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わとりん流ダイエット

ダイエットに成功しました。目標体重は64キロでした。さっき体重を測ったら61.5キロでした。ちなみに身長は170cmです。
僕はもともと、最高体重108キロありました。44キロの減量に成功しました。

太った経緯を書きますと、以前の職場でメンタルをやられ、双極性障害という病気を患いました。60キロだった体重は70キロに増え、仕事をクビになり精神病院にも入院し、処方された薬が合わずに過食になってしまい、3ヶ月で30キロ以上体重が増えました。そのことを主治医に伝えるとすぐに投薬を中止しましたが、そのときには既に手遅れでした。煙草を吹かしながらチョコレートを食べ、深夜にカレーを食べ、食べ物がないときは砂糖の袋を抱えて直接食べたりするなどして、肥に肥えた僕の身体は、常になにかを食べていないと耐えられない身体になってしまいました。最高体重は何キロになったかわかりませんが、精神科の主治医に内科の受診を勧められて、内科に行って測った体重が108キロでした。血液検査もしてもらったところ、肝臓の値は基準値と比べてメチャクチャな値(γ-GTPが2000とかだった気がする)をとっていて、血糖値もかなり高くなっていて糖尿病一歩手前とまで言われました。

さて、そんな僕がダイエットに踏み切ったきっかけがあります。それは友人の結婚式でした。その頃はまだ体調が悪く、家の外に出るのも大変な時期でしたが、結婚式場のホテルに前日から宿泊して、なんとか出席しました。

大学卒業時の体重が60キロでしたので、大学生のときに買ったスーツは当然着ることはできず、はるやまで新調しました。7万くらいした高級スーツを親に買ってもらいました。馬鹿な買い物だと思います。現金くれ。

結婚式には大学時代の友人が多数集まりました。会うのは本当にひさしぶりで、卒業して以来会っていない人がたくさんいました。会う人会う人みんな僕の豹変ぶりに驚いていました。当時、人と会うのがかなり辛かった状態でしたが、なんとか結婚式をやり過ごし、写真を撮影しました。

後日、その写真が何枚か送られてきたのですが、自分の「醜さ」に愕然としました。学生時代はしばしば「イケメン」と呼ばれていた僕ですが、そこにいるのはジャバ・ザ・ハットそのもので、その場にいることすら憚られる気分にさせる外見をしていました。実を言うと、メンタルをやられて以来、まともに鏡を見たり、自分の写真を撮ったりする機会は全くと言っていいほどなかったのです。そのため、自分が今どういう状態にあるのか客観視したのはこのときが初めてでした。

そこでダイエットを決意しました。メンタルをやられて以来、まともに測ったこともない体重を測るようにしました。常に110キロ弱ある状態で、ときどき105キロくらいに落ちたり、110キロになったり、日によってかなり幅があることに気が付きました。ダイエットを始めてこんな記事を書いたりもしました。

夜食を減らして10キロ程度の減量には成功したものの、相変わらずジャバ・ザ・ハットで、ときどき電車に乗ると、両隣に座っている女性が立ち去ってしまうほどでした。友人の結婚式を機に時々会うようになったほかの友人との写真も、「キモい」の一言しか出ませんでした。

そこで、根本的なダイエットの方針を転換しました。とにかく食べない。食べることは悪いこと。そう自分に言い聞かせました。そのためにこのような方法を導入しました。

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