心象と外見
AIであるmidjourneyに絵を描かせるのが流行っていますが、やってみると確かにこれは面白いです。それなりのものが返ってくるために夢中になってしまって、放っておくと何時間も没頭してしまいそうな気がします。
せっかくなので、私が普段感じている自分の内面(心や心象風景)と、望む外見を描かせてみました。ただし、絵のスタイルを指定しないと暗い雰囲気の絵が描かれることが多いので(midjourneyのタイムラインはそういう絵で溢れています)、有名で、かつ、明るい雰囲気の絵が多い作風の画家を指定しています。しかし、AIが見ている世界の内面って暗いのでしょうか?
心象
心象はおおむねこのような感じです。見る人によっていろいろな解釈ができると思います。私自身がどう思っているかは(恥ずかしいので)書きません。背景にある無数の白い点は雪です。ところで、左右で目のバランスが悪いのですが、これはmidjourneyの特性かもしれません。他のアカウントの絵もいろいろ見てみたのですが、midjourneyは目や顔を描くのが少し苦手なように思えます。コーカソイドに見えるのは、アジア人を指定するのを忘れたためです(その点はあまり重要ではないですし、再描画していません)。
追記
目のバランスが悪いというのは思い込みで、時間が経つと、そもそもこれが私の内面で適切に表現されてると思うようになってきました。
外見
外見のイメージはこちら。
こういう、何ものにも囚われていない自由な外見が理想です。2020年代に入っても、現実にはとても難しい。
ところで、心象像は女性に、外見像は性別不明に見えますが(midjourneyへの指定は男性でしたが)、そこは本質ではありません。見た目の性別は無視してください。見る人の内面に応じたバイアスがかかると思いますが、それは構いません。
暗い夢の世界
絵のスタイルを指定しないと、例えば、こういう画風になります。AIは世界を拾い上げて内面を作り上げ、それを世界に再拡張して表現していると思っているのですが、拾い上げる世界のパーツには暗いものが多いのでしょうか?表立って目立つのが暗い印象のものであるだけかもしれませんが。
もっとも、このペンギンは、実は私の内面に潜んでいるものなのかもしれません。私が指定した描画の命令から紡ぎだされたものですし、紡ぎだすのに使われた世界のパーツは、普段、私自身が触れ続けているかもしれないパーツでもあります。無関係であると言い切れる自信はありません。