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「音楽好きな脳」人はなぜ音楽に夢中になるのか」/私の本棚(2)から(note005)
みなさんこんにちは。このnoteにお越しいただいたご縁に感謝いたします。mina@ことばの垣根をこえるひと です。
さて今日は、「音楽好きな脳」を取り上げます。副題には、人はなぜ音楽に夢中になるのかと書かれています。
ダニエル・J・レヴィティン著、西田美緒子訳で、白揚社から2010年3月30日に第1版第1刷が発行され、2012年4月30日に第1版第4刷が発行されています。
まず、目次の部分をとりあげ、続いて筆者がおもしろそうだと思った部分を抜粋します。
はじめに 音楽が好きで科学も好き
1音楽とは何か?
2足で拍子をとる
3幕の向こうで
4先を読む
5名前を知っているなら電話番号は自分で調べて
6デザートが済んでも、クリックはまだ四つ先の席にいた
7何が音楽家を育てるか?
8私のお気に入り
9音楽本能 進化のナンバー・ワン・ヒット
【創造力というものは、いったいどこからやって来るのだろうか】
まず、「はじめに」から抜粋しますと、
彼らは飛び抜けた才能をもっていても、成功することはできなかった。私はだんだん、一生芽が出ないミュージシャンもいるのに、一部のミュージシャンはなぜあんなに人気が出る乗ろうかと疑問に思いはじめた。それに、作曲などできない人もいれば、いとも簡単に曲を作れる人がいることも不思議だった。創造力というものは、いったいどこからやって来るのだろうか?心を動かされる歌があるのに、何も感じない歌もあるのはなぜだろうか?そのすべてにおいて、音を聞き分ける「知覚」の役割は何だろう?
という部分があります。これを科学的な見方で解き明かそうというもののようです。
【音楽の後押し】
さらに、4 先を読む では、冒頭に次のような段落がきます。
私が結婚式に出席して涙するのは、友人と家族の前に立つ新郎新婦の希望や愛、ふたりの前途に輝く人生を垣間見るからではない。思わず涙がこみあげるのは、音楽が鳴り響いた瞬間だ。映画を見ても、主人公のふたりが困難を乗り越えてようやく再会すると、やっぱり音楽の後押しによって感傷的な気持ちがいっきに溢れ出す。
このご時世、結婚することが決まっても、会場を予約するところから大変なのかもしれません。
ただ、二人がこれまでに歩いてきた道のりを曲に合わせて辿る、という流れを考えたら、やっぱり音楽は外せない。結婚披露宴のBGMって、会場のスタッフにお願いするのもあるだろうけど、自分で作りたいと思って集める人もいると思うので。ここまで書いていて、自分たちの挙式の時を思い出していました。カセットテープに「交響詩モルダウ」などを録音して持参したものでした。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
さて、ここでトップの画像にお借りした写真をもう少し大きく写してみました。枠の中のどこかをクリックすると、この方のnoteへ移動できると思います。夢のある写真だと思います。では、どうぞ。
なお、はじめましてのかたは、下の枠のどこかをクリックしてみて下さい。
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