海賊王に俺はなる!
皆さん、こんにちは。エーギルヘブリング! 木賃ふくよし(芸名)です。
ワタクシにとってのバイキングって言うと、エリックか、
(´・Д・)」食べ放題なんですけれども。
主に食べ放題ですね。
ってか、バイキングと言うよりは、ビュッフェ? ビュッフェ・スタイル?
要するに、山のような料理を並べて、食いたい物を食いたいだけ食え! ってスタイルな訳ですね。
なんでこんな提供方法が誕生したかと言うと、港には多民族、他宗教、異文化の外国人が集まるからである。
食う方も食わせる方も、いちいちそれらに合わせていてはキリがない。長い目で見りゃ迎合するやり方も有りだろうが、飯は毎日食わにゃ、食わせにゃならない訳だ。
だから、色んな料理をドカドカ並べておく。
(´°Д°)」 好きなものを食え!
って事なのである。
そもそも、日本でバイキングって言うと食べ放題の意味合いが強かったりする。
英語では「All You Can Eat」(あなたが食べられる全て)とか、ビュッフェと呼ばれたり。
ビュッフェ、あるいはブッフェだが、元はフランス語の「飾り棚」を意味しており、要はビュッフェに沢山の料理を飾ったことに由来する。
なお、元々はスモーガスボードという北欧料理に起源があるとも。
そう。ややこしいのだが、日本人の思う食べ放題であるバイキングと、
ビュッフェ・スタイルと、
本来のスモーガスボードはそれぞれ違う意味なのである。
食べ放題ってのは基本的に、食べ放題である。
この説明だと頭が悪くて仕方ないが、料理が唐揚げ1種類であっても、定額食べ放題なら、それは食べ放題なのだ。
次のビュッフェは本来は立食パーティー形式の事である。ハリウッド映画でよく見るアレ。片手に皿、片手にシャンパングラスを持ってるアレ。
何ならドレスにタキシード必須レベル。それがビュッフェ。
日本では現在、オシャレなバイキングをビュッフェと呼んだりするが、着席がメインのスタイルである以上、本来のビュッフェとは程遠い訳である。
そして、スモーガスボードやAll You Can Eatこそが、好きなものを取ってきて食べるていいよ、ってスタイルなのだ。
日本のバイキングってのは、食べ放題+好きなものを取って来るって形式で、最上級がホテルのバイキングであり、シャレだ店のビュッフェには勝てない。それぐらいの位置付けな気がする。
なお、前述のように北欧のスモーガスボードとは、好きなものだけ持って来る形式だ。
それが北欧のイメージである「バイキング」から、日本で最初のバイキング料理店を「バイキング形式」と名乗ったが為に、謎の和製外国語「バイキング」が生まれた訳である。
(´・Д・)」 なので全然、
バイキングは関係ない。
という話はそこら中で囁かれているが、なぜ北欧でスモーガスボードが生まれたかを考えると恐らくは、港町の多いスカンジナビア半島という土地の性格から、
多民族、他宗教、異文化の
外国人が集まりやすい性質。
それに応じた形式だと言えるのである。つまり、バイキング族(海賊行為などの略奪、侵攻のイメージが強いが、バイキングは交易も盛んであった)ならではの様式である為、ルーツを辿るなら、
(´・Д・)」 バイキング形式ってのは、
あながち間違いでもないのよね。
まあ、日本でしか通じない点は事実なんだけど。
てか、最近のSNSやネット記事などを読んでると、
(´°皿°)」 こんな漫画が
存在するなんて許せない!
とか何とかギャースカ騒ぐ阿呆が目立っているが、バイキング形式を見倣え。
そこに嫌いな料理が並べてあっても、自分が食わなきゃいいだけの話だ。
ん? そーゆー漫画が存在している事自体が、〇〇への差別を助長している、、、?
(´・Д・)」 そうだな。君の意見が正しい可能性はある。うん。差別を助長している可能性までは否定しない。うんうん。
で。
(´・Д・)」 なんで実際に、
明らかな差別をしている
連中じゃなく、
差別と言えなくもないかも知れない
そんな連中ばかり叩きに行くんだ?
