小嶋政一郎について(1)
雑誌『延岡春秋』に「のべおか民俗誌」を連載した小嶋政一郎について『延岡の言葉』の巻末の人物紹介を紹介しておく。
明治26年(1893)延岡町(現・延岡市)に生まれる。工科大学を志したが、高等学校からUターンして師範学校二部を修め、小学校等に勤務。昭和26年(1951)から社会教育に従事した。
<著書>
郷土ものがたり 上巻
小嶋政一郎/著 -- 延岡市文化協会 -- 1947.1
郷土ものがたり 下巻
小嶋政一郎/著 -- 延岡市文化協会 -- 1947.12
農魂の人日吉小次郎翁
小島 政一郎∥稿
日吉小次郎先生功徳顕彰会1950
平和への歩み
小嶋政一郎/編 -- 宮崎県北ユネスコ協会 -- 195109
平和のとりでを 高校・青年懸賞応募作文集 図書
延岡ユネスコ協会 1954
小島 政一郎∥編
延岡郷土史年代表 1955年(昭和30年)版
小嶋政一郎/編集 -- 延岡市文化連盟 -- 1955.12
南米通信第1信~第3信他
移民運動の理解のために
小島 政一郎∥編延岡市教育委員会∥編
延岡市教育委員会1957 1958
脱却の工夫
小島 政一郎∥著
南方社1958
音頭集
小嶋政一郎/著 -- 延岡文化連盟 -- 1966.1
延岡郷土史年代表 1965年(昭和40年)版
小嶋政一郎/編集 -- 延岡市文化連盟 -- 1966.11
延岡の言葉
小嶋政一郎/著 -- 光輪舎 -- 1969.12
『延岡春秋』での連載。『延岡春秋』162号(昭和46年6月1日)に「若い人や子どもたちのためののべおか民俗誌(1)」を連載開始。192号(昭和49年1月1日)の(20)まで連載は続いているが、その後は未確認。
郷土史『方財島』
小島政一郎/著 -- 郷土史方財島再発行会 -- 1975.6
延岡百景
小嶋政一郎 -- 延岡百景・今と昔刊行委員会 -- 1976.5
『小嶋政一郎選文集』光輪舎, 1980.8
目次
遙かなる幾山川 / 1 のべおか民俗誌 / 1.年のはじめ / 77 2.のる車・のせる車(一) / 82 のる車・のせる車(二) / 86 3.明治の郷土読本「近傍地誌」(1) / 95 一路随筆 / 童心老語 / 159 春宵綺語 / 165 帰郷本能 / 170 秋風浙瀝 / 173 教親教子 / 175 和魂洋曲 / 180 聖教凡釈 / 183 開目閉目 / 191 内藤政樹 / 194 温新知古 / 197 国語教育 / 201 雨情光栄 / 203 星恋物語 / 208 新聞配達 / 211 春風駘蕩 / 215 思惟教育 / 219 八甲田山 / 222 秋霜烈日(絶筆) / 226 冬風の雨情碑にもたれて / 232 ブラジルから帰って / 236 楽しかった四年間 / 高鳴る未完成交響楽 / 都市生活へのあこがれ / 日系活動の二つの型 / 危険思想 / 250 「光輪」終刊の言葉 / 254 延岡郷土読本 / 256 第一 郊外めぐり / 256 第二 五ケ瀬川 / 261 第三 延岡八景 / 262 第四 農村開拓の苦心 / 263 第五 教学史上の三星 / 266 第六 剣道と農業 / 267 第七 勤王家胤康 / 269 第八 狸 / 269 第九 麦秋 / 270 第一〇 西南の役と延岡 / 271 第一一 学校の話 / 272 第一二 郷土いろはかるた / 274 第一三 手水鉢の小判 / 275 第一四 故郷の父へ / 276 第一五 飛行日誌 / 277 第一六 思出の春 / 278 第一七 延岡駅 / 278 第一八 新市街 / 279 第一九 工場地帯 / 280 第二〇 水見舞の手紙 / 281 第二一 年中行事 / 283 第二二 内藤子爵を仰ぐ / 286 第二三 郷土産業の現在と将来 / 287 第二四 ふるさとの歌 / 289 第二五 城山より観る / 289 小嶋政一郎略歴 / 293 凡人会時代の業績 / 295 小嶋政一郎先生のこと 縫暎之 / 300 あとがき / 303
方財春秋 第15号
縫暎之/編集 -- 縫暎之 -- 1989.3
昭和10年版特別収録「方財読本」小嶋政一郎・稿