自分のため
あれこれ燃えてますな。
もはや青い鳥ではなくて火の鳥なのではと思うツイッターinジャパンです。(もう3万人くらい言ってそう)
わとりは某タイツメーカーの110デニールに冬は大変お世話になってきたし、大人になってから子供の頃に叶わなかったことをしようと某少女人形も購入して手元に置いているのですが、そういう女性は少なくないと思うのであれに憤慨する層に対して「マーケティングのターゲットでもないのに黙ってろ」みたいに言う人には「目ぇ開いてんのか」と言いたいところ。
それにしてもあまりにも炎上を繰り返すので、そもそも事象の捉え方が違うのでは・・・と感じて過去の記事に書いたことを思い出した。
後半に、女子高校生の制服を可愛くするのは彼女らの男へのアピールだと信じるもちねこくんの話を書いたんですが、つまり燃え盛る企業アカウントの人たちももちねこくんと同じメンタルなのでは。
男性に性的にみられることが女性の価値だと思っているし、女性は男性にそう評価されることを望んでいる。
そんなわけあるか・・・!
これは別に男性に限ったことじゃなくて、女性にも”たまに”いるので燃えてるアカウントの中の人がどっちの性別でも関係ないです。
なぜそう思うんだろう。
特に男性についてだけど、彼らは服を選ぶ時「こんな服が女性受けがいいな」と思って選んでるんだろうか。「そういう人もいる」くらいの感覚だと思うんだけど‥‥女性だって「この服は男性受け良さそう」と思って着てる人は「そういう人もいるかもな」くらいのもんだ。
だいたいは自分が好きな服を着るし、予算で買える服を着てる。
男が喜びそうと思って着る服なんか、好きな相手と出かける時くらいにしか意識しないか、好きな相手でも意識しない。自分が着たいから着るんだよ。
わとりの大好き「ラブラブエイリアン」ではモテたいモテたい言うチズルに由日子が「そんなにモテたいならケツでも出して歩いてろよ!」と言い放つシーンがあるんだけど、ケツだして歩いてる女が居たら真っ当な思考の人は隠してあげるか避けるかすると思う。それに「最高ー!」って近づいていくのが「タイツはエロい!」ってはしゃいでる層だと思うんだけどどうですか。
最終的にチズルは自分が着たいと思う服をバーゲンで買うんですけれども。
ここから脳内でぴょんとジャンプして考えちゃうのが、もちねこくんがラノベで書いてるような「意に沿わない相手に襲われてる女(ヒロイン)と、それを助ける主人公男」の話。
「意に沿わない相手に襲われること」が「ヒロインにとって致命的な傷」になることを、主人公男と作者と読み手は知っていて、だから「助ける」って物語になってるのに、意に沿わない通りすがりの男たちにただ着てるだけの服をエロいだのパイスラだの男へのアピールだの言われて見られていることを「加害」だと認識できないのはどういうことなんだと。
「触ってないのはセーフ」ってルールでもどっかに書いてあんのかな。
見られてる側にとっては、見られることと実際に触られたりすることって繋がってる加害線上にあるから「怖い」「気持ち悪い」「やめて欲しい」って思う。
わとりは特に、現実に物理的に加害された立場だし、そういう目線に対しては犯罪予備軍と判断せざるを得ない。
(また少しジャンプするけど、女は男にアピールしていると言いつつ「意にそぐわない相手に襲われている女を助ける主人公男」の話を書いて、「襲われた女」に自衛が足りないという話の整合性は‥‥と思っている)
服は必要だし着たいから着てる。自分のためにであってそこに男は関係ない。
自分が好きな色だから着るし、好きな形だから着るし、寒いから着る。
だいぶ時間がかかったけど、もちねこくんにもそこを理解してもらいたい。