(´・Д・)」 ワタクシはそこが理解できないよ。
優先順位が真逆だと思うんだわ。実際に、犯罪行動を取る人間の摘発が先。野放しにする方が犯罪を助長するから。
無論、両サイドから改善していく方が理想的だが、教育やモラルを変えていくのは一朝一夕じゃ無理。だから、どちらのプライオリティが高いかと言うと、「助長しているかも知れない」より、「犯罪行動」の摘発だと思うぜ?
と。結構長くなってしまったが、本日の本題はここではない。
本題は、バイキングのイメージである「海賊」と、最後の話の「犯罪行動」である。
そう。つまり、
(´°Д°)」 海賊版の事である。
海賊版。いわゆる違法コピー商品である。
海賊版を示す言葉はcopy cat、bootleg、Pirate Editionなど色々あるが、このパイレートエディションの直訳が日本で定番化したものだろう。
この海賊版に対する考え方の話だ。
ワタクシはライブなどに行ったら、それを全身全力で楽しみたいので、写真とか撮ってる暇ねえよ!って思うタイプだが、そこは人によるだろう。
で。そもそもかつてライブやらコンサートってのは撮影禁止が当たり前だった。
しかし、近年、それは大きく変化しつつある。
撮影可能なケースが急激に増えているのだ。
これはかなり昔からだが、宝塚や吉本新喜劇はTV放映したり。
近年では無観客放送や同時配信とかも登場してる。
美術館ではフラッシュさえ焚かなきゃ撮影可能。
プロレスなんかでは写真撮影はOk! 動画は禁止!
ライブなんかでは動画撮影も自由だったりするケースも。
そして、映画は3Dや高音質、そして4DXなどの体感系劇場も増えてる。
順に解説すると、放送や配信ってのは「見せない」事で価値を上げるのではなく、見せて「こーゆー事をやってるんだぞ」という宣伝である。
美術館も、展示物の保護って観点を守れば、まさに知ってもらって呼び水になる方が良いという判断がされつつある。
プロレスの写真撮影Okだが動画はダメってのも、SNSなんかを利用した無料広告となる訳だ。動いてる所を見たきゃ、会場に来るか、円盤を買えって事である。
ライブも、スマホで撮ったレベルのショボい動画なんて好きにしろ、音質やら迫力を感じたければ生か円盤って事だろう。
そもそもが録画物である映画でさえ、劇場に来る価値を上げているって事である。
こーゆーのを見ると、法や規則ってのは結局「後から」しか発生しない。変化する時代に合わせてシステムを変えていくしかないのだと実感する訳である。
色んなアプローチはあるが、注目して欲しいのは、海賊版を禁止するのではなく、海賊版を世に溢れさせる事で、その価値をなくしてしまう手法だ。
実例で言うと面白かったのは、とあるバンドがどの国のどの地域で違法コピーが多いのかを調べ上げ、最も違法コピーが多かった場所でライブを敢行したら、相当な収益が上がったと言う話だ。
海賊版を逆手に取ったやり方である。
海賊版での視聴は、実に20%にも及ぶと言うデータもあり、また、その際の経済損失は5%になるという研究結果も。
そこで、ワタクシは以前聞いた話が本当に正しかったと感心しているのだ。
ソースが見つけられず、確定した情報源がないのでぼやかして言うが、米国で、海賊版対策の旗振りをした人物がいた。
映画やコンサートの天敵は海賊版である。
コピーガード機能の開発には莫大な費用が必要で、また、犯罪者のコピーガード破りとの戦いだ。
作っては破られ、破られては作りを繰り返すしかない。
その時、その中心人物は真逆の方策を講じたのである。
( ・ω・)」 コピーガードに金を掛けても、
イタチごっこが続くだけだから、無意味。
海賊版に対抗するには、
より良いものを、
より早く、
より安く届ける事だよ。
その一言で全てが変わった訳ではないが、実際にメディアは安く、流通は安く、当然海賊版なんかより良い物が出回るようになったのである。
(´・Д・)」 コレ、割と革命的な出来事だと思うんだよな。
この事実がもっと知られて、色んな方面に応用される事を願うばかりである。
で。そろそろ話のオチなんだけどね?
この逸話のソースを見つけようと必死に色々調べまわったけど、まるでアタリの情報にヒットしなくて。
で。ようやく見つけた!
と思ったら、ワタクシが自分自身で書いた昔の記事だったと言う、、、
(´°Д°)」 ワタクシだけが見た夢幻なの、、、?
この話に関する情報求む。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。