雲隠れ 138日目

小さいとき(小学生くらいかな)に嫌なことがあると家を飛び出して、近くの工場に隠れていた。ずっと誰かが探してくれるのを待っていた。夜だから暗くて怖くて寒くて眠くて。早く探しにきて、見つけてと心では思って、時間が長いなと思っていた。孤独だった。

いつもおばあちゃんが見つけてくれた。困らせても怒らなかった。とても優しかった。

自分の本質をとらえた気がする。今もなお素直に表現ができず、遠回しに思いを伝えている気がする。仕事が大変だって言えずに、自分で抱えて、残業時間でアピール。全く分かっていない。

本当は自分のことを分かってほしい。かまってほしい。これが本質。

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