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『なぜ働く?誰と働く?いつまで働く?』を読んだ感想
こんにちは!
突然ですが、あなたは何のために働いていますか?
誰と働きますか?
いつまで、働きますか?
そう問われて、すぐに答えることができますか?
私はどれも答えることができません。
できれば働きたくないと考えているくらいです。
今回紹介する本は、この問いについて考えることで、「有りたい自分」に一歩近づくためのヒントを教えてくれます。
この本は、次のような悩みを持つ方にオススメです。
・やりたいことが見つからない
・今の仕事に満足できていない
・仕事のモチベーションが上がらない
タイトル:なぜ働く?誰と働く?いつまで働く?
限られた人生で後悔ない仕事をするための20の心得
著者:有山 徹
出版:アスコム
著者である有山さんは「現代版プロティアン・キャリア」を手法としたキャリアコンサルティングを専門としています。
プロティアン・キャリア理論は、1976年にアメリカの心理学者ダグラス・ホール が提唱したキャリア理論です。従来の「会社主導のキャリア」ではなく、個人が主体的にキャリアを築くことを重視しています。
著者自身の実践的なキャリアコンサルティングをもとに書かれているので、これからのキャリアに悩んでいる方にオススメの一冊です。
「何を」するかよりも、「どこで」働くかよりも大切なのは
あなたが「何のために」「誰と一緒に」「いつまで」働くかです
もう、やりたいこと探しや強み探しに迷わない!
これからの人生を充実させる、あなただけの正解の見つけ方
これまでに約30万人、200社以上の企業が学んだ
今注目の「プロティアン・キャリア理論」をもとに解説!
この本では様々な問いかけをもとに、自分自身のことを言語化していきます。
例えば、
・あなたがつい気になってしまうニュースは?
・あなたがよく人に頼まれるの仕事はどんな仕事?
など、身近なことから仕事のことまで幅広い内容です。
こうした問いについて考え、言語化することによって、これまで自分でも気付けなかった思いを見つけることができます。
私がこの本の中で印象に残っているのは第3章価値化について書かれているところです。
自分を卑下しすぎず、人と並べて自分を客観視することで自分を価値化する。
つい誰かと比べてしまいがちですが、見方を変えることって大切だと感じました。
あなたの歩んできた人生に意味をつけるのはあなた自身です。
履歴書の箇条書きではなく、自分が主人公のストーリーを語ってみましょう。あなた以外にそれができる人はいません。
私のように「なんで働かないといけないんだろう」「いつまではたらかないといけないんだろう」と考えてしまう方はぜひ読んでみてください!
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