米国の真の失業率は26.1%?ー失業者の定義に一石投じる

「生活賃金が支払われるフルタイムの仕事を探しているが、それが見つからない人を失業者とする」。この定義を受け入れれば、米国の真の失業率は26.1%という驚異的な数字となるという。Axiosが独占的に共有された重要な新しいデータセットをもとに報じた。データは元米国通貨監督官のジーン・ルートヴィヒ氏が設立したルートヴィヒ共有経済繁栄研究所の新しい試算を根拠にしている。


 公式の失業率は、週に数ドルしか稼げていないような人を除外することで、人為的に低下している。また、仕事を探すのをやめた人や、仕事がないことや、コロナウイルス危機の間に育児の需要によって落胆している人も除外されている。

16歳以上で生活賃金を得ていない人を失業者とすると、失業率はさらに上昇し54.6%になる。黒人アメリカ人では、59.2%だ。

失業の公式定義は、マサチューセッツ州の統計学者キャロル・ライトが、彼が "産業低血圧症 "と呼ばれるものを診断した1870年代にさかのぼる。

「失業者」というラベルを「本当に雇用を望んでいる」男性に限定することで、ライトは失業者数を最小限に抑えることに成功した。
今日まで、正式に失業者としてカウントされるためには、全くお金を稼いでいない必要があり、積極的に仕事を探している必要がある。

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