見出し画像

四次元撮法


 皆さん、こんにちは。四次元殺法と言えば初代タイガーマスク、四次元殺法コンビと言えばブラックホールとペンタゴン。ワタクシは空中殺法の使い手、ミル・マスカラスにあやかってアバター名を付けました。寿烏丸るみの中の人、木賃ふくよし(芸名)です。

 ↑ こんな感じで毎日、ネットバーを開いてます。


 いわば、この姿はマスクマンの状態ですね。
 マスクマンと言えば、初代タイガーマスクが正体を隠すために、わざわざスペイン語でインタビューに答えていたのに、直後に「日本人だとバレないようにするためのギミック」とバラされてて気の毒に思いました。
 まあ、正体がメキシコ人と言うより、日本人だと知られてる方が親しみやすいという新日本プロレス側の配慮だとも思いますが。

 ちなみに初代タイガーマスクの正体は、ブルース・リーの従弟であり、前田日明(クイックキック・リー)の兄という設定でイギリス遠征をしていた佐山聡です。日本人です。
 なお、マスカラスの「空中殺法」を上回る「四次元殺法」と呼んだのは古舘伊知郎である。

 実際、縦・横・奥行の三次元なんで、タイガーマスクの何が四次元なのかは40年経過した今でも謎のままです。(ブラックホール、ペンタゴンらは異次元を利用するので名実ともに四次元である)

 まあ、マスクマンは謎が多い方が魅力的なので仕方ありません

 とは言え、初代タイガーマスクとして活躍華々しき頃の佐山の動きは、確かに四次元と言いたくなる美しさなので、未体験の方はyoutubeででもご覧いただきたい。オススメはMSG(マジソンスクエアガーデン)でのダイナマイト・キッド戦である。

 さて。
 本題はプロレスでもキン肉マンでもない。
 昨日の4DX映画についての話題の続きだ。昨日の話が長くなりすぎたので本来のオチにたどり着かずに終了してしまったのである。


 正直なところ、オチの部分だけ話して終わりたいが、それだとボリュームが足りないので4DXって言葉に掛けて四次元の話で盛っているだけの事だ。
 では、本題と行こう。

 映画とは基本的に二次元(縦×横)である。
 これに、3D眼鏡で奥行きを持たせたものが3D映画という訳だ。赤青のフィルムを貼っただけの3D眼鏡でジョーズを観た時代が懐かしい。

 では、4Dとは何なのか?


 まあ、3Dより凄いから+1して4Dにしただけなんでしょうが、歴史的に見るとサイレント映画からトーキーに移行した時、もはや4Dだった気がしなくもありません。
 あるいはカラーになった時という説もあります。
 そもそも「次元」とは捉え方によって何次元にでも増えるという考え方があり、例えば、スマホの中でポリゴンCGが動いていたら、それは3Dですが、画面で見る分には2Dです。

 で、その画面を観ている我々観測者の次元を足すと、いったい何次元になるでしょう?

 という風に、縦、横、奥行き、時間だけでなく、次元とはあらゆるものに存在する訳ですね。いや、専門家じゃないんでそれで合ってるのかどうか知らんけど。

 で。この4D映画だが、別に次元が増えた訳ではなく、要は3Dより凄い体験ができるよ!って事なのだ。具体的には、フラッシュ、煙、におい、水飛沫、風、振動、衝撃など、スクリーン外の演出が付与された映画なのである。
 つまり、

 2Dだけど、4Dもありえる。


 てか、ワタクシは3Dの4D映画は未体験ですし。

 ややこしい。実にややこしい。


 しかし、まだ3D映画を撮るための手法が熟達しているとは言えないし、まだまだ4Dを想定した映画は少ないだろう。
 3Dでこそ活きるアングル、カメラワークなどが確立されているとは言えないし、確立されちゃうと、今度は2Dが蔑ろにされるかも知れないので痛し痒しだ。それは、4Dの演出にも同様の事が言える。
 それに、4D映画は今のところ、4DXとMX4Dが覇権を争っているが、どちらが勝つとも、第三者が現れるとも限らない。
 映画を撮るだけでなく、魅せる装置や、会社の行く末も関わってくる。Netflixなどの動画配信サービスとの兼ね合いもあるし、時代はまさに映画の戦国時代へと向かっているのだろう。

 映画の撮り方といえば、3D映画普及の足掛かりとなった映画「アバター」を撮ったジェームズ・キャメロン監督が「アバター」以降、3D映画製作に対して、非常に意欲的であると言う。今現在なら、4D前提の映画作りを考えているのだろうか。

 かつてキャメロンは「アバター」公開後のインタビューに対し、「3D映画は魅力的だが、観客にメガネ着用を強いる点は不満である」と述べた。

 そして、「アバター」の続編について、こう語った。



 「アバターの続編に関しては、

 メガネ着用ナシで観られる

 全く新しい3D映画の

 仕掛けを考えている」



 なるほど。観客に眼鏡着用の負担を与えず、そのまま見られる映画の登場がいつになるかわからない。
 だが、CGである初音ミクが実際にライブをやれる時代である。それはそう遠くない未来なのかも知れない。


 って言う話を、人としてたんですよね。




 (´・Д・)」 「なんか、キャメロンが眼鏡をつけなくていい3D映画を考えてるらしいっすよ」


 (*´Д`*) 「あー、ソレいいね。メガネ族なんで、困るのよ、3D」


 (´・Д・)」 「けど実際、どうやるんですかね? 眼鏡なしの3Dって」


 (*´Д`*) 「いやー、劇場まで観に行ったら、

 袖から俳優さんがワラワラ出てきて

 演じ始めたら笑うよね」




 (´°Д°)」 舞台やんけ、ソレ。





 (´・Д・)」 確かに3Dだけど。いや、ワタクシ、舞台も好きなんで、それはそれでアリな気もするけどね。


 ※ この記事はすべて無料で読めますが、記事内容がお気に召した方は投げ銭(¥100)をお願いします。
 なお、この先には、結局消化しきれなかった没ネタが書かれています。


ここから先は

384字

¥ 100

(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。