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日記〻でんせつてきなかいわのまくあけ

3日坊主でも大丈夫、3日間で区切る日記をつづける。

12月20日(金)
日記屋月日会に入会した。
さっそくDiscordサーバーにアクセスし、閲覧のための番号をDMで送る。
「これがtsukihikaiとの伝説的な会話の幕開けだ。」
と鮮やかなメッセージが表示されていて痺れた。
でんせつてきなかいわのまくあけ。
昼過ぎに出社してパタパタと働き、夜に同僚と一緒にBarcosへ行った。
カメラロールを遡ると、去年の4月にむっちゃんと行ったきりなので1年半以上ぶりで心が躍る。
クミンシード入りのキャロットラペや里芋のグラタン、イワシのマリネ、あまーいキッシュや生ハムが並んだ前菜全部盛り。その後に生ハムとモッツァレラと柿のサラダ、牡蠣グラタンをふうふうしながら「柿と牡蠣ですねえ」とにんまりする。
赤ワインを飲んでホワッとしてからお肉。
下仁田ネギのリゾット、フレッシュトマトのパスタも食してお口が最高。
同期がおすすめの漫画を教えてくれたり、海に眠るダイヤモンドがすごいという話で盛り上がってたのしかった。
シェフに「すっごく美味しかったです!」と元気に伝えると「だいたいインスタ見てつくってます」と返ってきてうけた。
Barcosのごはん、いのちのみなもと。


12月21日(土)
昨日ちょーしに乗って飲みすぎたのでものすごい頭痛で目が覚めた。
なんとか起き上がって部屋を整理し、豪勢なお昼ご飯の後にICCへ。
evalaさんの新作、『現われる場 消滅する像』を体感した。
最初に入った《ebb tide》で深く感動。
吸音材でできた山のような構造物にえっほえっほと上り、その後は大の字になったり身体をあずけたりして音に身をゆだねる。動物の声や雨の音から、シームレスに電子音楽につながる。
いま、音が聴こえるというよろこびを享受する。
天井のライトがちらちらと、たまにキラッと輝いて星のようにも見えた。
直視しても目が痛まない光がすき。
閉館時間も近づいて、外に出ると枯葉をざっざっと掃く音がすごい解像度で耳に入る。evalaさんの展示を視ると一時的に耳が高質になった気がしてうれしい。会期中にまた行く。


12月22日(日)
10時30分に次男から電話。
お父さんの容態が急変し良く無いとのこと。
年末の帰省の予定を変更して24日に実家に帰ることにした。
そこから心がずっとざわざわして、予定していた事をいろいろとなしにする。
体の真ん中に黒いもやがかかっている感じで、とりあえず、とりあえずと思ってミネストローネを作る。夜になるまで明日の仕事に少し手をつけた。
M1の本編がはじまり、おみくじで令和ロマンがトップバッターで「うおええあ!」みたいな変な声がでた。第一声の「終わらせましょう。」でもう、優勝したじゃん。と胸が熱くなって、場を盛り上げるという気概を感じて深く感動する。
昼間にふさいでいた気持ちが少しやわらいで助かった。
お笑いってすごいんだな。

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