随想2 (2022/9/3 23:22)
人生とはなんだろうか。なんのために生きているのだろうか?それについては、わりかし明確に結論を出すことができる。それは、楽しむためだ。だって、そうじゃないか?それ以外に一体何があるというのだろう?お金持ちになる、女の子にモテる、周りから頼りにされる、かっこよくなる、彼女を作る、結婚する、まあ色々あるんだ。こういったことはいわゆる世間で言われている"理想"なんだがこういったことを望んでしまうのは…いや、なんだか違う考えも浮かんできたな。群衆本能、という概念、まあ性質でいいな、そういう性質がどうやら人である自分たちには備わっているようだが、これが本当に厄介なんだ。だって、周りに合わせて、抑圧していると幸せになれないという思い、考えを僕は採用しているのに、この性質を鑑みると、逆に周りに合わせず、孤独に自由に生きるということこそ不幸せなように思われるからだ。憂鬱だ。しかし、ショーペンハウアーは、この性質を克服できるとしている。…それが一体何になるというのだろう?彼は科学者ではなく哲学者なのだ。本能というのは、何千年といる時間をかけて遺伝子に刻み込まれてきたものだ。それを一個体が変える、克服するというのは無理があるのではないか?
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