初めての額装 子どもの絵、額装してみました。
絵を飾るって特別なことだと思っていました。アーティストの絵を購入して飾るのか、好きな写真家や映画のポスターを飾ったり、飾るべきものが見つかった時には飾るという先入観がありました。
リビセンの額をひと目見たときから、あるものをさっと飾るということをやってみたいという好奇心に駆られました。ある時は家の柱だったり、ある時は襖の敷居だったり、家にあったものが額に生まれ変わった姿を見て、身近にあるものを飾ってみたいという気持ちが湧いてきました。
夏休みに描いた子どもの絵、道端に咲いていた花の押し花、雑誌の切り抜き。どこにでもあるものを額装しただけでグッと価値があがるような気持ちになります。ぜひ皆さんも気軽に額装するということにトライしてもらえたらと思います。
用意するもの
・絵
・額
・カッター
・線引き2つ
・カッター台
1.キャンバスに描いた絵を額装してみます。
額のサイズに合わせカッターを使って額から絵を切り離していきます。カッターのコツは一方通行で何度も刃を走らせること。線引きを抑えることに力を入れて、カッター自体は軽く持ち手前に引いて、一度に切るのではなく何度かで切り離すように使うと、うまく切れます。
体に対して直角にして切ることがうまく切るコツです。
一箇所切れたら、絵を回転させて、また同じ方向に切るようにします。
リビセン(※「ReBuilding Center JAPAN」を略して「リビセン」と呼ばれています)の額は廃材使用率が100%に限りなく近い。どこかの窓ガラスだったものが額の裏面に。絵を飾ると消えますが、余白の模様も楽しめます。
2.キャンバスから絵を外します。
気持ちよく外せると、気持ちいい。。
3.少し額より絵が大きかったので、余分な部分をカットします。
はみ出た部分を計測して、両脇から同じcmずつカットすることにしました。表面の絵を見て、バランスをとってカットするとよいでしょう。
上下を均等に切るコツとして、線引きの2枚使い!
1cm切りたかったら上下に線引きを直角にあてて、均等にカットしましょう。線を引く必要性もなくて楽なのに、きれいにカットすることができました。
4.絵をはめます。
ぴたりと収まると嬉しい。
5.ガラス板で固定します。
6.完成です。
子どもが描いた絵が立派な作品になった瞬間です。これならリビングに飾りたい!!とときめきます。
違う絵を飾ってみました。
額の雰囲気が変わると絵の雰囲気も変わるので、選ぶのが楽しいです。
額装というと、立派な作品を立派に仕上げるという先入観があり、なかなかやろうという気持ちが起こりませんでしたが、手軽にできること、仕上がりが思ったよりずっとよいことで、またやりたい!という気持ちになりました。みなさんもぜひ一度お試しください。
文責>平田はる香 写真>若菜紘之
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?