IF I CAN'T HAVE LOVE, I WANT ...?
agenderの状態が続いています。
ある匂いを感じたときにfemaleが少し増えたけれど半日ほどで元に戻ったという投稿を少し前にしましたが、どうやら匂いや音楽はジェンダーに影響するみたいです。これまでまったく気づかなかったので、おそらくはagenderの状態でなければ感知できないような微妙な影響のような気がします。ところで、femaleを増やしたのはある種の「女性的」ともいえる匂いで、少し不思議ですよね。
agenderの状態を強く感じさせる音楽もあるようです。スーパーで買い物をしているときに店内に流れていた曲がまさにそうで、特に特徴がない(あえていえばギターの旋律が少し変わっている)この曲を何とはなしに聞いていると、ジェンダーの感覚がより「平たく低く」なった気がしました。
でも、やっぱりagenderの状態は悪くないです。実はこの状態が自分にとって一番の理想だったのでは?とも思えます。もっともそれは今だからそう思えることで、若いときには強い苦しみを感じたかもしれません。
音楽が自分のジェンダー(の感覚)に影響するらしいことがわかったので、まだ聴いていなかったHalseyの"IF I CAN'T HAVE LOVE, I WANT POWER"を聴いてみました。彼女(彼)の歌う声はとても魅力的で、心が共鳴して多層的に聴こえる感じがします。それに、このアルバムのテーマにはジェンダーが強く関係しています(リンク先の記事をどうぞ)。聴くとオリジナルのジェンダーが復活するのではないかという期待がありました。
どうなったかというと、コアが元気になって(これはとてもいいこと)femaleが少し増えるけれど、やっぱりしばらくするとagenderに戻る、との結果となりました。どうやらしばらくはこの状態が続きそうです。
というか私のmaleの部分はどこにいったんでしょうね?
一番好きな曲を貼っておきます。聴くとfemaleが増えるのを最も強く感じますし、歌詞にもとても共感ができます。特にこの部分
自分のような誰かが(誰かにとっては)本当の悪夢かもしれない、それを完全に自覚していて、でも、気づかないで生き続けるよりも(その誰かにとって)本当の悪夢でいたい、という気持ちはとてもよくわかるし共感できます。もちろん歌詞の全文に込められたこの曲の意図の上での話です。
追記
曲の意図は、こちらのサイトが詳しいです。英語ですが、DeepLなどの翻訳サイトを使えばおおよその意味はわかります。