キミはTAIDOUを知っているか
皆さん、こんにちは。武術大好き、木賃ふくよし(芸名)です。
ええと。ここでもそこでもワタクシが格闘技・武術好きって事は散々言ってるので知ってる方も多いとは思いますが、
何が好きなの?
って言われたら、
(´°Д°)」 全部だよ。
としか答えようがありません。そりゃ、中には「中でも好き」「その中でも特に好き」ってのはありますが、嫌いな格闘技や武術ってのはありません。
え? なになに? 好きの中でも、アレは強いとか、ソレは弱い、とか、アレは見せ掛けで強くないとか、そーゆーのあるじゃん?
うんうん。
そうだね。
強いて言うなら、
(´°皿°)」 弱い武術などない。
そうやって武術武道格闘技に優劣をつけようとする貴様よりは、
PEッ (´°Д°)、 何倍も強いわ、阿呆がッ
ネット格闘技使いで最強なお前らの話などどうでもよいわッ!
それぞれの武術、格闘技、流派すべては、少なくともお前らよりは強い。
色んな格闘技をチョッと齧っただけのワタクシよりも、当然の事ながら強い。
あと、知らない技が来た瞬間、まぁ、まず避けられないから。
そーゆー意味でも、知らない技、知らない格闘技は怖いのである。マジで。
さて。そろそろ本題だが、皆さんは、TAIDOUという格闘技をご存知だろうか。
あー、知ってる知ってる。
最近YouTubeで人気の。うんうん。
中野哲爾先生の。そーそー。
え? 「呪術廻戦」で主人公が使ってる?
さすがだねぇ。よく知ってるねえ!
って、それは (´°皿°)」 躰道(TAIDOU)やがな。
ワタクシが本日の話題にするのは、
【太道 TAIDOU】
※ 手持ちのパンフより
躰道が空手道を源流とするのに対し、太道は日本少林寺拳法からの派生。
同じTAIDOUなので混同する人が多発しておりますが、全くの別物。
まあ、両方とも立ち技打撃系格闘技と言うあたりが、余計にややこしくなってます。
道着がまた、上が白で下が紺と、偶然にも似ちゃってたからもう大変。
で。更にややこしい事に、太道が日拳源流だから、割と変則的な技とか多そうなイメージがあったりしませんか?
しかし実際は、変則的な動きをするのは躰道の方で、一見するとスタンダードな空手スタイルを取ってるのが太道。
まあ、ここで躰道と太道の違いや歴史を長々と説明してもいいのですが、ワタクシは空気が読める格闘技オタクなので、その辺は割愛します。
この2つのTAIDOU、失礼ながら、近年まではどちらもマイナーな武道でした。
しかし、前述のYouTubeや呪術廻戦で、躰道の方が一気に知名度を上げてきたのです。なので、近年は差別化を図るためか、太道本部である「奥旨塾」という名称を前面に出している模様。
まあ、ここ数十年の格闘技の流れを見ている限り、どちらかと言うと太道の方がメジャーだった気はするのですが、その理由は大学と京都。
ワタクシの住む京都には大学が多く、太道は大学のクラブが割と多い方なんですね。そして太道の発祥は京都。
なので、大会なんかがあると色んな場所に大会のポスターが貼られたり、OBがそこかしこに居たりします。
で。ワタクシはせっかく京都に住んでいるんだから、と、何回か太道の大会を観戦しに行ってる訳ですよ。ええ。
ぶっちゃけ、入場料がちょっと高いんですが、それはまあ置いといて。
面倒なので、ルールは主に一般的な空手ルールに近いとさせていただきます。興味ある人は自分で調べて。
大きな違いは、グローブ(14オンス)とスーパーセーフの着用。
スーパーセーフ(先程の写真を参照)とは、打撃格闘技用の頭部防具。これを着用してると、顔面を殴られても蹴られても、割とホントに痛くない。
意外と痛くないんだけど、衝撃は充分に来る。しかも、防具自体の大きさと重さも手伝って、頭部が揺らされるのが厄介。痛くないからノックアウトされない訳ではなく、むしろ首を鍛えてないと余計に危ない気さえする。
※ 近年はスーパーセーフを廃止して、ボクシングのようなヘッドギアに変更されている模様。
そんな訳でワタクシが観に行っていたのは10年~20年ぐらい前でしょうか。毎年という訳でもなく、最後は4,5年空いてたりもします。
何しろ、最初に観に行った大会で、
(´・Д・)」 おっ、この選手は技のキレが良いな!
と思っていた選手が、最後に観に行った頃には、師範となり審判として入場されてましたので、時が経つのは早いなあ、と感心したものです。そして、ワタクシが一目で注目した、
その人こそ、安永憲一選手である。
重量級の選手の中においてはかなりの細身なれど、筋骨はがっしりとしており、技のキレは抜群。主にスーパーセーフを着用していたので、そのお顔はほとんど見えませんでしたが、入場や表彰の時に拝見した限り、
キリッとした男らしいハンサムである。
ワタクシが観た最後の大会では審判をおつとめでしたが、選手としても優勝経験もあり、また、師範としてもご活躍されてきたそうです。
実際、ワタクシが観た大会でも優勝されました。
詳しくは存じ上げませんが、この時は既に少年部の指導もされていた様子で、決勝戦の時、観客席から子供達の応援が聞こえていました。
中でも、ワタクシの前の席にいた女の子が、幼稚園ぐらいでしょうか。懸命に安永選手を応援しています。
(╹ワ╹) やすながせんせいがんばってー!
(╹ワ╹) やすながせんせいがんばってー!
白熱する舞台とは裏腹に、心あたたまる風景です。
(╹ワ╹) やすながせんせいがんばってー!
(╹ワ╹) やすながせんせいがんばってー!
(>ワ<) やすながせんせいがんばってー!
女の子の応援にも熱が入ってまいりました。
(>ワ<) やすながせんせいがんばってー!
(>口<) やすながせんせいがんばってー!
(>口<) やすながせんせいがんばってー!
(>口<) …!!
女の子の声が不意に止まる。
(╹A╹) やすながせんせいって、
(╹A╹) どっち?
(´°A°)」 わからんと応援しとったんかい!!
※ スーパーセーフを着用してるので顔が見えない。一方が腰に赤い紐を巻きつけてあるので、区別はできる。
※ あと、確認したら太道も躰道も、TAIDOUじゃなくて、TAIDOだったわゴメン。
※この記事はすべて無料で読めますが、無職のワタクシが格闘技を観に行けるよう投げ銭(¥100)をお願いします。
なお、この先にはワタクシが受けやすい誤解について少し書かれています。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。