緑の桜の咲き誇る
皆さん、こんにちは。夏に、さくら咲くってキャッチコピーが秀逸だと思う。木賃ふくよし(芸名)です。
あ。ストリートファイターZEROの家庭用ゲームソフトが発売される時のキャッチコピーなんですけどね。夏に発売されるのと、さくらって新キャラクタが出たのを上手に組み合わせてて、
(´・Д・)」 お。こりゃ上手。
って思ったのを覚えています。
さて。そんな訳で本日の話題は、サクラです。とは言ってもストリートファイターZEROとは無関係でしょウォーケンッッッ!!
サクラと一口に言いましても、漫画やゲームの登場キャラクタから、盛り上がっているように見せる仕込客のサクラ、花の桜、人名、地名と色々ある訳ですよ、ええ。
〇〇サクラや、サクラ〇〇的なものを含めると、キリスト教の儀式であるサクラメントや、アメリカの地名なんかも含まれます。
ちなみに、タイトルにある「緑の桜」ってのは、
(´・Д・)」 実在する。
もちろん、花びらが緑色なのである。
そもそも、緑色の花ってのが割と珍しい。そう。花は昆虫に蜜を吸わせ、花粉を昆虫に運ばせて受粉したりするため、昆虫から見て目立つ姿でなければならないのである。
実際にどう見えてるのかは昆虫じゃないのでわからんが、多くの花は昆虫の眼から「光って視える」らしい。要するに目立つように進化している。
ちなみに、果実に赤色が多いのも同じ理由。こちらは昆虫ではなく鳥類が主な運び屋になるし、目的は受粉ではなく、種をなるべく遠くへとばら撒くためである。未熟な果実が緑色なのも、まだ食べられたり運ばれたりすると困るから、目立たない色から目立つ色に熟す訳だ。
つまり、どう見えてるのかは知らないが、その中において「緑色の花」ってのはおそらく目立たない筈なのだ。そう考えると、緑色の花が珍しい事は想像に難くない。
まあ、めちゃくちゃレアかと言うと、漢方・薬用で名高いオオバコ、食品として知られるアスパラガス、我が名はアシタバ、形が中二病っぽいリュウゼツラン、葉っぱの真ん中に花が咲いたり実がなったりする事で有名なハナイカダなんかも緑色の花を咲かせるから、そこまで珍しいって訳でもないのだ。
それも、緑色の花と称されはするが、緑がかった白と言う方が、多くの緑の花の色だったりする。つまり、真緑の花は結構レアだ。
グリーンタイズドなのは60'sマインドだけで充分でしょ!! ウォーケンッッッ!!
緑色の桜も、どちらかと言えば緑がかった白である。
その名をギョイコウ。漢字では御衣黄と書く。貴族の着ていた衣が「萌黄色」だったことに由来すると言う。
(´・Д・)」 本日の話題は、
このギョイコウではない。
(´・Д・)」 え? コレだけ引っ張って?
(´・Д・)」 すまない。メインの話だけしようとすると文字数が少なすぎるかと思って、いつも冒頭の話を盛り過ぎてしまうんだ。
ほら? いるだろ? 落語でも、枕だけやたらと面白いけど肝心の本題がつまらない噺家って。そーゆー感じだと思って諦めてほしい。
で。冒頭を盛り上げ過ぎて、本編がつまらなく思えるとか、冒頭に時間を割き過ぎて本編が尻切れトンボになるとか、
(´・Д・)」 よくある話だよね。
そう。本日は昨日の有料部分で予告していた通り、昨日の記事の続きなのである。
昨日、名も知らぬ通りすがりだけど、ワタクシの人生にめちゃくちゃ大きな影響を与えてくれた存在であり、感謝してる人が2人いる。ってな話をした訳です。
その1人は昨日記事にした誰だか知らないイギリス人男性(仮称)な訳ですが、もう1人の話も昨日の記事の中で済ませるつもりだったんですよね。
(´・Д・)」 ところが、その話だけでは短くなっちゃうから、色々と余計な話題をくっつけたら、
(´・∀・)」 予定より
長くなっちゃったの。
なので、2人目の話を分割して本日の話題に持ってきた訳である。
(´・Д・)」 想定では、
枕+1人目+2人目で
ちょうどいい長さ。
それが長くなっちゃって、枕+1人目で分割。つまり、今日は余った2人目の話だけで話題を保たせる訳ですから、
(´°Д°)」 こうやって懸命に
話を引き伸ばしてるんでしょッ!
