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20240930ふかいメルマガ172回 能登へ古タオルを

9月21日から22日にかけて能登半島北部を襲った豪雨災害。
1月1日の能登半島地震から少しずつ復興が進み、
店舗や漆塗り工房を再開したり、
仮設住宅での生活がはじまったり
やっと前向きになり始めた時に
今度は泥水がすべてを流してしまいました。

古タオルを集めよう!

そんな中、泥水をかき出したり、拭き取ったりするために
大量のタオルが必要だということで、
グループ会社SoooooS.カンパニー代表木村有香さんの呼びかけに応えて、
ウェーブでは社員から使い古しのタオルを集めて能登に寄付しました。

この取り組みは、認定NPO法人カタリバが行っているのもので、
古タオルを集めるならSoooooS.カンパニーだけなく
同じビルに入っているYRK&もウェーブも、
ということで実現しました。

カタリバの古タオル収集の募集期間が9月30日まで(※)ということもあり、
ウェーブでは9月25日に社内チャットを通じて冨永代表が呼びかけ
期間は実質1日しかなかったのですが、
何人かの社員のみなさんが古タオルを持って来てくれました。
(※)
たくさん集まったということで28日で受付が終了しました

YRK&とウェーブから集まったタオルは200枚以上。
SoooooS.カンパニーのメンバーが、
カタリバの「カタリバ能登復旧物資受付」宛に
9月26日の夜に発送してくれました。
今週中には能登に発送される予定です。

200枚以上のタオルが集まりました

今回のアワードは能登復興商品・サービス

実は今回で12回目になる一社ソーシャルプロダクツ協会(APSP)主催のソーシャルプロダクツ・アワードの年度テーマは「令和6年度能登半島地震からの震災復興につながる商品・サービス」。
そんなこともあって、APSP事務局を兼務しているYRK&の社員は3月に石川県庁などを訪問し、珠洲市に住む岩城慶太郎さんの案内で被災地の珠洲市も視察していました。

YRK&社員でAPSP事務局Hさん撮影の輪島市 2024年3月23日

岩城慶太郎さんは、東京日本橋に本社がある年商約600億の株式会社アステナホールディングスの前社長で、社長時代の2021年に珠洲市に移住して珠洲市内にオフィスも置いていることもあり、能登半島地震復興の中心人物の一人です。

今年の2月16日に放送された「ガイアの夜明け 大震災を乗り越えろ!〜あの主人公はその時〜」。
この番組で取り上げられた「あの主人公」こそ岩城慶太郎さんでした。
今回のNPO法人カタリバの取り組みにも協力されています。

私たちにできること、やるべきこと

SoooooS.カンパニー木村さんは、東京にいながらにして活動できる能登半島復興ボランティアを探していた時に、岩城慶太郎さんが日本橋のアステナホールディングス本社社長室にボランティアセンターを設置し、東京から支援活動をしていることを知り、夫婦で参加されていました。

元旦の地震で大きな被害を受け、
復興の遅れが報道されている最中での豪雨災害。
現地で被害に遭われた人たちの気持ちを思うと、胸が痛みます。
送ったタオルが、そんな人たちや現地でボランティア活動をしている人たちにとって、少しでも助けになればと願っています。

そして被災地に行けない私たちは、
多くの人たちの生活や社会に役に立てるよう、
自分の仕事に精一杯取り組むことが、
大事なことだと思っています。

深井賢一


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