主張の対立について思うところ
目指してるゴールは同じなのに、議論してコトを進めようとすると、第一歩目でやるべきことの主張が何故か対立して進めない。
こういった経験をしたり、こういった打合せに直面したことはありませんか?
あの人とあの人は、やりたい事は同じなんだけど、何故かどうにも合わないんだよね、、、。こういう上司たちはいませんか?
なぜこうなるのだろうか?と考えたいたときに読んだ記事が、気づきを与えてくれたのでメモとして残します。
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有名なだまし絵。アヒルに見える?ウサギに見える?
絵の上手い人のものの見方についての記事で、久々にこのだまし絵を見ました。
こういった絵の解説は、「どちらに見えるか」「こちらに見える人の特徴はコレ、こっちならコレ」というものになりがちです。そこに切り込んだこのワード。
「デッサンが上手い人とは、脳のモード切り替えが上手い人である」
はっ!としました。
冒頭の、目標は同じ(絵は同じ)だけど主張は違う(見え方は違う)、ということに共通点を感じたのです。
同じものをミテイルということ。
これを対立者同士の間に入って、解きほぐしてあげればいいのではないか!
ところが!言うが易し 行うが難し。
試しにタイトルのだまし絵を、アヒルの見え方からウサギの見え方に何度か頭の中で切り替えてみてください。物凄く疲弊しませんか?
この感覚を議論の中に応用すると、論点(視点)を切り替えながら、全体を捉えつつ、目標は一緒(絵は一緒)なんだけれども、対象が異なる(口についてアヒルと思って議論すると、ウサギにとっては耳)中、ゴールがブレないように議論をコントロールする、、、。
ああ、脳が疲弊してきた、、、
広い視野と、それぞれの話者にとっての捉え方の視点を把握して議論を仕切る。
まだまだ修行が必要そうです。