犬を飼うということ〜2. 芽生え
前回の続きです。
娘の「見るだけだから、からのー、飼いたい〜」攻撃を何度も受けていた私。
最初は、「お犬様?!こちとら人間様でぇ!」なんて言っては、「ワンちゃん飼いたい〜」という娘に、「王貞治は飼えない。人間国宝だよ。」という意味不明な昭和ギャグで応戦していたのですが、不思議なもので何回か見ているうち、「ん、こいつ、悔しいけどかわいいな…」みたいな感情がちらほら出始めました。
気がつけば恐ろしいことに、娘としゃがみこんでケージ顔をなすりつけ、「こっちのトイプーちゃんかわいいね!あぁーでもこっちの柴ちゃんもいいなー」なんて言っている始末…
プルートとグーフィーの区別もつかなかった人間が犬種をあだ名で呼ぶなんて…子犬の可愛さ、恐るべしであります。
息子も段々に興味をもち始め、犬いいかも。
妻も私と同じ動物嫌いでしたが、私以上に「見るだけだから、からのー、飼いたい〜」攻撃を喰らっていたので、悪くないかもと…
そんなわけで、娘の完全勝利と犬飼うぞ!的な雰囲気が芽生えたのでした。