私のリソースに光を当てる
カウンセリングの先生が変わった。
これまでは、傷の癒しに特化した先生たちだった。
これからは、傷の癒しはそこそこ、自分の望む方向に羽ばたいていける手助けをしてもらえそうな先生にお世話になる。
初回のカウンセリングで、私の目的を共有。
私の目的は「取りこぼしているところを処置してもらいたい」だ。
大分癒しは進んでいるものの、時々過去の記憶や歪んだ世界観が足を引っ張り、行きたい方向に進めない気がしているためだ。
ざーっとこれまでの経緯や、受けてきたカウンセリング、今考えていることをお話すると、先生から、
「もう、大分最終段階です。いいかんじです。次までの宿題として、あなたのリソースになっていたことを書き出してきてください。」という宿題をいただいた。
そろそろ、宿題の期限が迫ってきたので整理していく。
小さい頃、親の友人たちがしょっちゅう家に来ていた→私の中で比較材料ができ親の関係性がおかしいと気が付いた、親戚がいなかったため日本の伝統的な習慣が身につかなかった
親の友人達は、わかりやすい子どもへの愛情表現をする人、タイの人→母の愛情表現が乏しいことに気が付いて私の欲しい愛情表現の方法がはっきりした、日本の常識の及ばない生活に触れることができた
親の友人たちは、夜な夜なお酒を一緒にのんだり、カードゲームをしたりと楽しい時間を過ごしていた→楽しい世界があることがわかった
母は愛情表現に乏しく、私を持て余し、男尊女卑思考を持っていたが、栄養への興味と強迫的な衛生観念をもち、子どもの健康管理は徹底していた→私は身体的に健康な生活習慣を身につけることができた
母が私を全く理解できず、困り、占いに傾倒した→私が何かをしようとするたびに彼女は不安になり勝手に占うことで私をコントロールしようとしてきた、私は占いアレルギーになった、壺を買ったりする方向に行かなくてよかった
母が本が好きだった→読み聞かせをしてくれて言葉と本への親しみが増した、私の中で「本を読むこと=かっこいい」になり習慣になった
貧困だった→欲しい物を自分の力で手に入れるための自己管理能力や戦略性が磨かれた、図書館に連れていかれ小説が好きになった
心が通う人間が家の中に居なかった→絵、色、ファッション、粘土、陶芸に夢中になり感性が磨かれた、マンガや小説に夢中になり視野が広がった
父が嫌々公務員だった→親が酒とたばこ依存で甚大なダメージを受けた、一方で経済的安定性があったから最終的にやりたい方向に進めた
父がほぼ家に居らず母がワンオペだった→解離し続けている父が近くに居なくてむしろ良かったのかも
父の家系の戦争由来のPTSDはかなり深刻で妻と子どもへのマイナスの影響が大きかったものの、彼が依存対象として母を選んだことで子どもの身体的な健康は守られた
母が嫌々専業主婦だった→「私は母に受け入れられない=私が人(世界)に受け入れられることはない」という世界観が構築された、ネグレクトが精神的なものだけですみ身体の健康は保たれた
母が兄を偏愛していた→
母が男尊女卑思考の被害を受けつつもその思想を内面化していた→悪い例を見つくした結果、歴史・心理学・哲学・システム論への興味が増した
父も母も無鉄砲で、子ども2人かかえて関東に移住した→移住して間もなくの数年間(私の脳の発達する時期)は大惨事だった、都内へのアクセスのよい場所が拠点となったため私の可能性が広がった
転校ばかりだった→繊細な気質のためその土地や集団になれることにエネルギーを費やし勉強に集中できない小学生時代だった、親の影響が増すが親が不安定だったので成育環境は悪かった、受験の時期に優秀な集団に居たことで人生を切り拓く能力が磨かれた、人は土地に所属をするのではなく人に還るもの、嫌なことがあれば場所を移ればいいという感覚が身についた、土着的な考えや習慣から距離をとって育つことができた
友人に恵まれた、どこに行っても誰かしらに私は受け入れられると思った
先生に恵まれた、母に私のテストのことを伝えに来てくれた小学校の先生、古典と英語の楽しさを教えてくれた中学校の先生、「問う」ことを教えてくれた高校の先生、哲学、PA、家庭科の先生たち→私が自分の軸を大切にして生きることをサポートしてくれた
異性が寄ってきやすい外側の皮をしていた→男性の理想を演じていればよい思いをすることが多いと学び自己との解離が進んだ、愛情の欠乏由来の恋愛依存、性被害を中学生の頃から受けた、ファッションを楽しむことができた、変なのも寄ってきたが受験の時は成績を上げるのに役立った、自分が見られなかった夢を見ている人は励みになった
集中力、没頭する力、記憶力、周りを見る力、言葉を操る力、
同意のない妊娠→子はかけがえのない存在、元夫の病的な執着がなかったら子の誕生はなかった(子がいなかったら訴訟に持って行ってもいい気持ちはある)
父がDIY好き→家の中のモノは自分でなんとでもできると思うようになった、ノウハウもある程度身についた
NZで触れた価値観、日本人的な思考でいるとトラブルしか生まない、ポジティブさ、気軽な言葉がけ
イギリス、フランス、イタリアの美しさ
海外旅行、息ができる、視覚が大喜び、新しい体験ちょっとした冒険大好き、食生活や文化の違い大好物
授業研究たのしかった
授業で生徒が楽しそうについてきてくれるのもたのしかった
教育現場のめちゃくちゃな環境によって受けたダメージは甚大だった、今ゆっくり自分を振り返る時間がもてている、お金もある程度貯めることができた
オンライン英会話、息ができる、多様な人と交流できる、自分主導で人との距離感を調節できる
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