ロンドンにあるニュートの家のexpandedされた地下室のどこか隅らへん/どこでも住めるとしたら
某家電の企業に問われるまでもなく、どこでも住めるとしたら?との質問の回答はごくシンプルに
ロンドンにあるニュートの家のexpandedされた地下室のどこか隅らへん
である。
ファンタスティックビーストの2作目をみたときにそう思ったので間違いない(ちなみにハリーポッターにはなぜかまったく面白味を感じない)。あまりの魅力に、ぽかんと口を開けて見入ってしまった。
なお、ちょうどいい地下室の画像が見当たらないが、リンク先にある最初の画像がとりあえずそれである。
ニュートの家の地下室は、地下なのに広い、明るい、動物が飼える、泳げる、信頼できる助手の人もいるなど、メリットだらけである。キング・オブ・地下室。まあ、上下の移動は階段だけどね。手すりもついてないし。
もし、その一角に住むことができたら、私は羊を飼いたい。
顔の黒いやつ。こういうの。かわいい。
その隅にいる私は、周囲で魔法がどうこうと騒ぎになっている間も、皆が出払っていて静かなときにも、特に予定を立てることなく、思い立っては羊たちと遊び、ごはんを食べ、一緒にくっついて眠る。そして、羊の毛が伸びた頃合いを見計らって毛を刈り、紡いで染め、地下室から眺める空の色みたいな美しい毛糸を作って、家賃として納める。残念ながら編み物には興味がない(し技能もない)ので、毛糸止まりではあるが勘弁して欲しい。
誰からも見えないところで毛糸を作る。
世界のだいたいはそういうことの積み重ねでできていて、望んだ心地よい場所でその一つでも作ることができたら、まあ、人生は十分に成功だったといってよいように思う。