背徳をすする。
ごきげんよう。わらわです。
今日は猛烈に、身体に悪いものを食べたい気分でした。たまにはそんな日もいいよね、ハム太郎。
ヘケッ
そんなお話です。
本題。
今朝は、強い確信と共に目覚めた。
今日はラーメンの日だ。
それも、自然派なんて謳っている上品なヤツじゃなくて、部活帰りの高校生とかが食べそうな、がっつり脂っこいヤツ。
朝食をとり、洗濯を済ませ、軽く掃除もしちゃったりして、意気揚々と出掛ける。
最初に目星をつけていた店は閉まっていた。
出鼻、挫かれがち。
しかし、後にはひけない。
ただラーメンを求め、修羅のごとく彷徨う。
歩き回ること30分ほど。(日頃食べたいものが決まらなさすぎて、この程度はデフォである)
あったよ!!ラーメン屋が!!
でかした!!
休みの日にはだいたい行列が出来ているお店だが、平日の昼間だし、天気もよくないためか空いていた。運命、感じちゃうよね。
食券を買い、味の濃さなど聞かれる。
脂すくなめ、麺硬めでお願いします〜
脂っこいのを食べたいって言っていたのは、どこのどいつだい??
完全にヒヨった。臆病な私を許してくれ…
ちょうどにわか雨が降り出したタイミングで店内に入れた。
今日のワイは、天すら味方につけている。
そこから今少し待ち、着席。
スープを絡め、麺をすする。
散々言われてきていることだが、改めて感じた。身体に悪いものは、美味しい。
しかし、これは少し考えてみれば当たり前だ。
不味くても身体に良いのなら、健康のために摂る人がいるだろう。
身体にも悪いし不味いのだとしたら、それは食べ物ではない。
身体に悪いのに食べ物として存在し続けていることは、美味しさの裏付けに他ならない。
小さい頃に消しカス食べて怒られたな。
どうして子どもって何でも口に入れちゃうんだろうね?
ちなみに、全然美味しくなかった。
なぜか。答えは簡単。
消しゴムは食べ物ではないからだ。
消しゴムの話はよくて、ラーメンの話。
ここのところ、自炊する元気が復活してきたこともあるし、外食をするにしても、ヘルシーなメニューを選ぶことが多かった。
前からだが、肌を気にし始めてからは特にそう。
久々の背脂ラーメンは、醤油の味わいと麺の食感でつくられた平面に、背徳感という奥行きを得て、それはもう美味でした。
これは、ただラーメンが好きだからしょっちゅう食べる、というのでは味わえないだろう感覚。
ワイも、まさかこんなに美味しいと思わなかったよ…。また、たまーに来よう。たまーにね。
帰りにコンビニで、野菜ジュースを買った。
ラーメンで不足しがちなビタミンとか食物繊維を摂れるのだ。どうしてもそこ、気にしちゃう。
野菜ジュースは、私にとって罪滅ぼしの象徴。
大体のマイナスを消してしまえる、魔法の消しゴムなのだ。野菜ジュースだいすき。
ストローを刺してすすってみると、身体によい上に美味しかった。
きみ、もしかして天才か?
今回は以上です。読んでくださり、ありがとうございました。