頭を下げておけば、



 (´・∀・)」自分の責任が低いほど、
 後の交渉が有利になるんですから。


 なので、トラブル発生時、特に事態を把握できていない瞬間は「まず、なんか知らんけど、相手が怒ってる」って事に対し、自分に責任があるかどうかなんて関係なく、


 テヘ。(´・∀・)」 ごめんね。
 何があったか聞かせて。
 こっちでも調べるから。


 って布石をしておく事が、だいたいの場面で有利になる、ってだけの話だ。
 もっともコレは日本特有の話かも知れず、海外では「お前は一度謝っただろ! つまり全面的に悪いという事だ!」となるらしいので、こう言った場合は得策とは言えないだろう。

 そして、もっとも大事なのが、調査のための時間稼ぎだけではなく、


 (´・Д・)」相手の怒りを
 まず吐き出させておいて、
 更にはクールダウンの為の
 時間まで稼げるという事である。


 あまつさえ、「調査する」事によって、「自分は悪くないのに、なんか知らんけどいきなり怒られた」という自分の怒りのクールダウン期間になる。
 そこで冷静さを欠いたら、水掛け論どころか、火と油のぶっかけあいになっちゃうんだし。
 調査の結果、自分の非の度合いが判明してから、正式な対応を決めればいい。
 悪かろうと悪くなかろうと、いずれにしろ「最初の謝罪」が概ね有利に働くのだから。

 と言う訳で、今からが本題なのですが、この話を書いたのは、あくまで「処世術」として皆さんの役に立てばいい、と思ったから書いただけであって、誤解しないで欲しいのですが、


 (´・∀・)」 ワタクシ自身は、
 どんな些細な事でも、
 誠心誠意、心から、
 腹の底から謝ってますよ?



 って事をちゃんと表明しておかないと、「世界のヘイポーの謝罪文」みたいになっちゃうじゃないですか。ねえ。


 キリッ(`・ω・´) 心より
 お詫び申し上げます!


 で。えーと、何の話をお詫び申し上げているかと言いますと、先日、「オーストリアン・オーディオ」が韓国に買収されて、中国の工場で生産してるのに「オーストリアの音なんてするんだろうか?」って記事を書いたのですが、この記事には誤りがございまして。
 そもそも、この話をしてくれたオーディオマニアのおくのくんから、正式に抗議のコメントを頂いたからであります。
 以下原文ママ。
 

あのときワタクシベロベロだったからあれなんですが、微妙に違って伝わってますわ

AKGってメーカーがハーマンの傘下になって、その後ハーマンがサムスンの完全子会社化。その後ウィーンの拠点が閉鎖されて、その時にウィーンの技術者が独立して新しく作ったのがオーストリアンオーディオ


 (´・Д・)」ごめん!


 確かにそーゆー話をしていた。それは間違いない。
 でも、おくのくんが酔ってて呂律が回ってないから聞き取れなかった部分が多かったのと、


 (´・Д・)」オーストリアンオーディオの


 Wikipediaがなくてさぁ。


 それなりに調べはしたんだけど、オーディオマニアが書いた文章が下手だとか、オーディオマニアが英文ページをそのまま訳しました!ってな読みにくい文章とか、オーディオマニアの誰かが書いた文章を読んで、オーディオマニアがそれをそのまま書きました!みたいな文章ばかりで、


 (´・Д・)」 わかんなかったの。


 公式ページはあんまり自慢できる経緯じゃないって自分たちでわかってるのか、なーんかお茶を濁すような事しか書いてないしさあ。

 ってな事から、「ウィーンウィーン」の話のオチが書きたいだけで見切り発車いたしました。
 この度は全面的にワタクシが悪かったと、心から反省いたしております。


 (´・Д・)」ね? ワタクシが謝ると、どうやっても「世界のヘイポーの謝罪文」みたいになっちゃうのよね。

 ※ この記事はすべて無料で読めますが、謝意が伝わった人も、伝わらなかった人も、投げ銭(¥100)をお願い致します。
 なお、この先にはWikipediaの重要性についてしか書かれてません。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。