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文化人類学がおもしろい

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わたくしコミュニケーションを専門とする博士(学術)の筆者が”複数の他者のあいだのコミュニケーションを記述すること”という切り口から文化人類学の文献を読んで行きます。 わたしは文…
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2019年2月の記事一覧

記号過程の生態系‐「違い」を「違い」のままに相互に「見合う」こと

ここしばらく、エドゥアルド・コーン著『森は考える-人間的なるものを超えた人類学』を読んでいる。 ウイルス感染症が猛威を振るう中、「仕事できる(と見られたい)系のある知人がこんなことを言う。 ウイルスも、僕みたいな重要人物(もっと露骨な表現であったが柔らかくしておく)には遠慮して、もっと非‐重要人物(もっと露骨な(以下略))の方に感染してくれればいいのに(以下略) Twitterで炎上しそうな不穏当な発言である。他の周囲のヒトたちも少し困ったような顔をしていたので、大真面