20240701ふかいメルマガ158回 ウェーブ米の寄贈はどこにする?
おはようございます。
田植えから1ヶ月!6月のウェーブの田んぼ
柿崎のプロ農家、田中基樹さんから田んぼの写真4枚が届きました。
6月5日・11日・17日・26日の田んぼの様子です。
みんなで手植えしたイネは、
うねうね曲がっているのでよくわかります(笑)
毎年見よう見まねの手探りで植えていますが、
元気に育っているようで安心しました。
田中さんに感謝ですm(__)m
田中さんによると、「最後の画像(6月26日)は、田植えからひと月経過し、分げつも進んだので、水を抜いて一度乾かし始めてる時のです。
今の所問題なく順調に育ってくれています」とのことです。
分別というのは、イネの根元から次々と新しい茎が出てくることを言うそうで、1本のイネからおよそ20本の茎が出てくるそうです。
それで3・4本の苗をつまんで植えたのに、秋になると波のようワッサワサのイネに育つんですね。
そのおかげで少ないように見える苗から、
たくさんのお米が収穫できるわけですねー。
ウェーブのお米の寄贈先検討会やりました
そんなわけで、今日も元気なウェーブの田んぼですが、
ウェーブの本社では「ウェーブのお米の寄贈先検討会」が
26日(水)に開かれました。
手を挙げてくださった有志のみなさんと
対面とオンラインのハイブリッドで、
収穫したウェーブ米の寄贈先について、
1時間話し合いました。
昨年は、(一社)子ども食堂支援機構専務理事の秋山さんに、
困っている子ども食堂を紹介してもらい、
港区の子ども食堂に100キロ、
品川区の社協に200キロを直接お持ちしました。
特に港区の子ども食堂では、コロナの影響でパントリーでしたが、
お手伝いもさせてもらい、
ボランティアのみなさんや、
足を運んでくださったお母さんとお子さんたちと
接することもできました。
私にとっては、港区の子ども食堂での体験が印象的で、
できればもっと子ども食堂の活動を支援したいと思いました。
でもそれなら、ウェーブにゆかりのある地域の子ども食堂にしたいと思うようになり、以前このメルマガで紹介した中央区の子ども食堂を探してみることにしたのです。
また清原さんの発案、社員の地元や実家のある故郷など、希望を募って寄贈するというアイデアも選択肢に加えました。
ところが、実際に中央区の子ども食堂に連絡をしたり、前述の秋山さんや子ども食堂関係者に聞いてみると、子供たちに提供する食品が無くて困っている地域や子ども食堂があることがわかりました。
そんな背景があってのミーティングでした。
ミーティングで議論された2つの方向性
みなさんから様々な意見が出ましたが、
考え方は大きく2つに集約できました。
1つは、「本当に困っている子ども食堂へ寄贈したい。そのためには、自分たちで探しても限界があるので、子ども食堂を束ねている団体などに寄贈したほうが良いのではないか」という意見。
2つめは、「できれば、子供たちの顔が見えて、本当に喜んでもらえる子ども食堂に寄贈したい」という意見。
困っている子ども食堂に直接贈ってこそ、喜んでもらえるのですが、東京都だけでも1,000箇所(むすびえ)あると言われている子ども食堂の、どこが困っているかなんて調べていくのは現実的には難しいです。
それに、「子どもたちの顔が見えて、喜んでもらいたい」、というのは贈る私たちの感情であって、送った見返りの喜びや満足感のようなものです。
港区の子ども食堂で少しの時間だけ手伝って感じたことは、活動そのものに関わっていかないと、本当の喜びや満足感は得られないし、求めてはいけないのではないかということでした。
ウェーブ米の寄贈先
というわけで、このミーティングで、
今残っているウェーブのお米の寄贈先は、
むすびえ(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ)
セカンドハーベスト(特定非営利活動法人 セカンドハーベスト・ジャパン)
の2団体に200キロのお米を寄贈することに決めました。
一方で、「ウェーブの子ども食堂への寄贈はとても良いことだと思います」
「ウェーブの社会貢献の意味が、子ども食堂への寄付の取り組みを通じてよく理解できました」という声を、社員の方からいただいています。
ミーティングでも共通した意見は、
「ウェーブのお米の寄贈は、やる以上は継続していこう」ということです。
引き続き、みなさんにお知らせしたり、
意見を聞かせてもらったりを続けて行きたいと思います。
川崎市をブルーが飛びました
ところで、29日(土)。
川崎市市政100年のイベントで、
航空自衛隊のブルーインパルスが
川崎を中心に横浜から東京の上空を20分間飛びました。
前日の雨もやみ、雲は多かったものの午後からは晴れ間も出て、
展示飛行日和でした。
ショーセンターの等々力球場近くの
多摩川河川敷に行きましたが、
なめてました。
前に進めないほどの人混み。
それに6課目の展示飛行が計画されていたのですが、
報道ヘリが空域に近づいたということで途中中断があり、
最後の課目が変更されるなど都心ならではトラブルもありましたが、
周辺では歓声と拍手が起こっていました。
多摩川で撮った写真を貼っておきます。
それでは今週もよろしくお願いします。
深井賢一