ウォーケンッッッ!!
(´・Д・)」 そんな訳で、引き伸ばしもそろそろ限界なので本題に移ろうと思う。
本題。
それは、あのイギリス人(仮称)との出会いから数年後の話になる。
あれが25年前だとすると、ワタクシが西陣付近から、仏光寺付近に引っ越した頃の話になるので、約20年前と言うところか。
ワタクシはあのイギリス人(仮称)との出会いで心が洗われ、清々しい気持ちで暮らすようになって、
(´・A・)」 そんな気分が
長持ちする訳もなく、
(´・A・)」 するワケねーよな。
すっかり元のやさぐれた性格に戻っていた頃の事だ。
え? 人生に影響を与えるぐらいの出会いだったんじゃないのかって? その出会いぐらいで人生や性格が変わる訳ないじゃん。
清々しい気持ちが2週間続いただけでも大影響を及ぼしてると思うわ。
まあ、大して性格や生活態度が変わった訳じゃないけど、わずか数秒の出会いを、ずっと忘れてないってだけでも影響は大きいと思う。
そんなやさぐれた性格に戻りつつ、また眉間に皺を寄せて、周囲を睨みつけながら、特に何かがある訳でもないのに、
(´°皿°)」常に何かに
怒りながら生きてた。
そんな春の出来後だった。日々慌ただしく暮らしていた、恐らくは四月の初旬。
バタバタしていて、まともに花見もしないまま、季節が変わろうとしていた。
出勤しようと歩いている時、仏光寺の庭から、桜が見えたのである。
(´・Д・)」 あー、、、
もう、すっかり葉桜だ。
花見には間に合わなかった。残念。そう思って、頭上の桜から道の方へ視線を戻すと、
(´∇`) わあ…!
葉桜だあ! キレイ!
って、心から葉桜を楽しんでる女子大生(たぶん)がいて、
彼女も歩いてる途中で、お互い、桜に歩みを止める事もなかったんだけど、
また、あの時みたいな
劣等感で押し潰された。
もう一度頭上を見る。
晴れた空の青色に、ピンクと緑と、隙間から洩れる太陽の光。
ああ。なんだ。綺麗じゃないか。
チクショウ。綺麗じゃないか。
そうだよな。桜も、葉桜も綺麗なんだよな。結局は自分の目が曇ってたら、空は青空にならない。それだけの事だ。
あの時のイギリス人(仮称)と、この時の女子大生(たぶん)に与えられた影響は大きい。
正直、イギリス人(仮称)の顔は結構記憶に残ってる(記憶が正しいかどうかは知らない)が、この女子大生の顔はまるで覚えていない。
ただ、すごく楽しそうに葉桜を見ながら歩いていた事は覚えている。
その時に感じた悔しさも、鮮明に覚えている。
さて。そんな訳で話のオチだが、この女子大生の顔は覚えていないんだが、雰囲気的に言うと「文系」 偏見でモノを言うと同志社女子大学生っぽい。
服装も葉桜の季節にしては厚ぼったい感じだったと思う。
大学に入ってから少し垢抜けたけど、野暮ったさがどうにも抜けない感じの。
なんか、歴史とか好きで京都の大学を選んだ感じの。
現在で言うと、なんて言うか、ワタクシ、1ミリも知らんのだけど、
(´・Д・)」 刀剣乱舞とか
好きそうな感じがした。
(´・Д・)」 伝わるやろか?
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。